たんぽぽ舎です。【TMM:No3257】
2017年12月27日(水)地震と原発事故情報-
6つの情報をお知らせします
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★1.埼玉県議会が「原発再稼働」を求める意見書!12/22採択
「世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められた
原子力発電所の再稼働を求める意見書」の撤回を求める
要請文にご賛同をお願い致します
福島県郡山市「虹とみどりの会」
★2.「山谷支援年末年始助け合い運動」にご協力ありがとうございました
全国各地から物資196箱とカンパ金のご支援が寄せられました
山谷地区「年末年始の共同炊事などの予定」お知らせ
★3.書籍の紹介
『患者よ、がんと賢く闘え!』放射線の光と闇
西尾正道(北海道がんセンター名誉院長)著
★4.メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)
原発環境整備機構幹部が動員要請 複数の東電社員にメール…ほか
黒木和也 (宮崎県在住)
★5.太陽系外からきた初めての彗星
秒速約30キロ以上、地球衝突なら大変なことに…
警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その227
島村英紀(地震学者)
★6.新聞より1つ
◆「自然エネの送電線利用を」原発ゼロ連盟 エネ庁に改善要請
(12月27日東京新聞朝刊3面より抜粋)
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・脱原発川柳【脱原発 1年の計 万年の計】 乱 鬼龍(転載歓迎)
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※2018/1/10(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.大飯原発再稼働やめろ!関電東京支社抗議行動
日 時:2018年1月10日(水)17:30より18:15
場 所:富国生命ビル前(地下鉄三田線内幸町駅A7出口すぐ)
よびかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」
TEL 070-6650-5549
2.第52回東京電力本店合同抗議のご案内
東京電力は日本原電の債務保証をするな!
東京電力の傲慢、独善、隠蔽、無責任体質は現在も継続中です
東京電力へ抗議の声を挙げましょう
日 時:2018年1月10日(水)18時30分より19時30分頃まで
場 所:東京電力本店前
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟ほか128団体
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※たんぽぽ舎は、12月29日(金)より2018年1月8日(月・休)まで
冬休みとさせていただきます。メールマガジンもお休みとなります。
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┗■1.埼玉県議会が「原発再稼働」を求める意見書!12/22採択
| 「世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められた
| 原子力発電所の再稼働を求める意見書」の撤回を求める
| 要請文にご賛同をお願い致します
└──── 福島県郡山市「虹とみどりの会」
賛同いただける個人・団体は、都道府県・名前をご連絡ください。
よろしくお願いします。
へびいし郁子< h-cosmos@alto.ocn.ne.jp > まで。
第一次締切 2017年12月27日24時 第二次締切 2018年1月10日24時
※埼玉県議会93名(欠員6)の構成
自民52、民進・無9、公9、県民8、共5、改3、無1
「意見書」に賛成は、自民、県民会議。
反対は、民進・無、公、共、改革。
要 請 書
埼玉県議会議長
小林哲也 様
福島県 虹とみどりの会
「世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められた原子力発電所の再
稼働を求める意見書」の撤回を求めることについて
2017年12月22日(金)に貴県議会において「世界で最も厳しい水準の規制基準に
適合すると認められた原子力発電所の再稼働を求める意見書」が採択されたとの
報道がありました。現地では、早速貴議会に対して、抗議行動等行われています。
2011年3月の東日本大震災・津波・東京電力福島原発事故の影響で、福島県は
甚大な被害を受けました。故郷を離れ、健康を害し命を失った方は大勢おり、そ
れらの辛苦を乗り越え厳しい状況の中、互いに励まし助け合いながら暮らし続け
て今日に至っております。
そういった福島県民の生活状況に一切触れることなく、原発の再稼働を求める
意見書が採択されたことに対して、私たちは恐怖を覚えます。
意見書採択に賛同した方々に問いたいです。
「本当に福島県に来て現地調査をしましたか。被災者の言葉をどれだけ聞きま
したか。今も避難している方がどんな思いで暮らしているかご存知ですか。原発
事故で人間の尊厳と人権を奪われた現実をどう思いますか」と。
原発事故の被害をつぶさに知ることも無く、軽々と再稼働の判断をされては困
ります。フクイチ4つの廃炉は、いつ完了するのでしょう。汚染水はいつ無くな
るのでしょう。排気塔の腐食は止まっていますか。放射性廃棄物は、住宅地の中
