たんぽぽ舎です。【TMM:No2997】
2017年2月9日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.40年で、この際、原発のない社会をつくろう!
「再稼働反対!原発のない福井をつくろう!福井県集会」開催(1/29)
若狭・嶺南で百回近いアメーバデモ・チラシ配布を続けてきた
アメーバデモは私をいっぱい成長させてきた
稲村守(さいなら原発・びわこネットワーク)
★2.短信 3つ
メールマガジン3000号、テントちらし、韓国キャンドル市民革命
柳田 真(たんぽぽ舎)
★3.書籍の紹介 (その2)「がれき処理・除染はこれでよいのか」
熊本一規、辻 芳徳 著
★4.メルマガ読者からイベント案内(お問い合わせは主催者へお願いします)
◆ 「身近に進む戦争への道」(2月25日)
★5.新聞より2つ
◆ 新潟知事、柏崎刈羽の早期再稼働を否定 福島事故独自検証に
「3、4年」 (2月9日東京新聞3面より)
◆<汚染土再利用>実証実験3000ベクレル以下、疑問視も
(2月5日毎日新聞より)
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※連続講演会にご参加下さい。
シリーズ・韓国「市民キャンドル革命」を知る5回連続講演会
第4回「『キャンドル革命』と韓国の若者の状態」
日 時:2月12日(日)18時30分開始(開場18時)21時まで
講 師:李大洙(イデス)牧師
講 演:「『キャンドル革命』と韓国の若者の状態」
場 所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) TEL:03-3238-9035
主催:寺島しげひろ&たんぽぽ舎
後援:NPO法人NNAA&日韓/韓日反核平和連帯 参加費:800円、学生400円
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┗■1.40年で、この際、原発のない社会をつくろう!
| 「再稼働反対!原発のない福井をつくろう!福井県集会」開催(1/29)
| 若狭・嶺南で百回近いアメーバデモ・チラシ配布を続けてきた
| アメーバデモは私をいっぱい成長させてきた
└──── 稲村守(さいなら原発・びわこネットワーク)
「サヨナラ原発福井ネットワーク」が主催し、原発反対福井県民会議などの反
原発団体が協賛し、1月29日、福井県敦賀市で「再稼働反対!原発のない社会をつ
くろう!福井県集会」が開かれた。福井県内各地と関西からの参加者がこもごも、
「40年を経過し、原発のない福井をつくろう。(高浜原発・大津地裁仮処分)大
阪高裁抗告審勝利を勝ち取ろう」と意思統一した。
まず集会参加者は会場前を出発して、市内を赤旗なびかせデモ行進。集会は若
泉政人さんの主催者あいさつの後、福井県民会議代表の中嶌哲演さんが、小浜市
で3回にわたって原発建設を阻止した闘いとその後の中間貯蔵施設をストップさせ
た闘いを報告。「ぜひ原発のない福井県をつくる参考にしてほしい」と。そして、
高浜原発至近の高浜町音海地区で昨年末高浜原発1.2号機運転延長反対を自治会決
議したことに、「若狭の原発を考える会」が直ちに感謝のチラシ全戸配布をされ、
原発の電気を使用してきた大都会に住むものとしての自省の念から始められ、原
発地元の皆さんに感謝の言葉を述べられているチラシの内容に感動されたと語っ
た。
井戸謙一弁護団長の原発問題の基礎が大転換しているという詳細・的確な裁判
闘争状況報告の後、2年半前から若狭・嶺南で百回近いアメーバデモ・チラシ配布
を続けてきた仰木明さんと橋田秀美さんから発言があった。橋田さんは「町から
町へ、路地から路地へ、鳴り物入りでチラシ配布宣伝、署名集めもしてきた。私
は2年前から参加、月2回のアメーバデモ。最初のうちは窓を閉め、拒絶反応だ
ったが、今は駆け寄り、手を握って『ごくろうさん』と言ってくださる方も出て
いる。美浜の人に話をしたら、『原発はいやや』とものすごく悲しい顔をされて
いた。自分の足と目で見、香りをかぎ、つかんできた。今年の1月4日の音海訪問
の後、翌5日にさらに目の前に高浜原発がある2つの地区を訪問した。本当に目の
前に原発がある。質問したら、『そらあんた怖いで』と。わかめも取れんし、温
排水を流してきて、若い人はいなくなる、と。そこに行かないとわからない臨場
感がある。アメーバデモは私をいっぱい成長させてきた。京都で集会して、デモ
してもわからないことだ」と。
集会アピールを採択し、2月には今日の皆さんで大阪高裁を取り囲む勢いで頑
張ろうと、司会者のまとめで閉会した。
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┗■2.短信 3つ
| メールマガジン3000号、テントちらし、韓国キャンドル市民革命
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
1.たんぽぽ舎の日刊(月-土曜)メールマガジン-地震と原発事故情報-が2月
14日(火)に3000号を迎える。
2011年3月11日の東電福島第一原発の苛酷事故=大惨事の日から今日まで日刊で
出し続けられたが、しかし、3・11以前は週1回位の発行であった。毎日出し続け
ることにはいくつかの困難と苦労もあったが,読者からの励ましもあった。
2月14日に「3000号を記念して」の文を掲載する予定。原発ゼロの社会をめざ
して!
