たんぽぽ舎から TMM:No2935

たんぽぽ舎です。【TMM:No2935】
2016年11月17日(木)地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.川内原発再稼働阻止の「全国集会」(11月13日)に参加して
2度と動かさないで!さよなら川内原発に2000人
東京からは「再稼働阻止全国ネットワーク」のけしばさん・
橋本あきさんがアピールをした  (I・K)
★2.【原子力防災訓練/泊村村民からの情報】報告
問題点:避難者に対するスクリーニング(体表放射線測定)や
車の洗浄もなく      道民視察団:マシオン恵美香
★3.よくもぬけぬけと日本の原発は世界一の安全基準
なんていえるものだ
「トモダチ作戦」において被ばくしたとする元米兵を支援
1億円を超える寄付
小泉純一郎(11月17日「日刊スポーツ」より)
★4.新聞より3つ
◆美浜3号機運転延長認可 老朽原発「例外」次々
規制委、3基目     (11月17日東京新聞朝刊1面より抜粋)
◆関電「発祥の地で永続的に事業」40年ルール軽視 再び
美浜3号機延長認可   (11月17日東京新聞朝刊3面より抜粋)
◆国民の意思 ないがしろ「解説」
(11月17日東京新聞朝刊1面より抜粋)
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・脱原発川柳【原発の プロパガンダの 嘘見抜け】 乱 鬼龍 (転載自由)
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※11/22(火)学習会にご参加を!
「フクシマの放射能汚染」
年間20ミリシーベルトを下回れば人が住めるのか?

お 話:小澤洋一さん(南相馬・20ミリ撤回訴訟原告団事務局長)
日 時:11月22日(火)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※11/24(木)学習会にご参加を!
「格差と貧困はなぜ拡大か」(その2)
日本版タックスヘイブン(租税回避)VS庶民大増税

お 話:浦野広明さん(立正大学法学部客員教授 税理士)
日 時:11月24日(木)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.川内原発再稼働阻止の「全国集会」(11月13日)に参加して
|  2度と動かさないで!さよなら川内原発に2000人
|  東京からは「再稼働阻止全国ネットワーク」のけしばさん・
|  橋本あきさんがアピールをした
└──── (I・K)

11月13日の川内原発は2度と動かさない!『さよなら原発!11・13全国
集会』に参加してきました。5年ぶりの空の旅、しかも一人で不安で
いっぱいでしたが、いろんな人に支えられて無事帰ってきました。

◎1日目 鹿児島空港からバスで川内へ(約1時間10分・1550円)先に
行っていたYさん他が駅まで迎えに来てくれて久見崎テントへ念願のテン
トに来られて感無量。
想像していたよりずっと広い場所にテントがいくつも建っていて驚い
た。すでに鹿児島のKさん四国のIさんなどが来ていて夜は東京から来た
人のためにと歓迎会を開いてくれた。色々工夫されたテントの中での楽し
いパーティーだった。
私は川内にホテルをとってあったので下戸のIさん(経産省前テントの
人です)この日は偶然Iさんが3人もいた。

◎2日目 川内から現地の人がチャーターしたマイクロバスで会場へ
バスの中で現地の人が現状を話してくれた。三反園知事が推進派の議員
に囲まれて大変な様子。彼を支えていくことが大事だと言っていた。
12時半ごろ会場に着いたらもう人がいっぱい。そこで宮崎のUさんと合
流した。カラフルな舞台の上には発言者がもう勢ぞろい。
鎌田慧さんの「避難計画を作らなくてはならない産業はおかしいでしょ
う!」という言葉に共感する。
東京からは「再稼働阻止全国ネットワーク」のけしばさん・橋本あきさ
んがアピールをした。集会の最後に11・13集会アピール「許されざるも
の・原発」が読み上げられパレード出発。「川内原発再稼働反対!ふるさ
と汚す原発いらない!未来を汚す原発いらない!三反園県知事がんばっ
て!」などのコールを上げながら歩いた。警官は交通整理の人だけ、東京
と違うなあと思いながら歩く。

