たんぽぽ舎です。【TMM:No2929】
2016年11月10日(木)地震と原発事故情報-
3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.『税が拡げる格差と貧困』(浦野広明著・あけび書房)を読んで
税の増収・減収の裏側と税金の話から見える日本の構造
(俗称)日本人総背番号制の実態(マイナンバー)
読まなきゃわからなかった・目からウロコの話
永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.インドへの原発輸出反対! 日印原子力協定を阻止しよう
広島市長と長崎市長の国への要請
参考資料
★3.新聞より3つ
◆ベトナム原発計画白紙 日本など受注、財政厳しく
(11月10日東京新聞朝刊7面より抜粋)
◆被ばく元米兵支援「基金1億円超す」 小泉元首相が報告
(11月9日東京新聞朝刊6面より抜粋)
◆【社説】核燃料サイクル いつまで夢の中なのか
(11月7日東京新聞5面より抜粋)
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・脱原発川柳【原発も その他もみんな 嘘ばかり】 乱 鬼龍 (転載自由)
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※11/12(土)学習会・激励交流会にご参加を!
〈第21回東電は責任を取れ連続講座〉
「避難者のおかれた状況と長引く仮設生活」
講 師:伊藤久雄さん(たんぽぽ舎アドバイザー)
木幡ますみさん (福島県大熊町議会議員)
日 時:11月12日(土)14:00より16:30 参加費:800円
・激励交流会『福島県大熊町議会議員 木幡ますみさんを囲んで』
日 時:11月12日(土)16:30より18:30 交流会費:1500円
どちらも会場は、「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
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※11/14(月)学習会にご参加を!
「TPPの食糧問題(遺伝子組み換え食品について)」
講 師:安田節子さん(「食政策センタービジョン21」主宰)
日 時:11月14日(月)18:30より20:30
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.『税が拡げる格差と貧困』(浦野広明著・あけび書房)を読んで
| 税の増収・減収の裏側と税金の話から見える日本の構造
| (俗称)日本人総背番号制の実態(マイナンバー)
| 読まなきゃわからなかった・目からウロコの話
└──── 永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
○ 11月8日表記書籍の著者である浦野先生の講演を聴講しました。
わかりやすく且つ丁寧な語り口に好感を持ち、書籍を購入。
講義後に読み進めたところ、知らないこと知りたくないことのオンパレ
ード。
しかしながら講師の語り口調と同じく、数字を例に文面からも誠実さが
伺える内容で、あっという間に読み終え、本は私の引いた赤や青の線引き
で一杯(字も大きく文体も読みやすく厚さも手頃)
○ 自分自身マイナンバーでは前職で提示不提示で不利益があるなど等、
一契約労働者には脅されているような文言もありの攻防をし、仕方なく提
示した経緯があったので、もっと早くにこの本を読み勉強して攻防すれば
よかったと思うこと多々あり。拒否をすることができる、個人、企業等に
官(公的な)からの不利益は生じないなど、書籍には詳しい事例を入れて、
素人の私でも分かりやすく解説いただいていた。
また税金の徴収制度についてもわかりやすく書かれており、そうなん
だ!と思うことばかり。
現状困っている方などは是非是非、税金の勉強をするべきだなと思う。
○ マイナンバー制から始まる税金、社会保障、各個人情報、などの個人
統制により公にしたくない病歴、家族歴、社会活動の情報なども徐々に筒
抜けになるようである。突っ込みどころ満載のマイナンバー制度ですが、
拒否が増えれば法律は停滞する。
○2回講座の2回目は、11月24日(木)、今回の「税金初めて」の話から、
「ではどうしたら良いのか」など、掘り下げてお話を聞けそうである。
とても楽しみにしています。
(1回目を聴講していなくても、十分お話はわかると思われます、
本を読んだら更にGOOD!)