2.経産省前テントひろばのカラービラ(A4版・ヨコおき・両面)が好評だ。
ビラの表にはテントは撤去できても「脱原発」の想いを撤去することは出来な
い!と記してある。テントとその周辺と国会も含めた「略図」が分かり易い。
裏面には資料が豊富で、経産省の4つの大ウソ、主な反原発団体(10)のホーム
ページ-ブログの紹介、テントひろばのこれまで(2011.9.11に建設から今日ま
で)、全国の原発地図、反原発美術館などが紹介されている。 電話:070-
6473-1947
3.シリーズ(全5回)韓国の「市民キャンドル革命」を知る連続講演会が、毎回多
彩な人々で、内容も深く盛況だ。韓国の「市民革命はどこに行くのか(映像上映)
も好評。
土曜の定例デモが、零下15度で35万人参加と聞くと驚く(韓国の人口は日本の約
半分6000万人)。100万人の大衆行動・デモで朴大統領を弾劾-打倒しつつある(選
挙でなく大衆行動で打倒)
4回目(2月12日日曜日18:30-21:00)
5回目(2月18日土曜日18:30-21:00) 参加歓迎
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┗■3.書籍の紹介 (その2)
| 「がれき処理・除染はこれでよいのか」熊本一規、辻 芳徳 著
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「東北がんばれ!それってただ言葉だけだったのか?東北のがれきが処理され
ないのは他府県が搬入を拒否しているからだ」「放射能が怖いという無知から来
る身勝手な言い分。自分だけ良ければいいのか」―震災がれきの広域処理で、反
対する市民に投げつけられる政府・マスコミの非難のことば…。はたして本当に
そうなのか?
IAEA(国際原子力機関)の安全基準に照らしても80倍も甘く基準緩和し、
放射性廃棄物として厳格に保管・隔離されなければならない物を日本全国にばら
まく広域処理は、国民の健康に脅威をもたらすだけだ。
そして、避難区域への住民の帰還推進で進められる除染事業。しかし放射能物
質は除染によって減少することはない。がれき利権と除染利権に群がるゼネコン
や原発関連業者。いま必要なのは放射性物質の隔離と住民の避難なのだ。本書は、
問題点をていねいに解き明かす。
目次
第1章 がれき広域処理とその仕組みづくり
第2章 がれき焼却は放射能汚染をもたらすか
第3章 放射性物質を汚染循環に入れる愚策
第4章 誰のための広域処理か
第5章 地元主体・被災者救済の復興を
定価1,900円+税 緑風出版
※この本はたんぽぽ舎でも扱っています。
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内
| (お問い合わせは主催者へお願いします)
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◆ 「身近に進む戦争への道」(2月25日)
「身近に進む戦争への道」のタイトルで、私たちの周りで気付かぬ間に進む
「戦争への道」を皆さんで話し合う企画を持ちました。
かつて民間の日赤の看護婦さんに赤紙が送られ戦地に送られたこと、昨年に
は民間船員・船舶の有事動員体制づくり、紛争地への運搬の懸念される事態が
起きています。
日 時:2月25日(土)午後1時半~3時半
場 所:ルネ門前仲町コミュニティセンター2階集会室(越中島1-3-1)
東西線門仲駅から徒歩10分 深川スポーツセンターの奥
お話しする人:寺島通江さん(従軍看護婦の体験を語り継ぐ看護師)
上原磐一さん(海運九条の会)
参加費:無料
※お二人の話を聞きながら、皆さんの思いや体験を自由に話し合って
みませんか?