にまだ埋められたままです。子どもたちの甲状腺がんは、検査の度に増えていま
す。
私たちは、日々健康に気をつけ生業その他様々な気苦労を重ねながら、6年9
カ月間、日本の政治の行方を注視してきました。
貴県議会議員の方々はぜひ福島県に来て、なぜ原発の再稼働に賛成をするのか
県民に説明と質疑応答する場を設けてください。
真摯に被害者の言葉を聴くことが政治家の第一歩の務めではないでしょうか。
そして原発無しで安心安全な暮らしの実現をめざしてください。
賛同署名を添えて以下要請します。
要請事項
1、12月22日に採択された「世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認め
られた原子力発電所の再稼働を求める意見書」は撤回してください。
※「意見書」本文については、下記をご参照下さい。
http://www.pref.saitama.lg.jp/e1601/gikai-gaiyou/h2912-5.html#a5
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┗■2.「山谷支援年末年始助け合い運動」にご協力ありがとうございました
| 全国各地から物資196箱とカンパ金のご支援が寄せられました
| 山谷地区「年末年始の共同炊事などの予定」お知らせ
└──── たんぽぽ舎(担当 沼倉潤)
○36回目の「2017-18山谷越冬支援・年末年始助け合い運動」も全国各地の皆様の
ご協力により、たくさんの毛布や衣類、お米、日用品などの支援物資と多額のカ
ンパ金が「たんぽぽ舎」に寄せられ、2度にわたって「山谷労働者福祉会館」に
トラックで搬送することが出来ました。
送られてきた物資には心暖まる激励のメッセージや、行政の対応に怒りを覚え
たというお手紙が添えられていましたので、山谷労働者の皆さんにお伝えしてい
きたいと思います。
支援物資を送って頂いた皆様、ボランティアで作業に携わって頂いた方々、並
びにチラシやメールを拡散し、助け合い運動を呼びかけて下さった皆さんに心よ
りお礼申し上げます。
なお、支援カンパ金の合計額については、現在、たんぽぽ舎で集約中です。
カンパをお送りいただいた方には、少し時間がかかりますが「山谷労働者福祉
会館」より領収書をお送りできると思います。
○また、「山谷労働者福祉会館」より、以下のような行動スケジュールが明らか
になっておりますので、皆様にお知らせいたします。
「山谷労働者福祉会館」 台東区日本堤1-25-11
《山谷地区での取り組み[2017年12月29日~2018年1月》
・共同炊事作業 12/29(15時頃より、17時夕食)~1/3(15時頃より、17時夕食)
・学習会 12/30(12時~)「白手帳・排除」について
・芝居、年越しそば 12/31(18時~)
・もちつき 1/1(12時)隅田川 1/2(12時)上野
・生活保護相談 1/3(10時) 1/4生活保護集団申請・職安行動
・衣類分配 1/7(15時~)上野共同炊事
・1月7日以降は毎週日曜日、共同炊事を実施。
[上野公園くじら前 15時(第1、第3日曜)]
[隅田川山谷堀広場 15時(雨天は桜橋) 15時(第2、第4、第5日曜)]
(行動予定の詳細、場所などについては沼倉までご連絡願います。
080-1012-4661)
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┗■3.書籍の紹介
| 『患者よ、がんと賢く闘え!』放射線の光と闇
| 西尾正道(北海道がんセンター名誉院長)著
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今後のがん医療の課題と、疑似科学的物語で放射線による
健康被害を過小評価している問題について、
ラディカルな思考視点を提示する好著。
第1部 放射線の光の世界を求めて-がんと賢く闘う
第2部 放射線の影の世界を考える-核汚染の時代を生きる
第3部 日本の医療と健康問題を考える
※案内ビラより
発行:旬報社 A5判 272頁 定価1728円(税込)
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┗■4.メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)
| 原発環境整備機構幹部が動員要請 複数の東電社員にメール…ほか
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.原子力発電環境整備機構幹部が動員要請 複数の東電社員にメール
東京新聞2017年12月26日21時06分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017122601002118.html
2.原発、新設必要が優勢=エネルギー計画見直し議論-経産省
時事通信12/26(火)20:08配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171226-00000126-jij-pol
3.<大飯原発>運転差し止め仮処分申請 住民2人、大阪地裁に
毎日新聞12/26(火)7:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171226-00000012-mai-soci
4.政治ネタが話題 冠番組終了のウーマン村本“圧力騒ぎ”の顛末