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┗■2.インドへの原発輸出反対! 日印原子力協定を阻止しよう
| 広島市長と長崎市長の国への要請
| 参考資料
└──── メールマガジン編集部
1.内閣総理大臣 安倍晋三様 外務大臣 岸田文雄様
インドとの原子力協定交渉について(要請)
この協定は、「核兵器を廃絶する上で障害となりかねない」という被爆者
を始めとする多くの市民の考えに反するものであり、「核物質や原子力関
連技術・資機材の核兵器開発への転用の懸念を生じさせる」ものでもあり
ます。(中略)
インドに対しては、何よりも早期にNPT体制に加入することによって、
核兵器開発につながらないように働き掛けていくべきであると考えます。
日本政府におかれては、これまでも被爆地から繰り返し行ってきた協定締
結に向けた交渉中止の要請を今一度、想起していただき、対処することを
強く要請します。
平成28年11月7日 広島市長 松井一實
2.外務大臣 岸田文雄様 長崎市長 田上富久
平成28年11月7日
インドとの原子力協定交渉の即時中止について(要請)
核兵器を保有し、NPT(核不拡散条約)に未加盟のインドと原子力協定を
締結することは、たとえ同国が原子力の平和利用を表明しているとしても、
核物質や原子力関連技術・資機材の核兵器開発への転用が懸念されます。
(中略)
先月27日の国連総会第一委員会における核兵器禁止条約の交渉開始を求め
る決議案への反対に続く日本政府の一連の動きは、「核兵器のない世界」
の実現を待ちわびる被爆者の思いに背くものであり、被爆地としては決し
て看過できません。
日本政府におかれましては、今一度、一日も早い核兵器廃絶を願う被爆者
の思いを真摯に受け止め、協定締結に向けた交渉を中止するよう強く要請
します。
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┗■3.新聞より3つ
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◆ベトナム原発計画白紙 日本など受注、財政厳しく
ベトナム政府が、日本などが受注を決めた中部ニントゥアン省の原発建
設計画を白紙撤回する方針を決めた。ベトナム国会は9日、政府が計画の
中止を求める決議案を10日に提出すると明らかにした。ベトナム共産党は
厳しい財政状況を踏まえ、原発計画を見直すよう政府に指示していた。原
発輸出を成長戦略の一つに位置づける安倍政権にとって大きな打撃とな
る。国会は決議案を22日に採決にかける方針で、政府案通りに可決される
可能性が高い。
ベトナム電力公社関係者は、原発推進という政府方針自体は変わらない
としているが、同国の原発計画が当面、棚上げされることは確実だ。
(後略) (11月10日東京新聞朝刊7面より抜粋)
◆被ばく元米兵支援「基金1億円超す」 小泉元首相が報告
小泉純一郎元首相は8日、京都市で講演し、東日本大震災の救援活動「
トモダチ作戦」の際、東京電力福島第一原発事故の影響で被ばくしたとし
て、米国で東電などを相手に集団訴訟を起こした元米兵らについて「(支
援基金が)1億円を超えた」と報告した。(中略)
原告は震災後に三陸沖に派遣された米原子力空母の乗組員ら。原発事故
の情報が正確に伝えられず、被害を受けたとして2012年、損害賠償訴訟を
起こした。原告は現在計400人以上に増えている。講演会には約300人が参
加。反原発に取り組むNPO法人「市民環境研究所」(京都市左京区)が主
宰した。 (11月9日東京新聞朝刊6面より抜粋)
◆【社説】核燃料サイクル いつまで夢の中なのか
高速増殖炉から高速炉に切り替えて、核燃料サイクルの仕組みを維持し
ていくと政府は言う。「金食い虫」に固執し続けるのはなぜか。「もん
じゅ」を抜きに、核のごみのサイクルは成り立つか。
政府は9月、放っておいても年間200億円もの維持費がかかる高速増殖
原型炉「もんじゅ」を廃炉にし、高速炉の研究に切り替える方針を打ち出
した。
原子力大国フランスで計画中の高速炉「ASTRID」を共同開発する
ことで、核燃料サイクル施設は維持していくという。
高速増殖炉と高速炉。普通の原発と、どこがどう違うのか。
通常の原発では、中性子をウランに当てて核分裂を起こさせて、放出さ
れる膨大な熱エネルギーを電気に変える。(中略)
一方、使用済み核燃料の中に含まれるプルトニウムに中性子を高速のま
まぶつけてやるのが、高速増殖炉。核分裂でプルトニウムがどんどん増え
ていくから、増殖炉と言われている。
要は、使用済み核燃料をリサイクルするための原子炉だ。
高速炉では、普通の原発で発生した使用済み核燃料に高速中性子を当て
て、処理しやすい別の核種に転換するのが狙いである。(中略)
原発に、より高度な安全性が求められる3・11以降のこの時代、際限
なく負担も膨らむ恐れがある。「金食い虫」とそしられながら見果てぬ夢
を追いかけた「もんじゅ」の轍(てつ)を踏んではならない。
「もんじゅ」抜きでも、核燃料サイクルのシステム自体が「金食い虫」
に違いない。「増殖」の次は「サイクル」の看板をきっぱり下ろし、立地
地域の設備と人材を活用し、あふれ出す核のごみの減量や処分法の開発
に、真正面から力を注ぐべきではないか。
(11月7日東京新聞5面【社説】より抜粋)
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