◎3日目 また川内駅まで迎えに来ていただいて久見崎へ原発ゲート前で
毎日やっているという抗議行動に参加した。
通る車のほとんどは原発の中へ入っていく、ゲート前には数人の警備員
がいて車の来るたびに柵を開けたり閉めたりしていた。時折タクシーで来
る人もいて幹部の人かな?なんて思いながら見ていた。
千葉のIさん、Sさんが従業員へ呼びかけのアピールをし、最後にN
さんが「ひとば殺して金儲け!」と叫んで終了。合間に街宣車から原発反
対の歌も流れてにぎやかだった。
私とYさんは折角だからと展示館見学。初めて実物大の原子炉模型を見
て複雑さに驚いた。安全でクリーンだということを宣伝しているような展
示のような気がした。
その後テントで、Bさんの作ってくれた昼食を頂き、またまた川内駅ま
で送って頂いて空港バスに乗る。本当にテントの皆様お世話になりました。
(「テント日誌11月15日 経産省前テントひろば1807日後」より抜粋)
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┗■2.【原子力防災訓練/泊村村民からの情報】報告
|  問題点:避難者に対するスクリーニング(体表放射線測定)や
|  車の洗浄もなく
└──── 道民視察団:マシオン恵美香

現在、11月13.14日に行われた原子力防災訓練の視察団の報告をまとめ
ているところですが、以下に視察内容とは別に、泊原発立地自治体住民の
避難訓練関連情報をお知らせします。

【原子力防災訓練で一時避難所への移動をした泊村村民からの情報】
◎訓練実施については、泊村役場からの文書で参加希望の募集があった。
参加可能な住民は、バスか自家用車どちらで参観するか事前に役場に届
け出た。
数日後に職員が参加すると申し出た村民宅を訪問、首からかけるタイプ
の参加証、車による避難をしたと記す自宅に貼るためのステッカー、説明
する文書など一式を受け取ると共に、口頭で避難訓練の流れなどの説明を
受けた。
配布された文書には、交通費(ガソリン代、高速料金)の支給について
記されていた。
文書への記載はなかったが、住民からの質問に対し、「原子力避難訓練
に参観すると5000円の日当が来月以降に支給される」と村役場の職員が口
頭で答えた。
泊村では支給されるとお知らせがあったが、共和町ではそのような話は
聞いていない。
◎原子力防災訓練開始のお知らせは村内有線街頭放送があった。
初日は8:30に第一報、8時45分に携帯電話に防災情報の警告情報として連
絡があった。1度目は日本語、その後、2度目のお知らせは英文だった。
※道民視察団がとまりん館に居た14:30に丁度、数度目の役場からの街頭
放送があり、「要配慮者は高台に避難を開始、一般住民は屋内退避するよ
うアナウンスがあった。
◎中学生、小学生、保育園児は公の訓練業務として行った。
◎一時避難所(指定された一時避難所の札幌市南区アパホテル)で食べた食
事はカレーライスで、ミネラルウォーターが無料で支給された。
<以下は問題点の指摘>
泊村からの避難者に対するスクリーニング(体表放射線測定)や車の洗浄も
なく、いきなり札幌市南区の一時避難所へ向かった。
今回の避難訓練では泊村民に対し、洗浄水の浄化設備もなかった。
中学生、小学生、保育園児の順で、一時避難所のホテルに、スクリーニン
グなどのチェックなく入ったが、実際の避難では、他自治体に「放射能を
持ち込んだ」ことになりはしないか?
参考 http://uhb.jp/news/?id=555
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┗■3.よくもぬけぬけと日本の原発は世界一の安全基準
|  なんていえるものだ
|  「トモダチ作戦」において被ばくしたとする元米兵を支援
|  1億円を超える寄付
└──── 小泉純一郎(11月17日「日刊スポーツ」より)

講演で、政府の原発再稼働方針を批判した小泉純一郎元首相
○小泉純一郎元首相(74)は16日、都内で講演し、首相時代に原発政策を推
進しながら、退任後に原発ゼロを訴えていることについて「私はぶれない
といわれてきたが、これだけはぶれたね」と話した。
その上で「考えが変わった方が良ければ変わる。(首相当時は)原発は
安心安全、コストが安いといわれていたが、勉強すればするほどそれが違
うことが分かった」と強調。「原発は金まみれ、金食い虫の最たる産業
だ。私が生きているうちに、原発をゼロにしたい。原発ゼロは壮大な事業
だが、まぼろしではなく、やればできる夢の事業だ」と述べた。