日刊ゲンダイDIGITAL 12/26(火)9:26配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171226-00000007-nkgendai-ent
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┗■5.太陽系外からきた初めての彗星
| 秒速約30キロ以上、地球衝突なら大変なことに…
| 警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その227
└──── 島村英紀(地震学者)
ちょっと前になるが10月14日は地球にとって特別の日だった。初めて確認され
た太陽系外から飛び込んできた天体が地球に最接近する日だったからである。
流れ星や流星群というものがある。これらは宇宙を飛び回っている隕石が地球
の大気圏に飛び込んできて光るものだが、そのすべては太陽系のなかの出来事だ
った。
たとえば流星群は毎年同じころに特定の星座の方向に現れる。2017年のふたご
座流星群は12月14日16時頃に極大で、世界各地で見られた(註)。
しかしこれも、その星座から来たものではない。太陽系のなかにある隕石群に
太陽のまわりをまわっている地球が毎年、同じ時期に同じところに飛び込むから
見えるだけで、その星座とは関係がない。所詮、太陽系の中だけの話なのだ。
だが、10月の小天体は、その軌道を観測したところ、明らかに太陽系の外から
太陽系に飛び込んできたものだった。つまりほかの恒星系からやってきたものだ
ったのだ。いままで、このように外から来た天体が見つかったことはない。
どこから来たものかは分からない。だが、いちばん近いケンタウルス座α星さ
えも1秒間に30万キロ走る光の速度で4年以上もかかる遠いところだから、途方
もなく遠くからやってきたことになる。
この小天体は秒速約30キロ以上というとてつもない速度で太陽系のなかに飛び
込んで来た。
そして9月9日に太陽に最接近し、その後、太陽の引力の影響を受けて軌道を
大きく曲げた。10月14日には地球から2400万キロのところまで接近したが、地球
と衝突することはなかった。
恒星間物体の衝突は速度が大きいから同じ重さの太陽系の小天体よりもはるか
に大きなエネルギーになる。もし、衝突したら大変なことになるところだった。
小銃から撃った弾丸の速度は毎秒1キロほど、戦車や軍艦を通す徹甲弾でも毎秒
2キロほどだから、数十倍も速いことになる。
速度が遅い太陽系の小天体でも、6600万年前にメキシコ湾に落ちた大きな隕石
はマグニチュード(M)10にもなる震動や高さ300メートルを超える巨大な津波を生
んだ。M10の地震とは過去100年間に世界で起きたすべての地震が同時に発生する
ような大きさだ。
この小天体は珍しい形をしていた。いままで太陽系で見つかった小天体とはま
ったく違う外観で、その直径は400メートル以下だが、長さはその10倍以上もあっ
た。つまり葉巻のような長細い形をしている。いままで太陽系で見つかった天体
だと、長さはせいぜい幅の3倍ほどだったから、この小天体は異例に長い。
色も太陽系の天体とは違って赤っぽい。これは金属か、または炭素を多く含む
物質でできているせいだと考えられている。
この小天体は地球から遠ざかっている。いま、火星の軌道よりも外側を飛んで
いて、2019年1月には、さらに外側の土星の軌道を越える。
この小天体は、もう太陽系には戻ってはこない。はるか宇宙の彼方に飛び去っ
ていった。二度と観測にかかることはない。
註)新聞の発売日はほとんどの地域では14日木曜で(仙台などは金曜に発売)、
その新聞の日付は15日金曜です。このため、紙面では「見られる」、15日の公式
ホームページでは「見られた」に替えて芸の細かいことをしています。
(島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より2017年12月15日の記事)
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┗■6.新聞より1つ
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◆「自然エネの送電線利用を」原発ゼロ連盟 エネ庁に改善要請
脱原発や自然エネルギー(再生可能エネ)の推進団体でつくる全国組織「原発ゼ
ロ・自然エネルギー推進連盟」(会長・吉原毅城南信用金庫顧問)は26日、送電線
を持つ大手電力会社が、再生可能エネの発電事業者の送電線利用を正当な理由な
く制限しているとして、経済産業省資源エネルギー庁に改善するよう求めた。
(後略) (12月27日東京新聞朝刊3面より抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201712/CK2017122702000138.h
tml
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故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出
し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して
下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
面の都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり
ます。予めご了承ください。
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