多数のご参加をお待ちしています。 大内090-8346-8551
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┗■5.新聞よりつ
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◆ 新潟知事、柏崎刈羽の早期再稼働を否定 福島事故独自検証に
「3、4年」
新潟県の米山隆一知事は8日、本紙などのインタビューで、県技術委員会によ
る東京電力福島第一原発の事故原因などの検証について「3、年で終わる」と見
通しを示した。同時に東電柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の再稼働を巡る議論
は、県技術委の検証結果が出てから行うべきだとの考えも強調し、同原発の早期
再稼働の可能性を事実上否定した。
原発の再稼働に地元の同意が必要との法的規定はない。しかし、政府のエネル
ギー基本計画は立地自治体などの理解を得ることを求めているため、地元知事の
意向が影響する。
県と柏崎市、刈羽村が東電と結んでいる安全協定は「福島原発の事故以降、安
全に対する考え方が大きく変わっている」として見直す考えを示した。
昨年7月に脱原発を掲げ当選した鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事
との連携に関しては「一緒にやろうと言われれば一緒にやる。そこは三反園氏の
判断だ」と述べた。
米山氏は柏崎刈羽原発の再稼働が争点になった昨年4月の知事選で、反対を鮮
明にした共産、自由、社民三党推薦で立候補し、初当選した。柏崎刈羽原発は
2012年3月以降、全7基が停止している。
(2月9日東京新聞3面より)
◆<汚染土再利用>実証実験3000ベクレル以下、疑問視も
東京電力福島第一原発事故による汚染土を巡り、環境省は再利用に向けた実証
実験を行うが、汚染土1キロ当たりの放射性セシウム濃度8000ベクレルを再利用
の上限値としながら、実験では3000ベクレルまでしか使わないことが分かった。
実験場となる福島県南相馬市の強い反発を受けたものだが、専門家は「8000ベク
レルでの影響を測定しなければ実験の意味は無いに等しい」と疑問視している。
【日野行介】
実験は南相馬市にある汚染土の仮置き場で実施し、汚染土入りのフレコンバッ
グ約1000個を開け、盛り土を作って放射線量を測る。線量が一般人の年間被ばく
限度の1ミリシーベルト以下に収まるかなどを確認し、費用は約5億円。結果は
来年度以降にまとめる見通し。
環境省は昨年6月、8000ベクレルを上限に公共事業の盛り土などに汚染土を再
利用する方針を決めた。一方、南相馬市などは東日本大震災直後から、海岸防災
林などの整備のためにコンクリートがれきなどを分別して再利用することを国に
要望。
環境省は当初、難色を示したが、2011年12月に3000ベクレル以下という基準を
決めて認めていた。毎日新聞の情報公開請求では、昨年9月末までに南相馬市と
浪江町、楢葉町の1市2町での防災林の造成工事などに約35万トンが使われてい
る。
こうした経緯から、同市の桜井勝延市長は昨年6月に環境省の関荘一郎事務次
官(当時)を訪問。「今まで(の3000ベクレル以下という基準)と違うのはどう
いうことだ」と疑問を示し、同市内での実験では8000ベクレルの汚染土を使わず、
3000ベクレル以下での使用を要望したという。
桜井市長は「そうじゃないと整合性が取れない。環境を守るための省庁が、自
分たちが作った基準を緩めるというのはつじつまが合わない」と憤る。
環境省は3000ベクレルまでしか使わないことを取材に認め、実験で使う汚染濃
度は平均で2000ベクレル程度にするとしている。
◇実験の意味ない
明治学院大の熊本一規教授(環境政策)の話
実験の意味はないに等しく、まともな実験とは言えないだろう。それでもやる
のは、安全性の確認以外に本当の目的があるのではないか。手続きを踏んでいる
ように見せかけて、基準を緩和しようとしているようだ。
処理コストを抑えるために中間貯蔵施設で保管する量を減らしたいのだろう。
結論ありきで基準を緩和するなど環境規制として論理が逆さま。科学的でも何で
もない。
(2月5日毎日新聞より)
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故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
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件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
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