○原発再稼働の方針を崩さない安倍政権に対し「再稼働なんてどうかして
いる。よくもぬけぬけと、日本の原発は世界一の安全基準なんていえるも
のだ」と、安倍晋三首相の姿勢も批判。「原発を海外に輸出するのではな
く、日本の自然エネルギーの使い方を発展途上国に輸出する方が、はるか
にいい」とも述べた。

○一方、小泉氏は、東日本大震災時の「トモダチ作戦」において被ばくし
たとする元米兵を支援するための基金に、今年7月の設立からの約4カ月
で、1億円を超える寄付が集まったことを明らかにした。
元米兵たちは米国で、東京電力などを相手取り訴訟を起こしており、原
告は400人以上にのぼる。小泉氏は今年5月、米国で10人の元米兵に会った
際、健康被害を目の当たりにしたことから、生活支援などのための寄付を
募り始めた。当初は1億円を集める目標を来年3月に設定していた。
そんな中、大阪市では、建築家の安藤忠雄氏の呼びかけで、1人1万円
の会費で小泉氏の講演会を企画し、約1300人が集まったという。この日
も、同額の講演会だったが、約800人収容の会場に入りきれずに、立ち見が
出るほどの聴衆が集まった。
小泉氏は、「つい最近、1億円が集まった。ありがとうございます」と
涙を流して謝意を示し、「支援額は多ければ多い方がいい」として、今後
も寄付を継続する意向を示した。
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┗■4.新聞より3つ
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◆美浜3号機運転延長認可 老朽原発「例外」次々 規制委、3基目

原子力規制委員会は16日、定例会合を開き、運転開始から40年を迎える
関西電力美浜原発3号機」(福井県)の運転延長を認可した。老朽原発の
運転延長は関電高浜1,2号機(同)に続き2例目。東京電力福島第一原発
事故を教訓に原発の運転期間を「原則40年」と定めたルールは骨抜きにさ
れた。
会合では規制委メンバーが、2004年に作業員死傷事故の原因となった配
管の破断に触れ、「明らかに劣化によるものだった。運転延長では、今の
点検箇所だけで大丈夫かも考えながらやっていく必要がある」と指摘し
た。(後略)(11月17日東京新聞朝刊1面より抜粋)
◆関電「発祥の地で永続的に事業」 40年ルール軽視 再び
美浜3号機延長認可

関西電力美浜原発3号機(福井県)の運転延長認可で原発の「40年運転ル
ール」は形骸化した。老朽原発活用に道筋が付き、2030年の電源構成で原
発比率を「20~22%」とする政府の路線を後押しする形となったが、政府
が目標達成に必要な方策を明示しない中、業界には新増設やリプレース(立
て替え)の思惑もくすぶる。(後略)
(11月17日東京新聞朝刊3面より抜粋)
◆国民の意思 ないがしろ

「解説」
福島第一原発事故の反省を踏まえて改正された原子炉等規制法が原発の
運転期間を40年と定めてからまだ4年。当時の民主党政権が「極めて例外
的」としていた運転延長に早くも2例目(計3基目)が加わった。再稼働へ
国民の理解を得るために導入された「40年ルール」だが、例外が相次ぐよ
うでは到底、その目的は果たせない。 (中略)
本社加盟の日本世論調査会の今月の世論調査で原発再稼働に58%が反対
するなど、国民の厳しいまなざしは変わっていない。
将来は、既に新規制基準に適合した原発も運転40年を迎える。新基準の
審査と重なったこれまでの3基と比べ、延長は容易になる見込み。原子力
規制委員会の田中俊一委員長は16日の会見で「40年は一応原則。見直しは
考えていない」と強調したが、例外がひとつ認められるたび、「40年ルー
ル」に込められた国民の意思はないがしろにされていく。
(11月17日東京新聞朝刊1面より抜粋)

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