たんぽぽ舎です。【TMM:No3291】
2018年2月15日(木)地震と原発事故情報-
5つの情報をお知らせします
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★1.東海第二原発の再稼働審査を問う!
2/22(木)原子力規制委員会院内ヒアリング集会
首都圏に最も近い老朽・被災原発を動かすな
「再稼働阻止全国ネットワーク」
★2.神鋼子会社 核のごみ地層処分データで不適切行為…ほか
メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★3.柏崎原発ベント損傷恐れ-規制委員長、東電に苦言…
メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
金子 通 (たんぽぽ舎会員)
★4.沖縄を襲った4回の大津波、
石垣島に運ばれてきた1000トンの岩
警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識その235
島村英紀 (地球物理学者)
★5.新聞より3つ
◆大飯3号、3月13日(火)にも再稼働
関電、4号機は5月中旬
(2月15日「共同通信」19:28より見出し)
◆最高危険度、下町中心に85地域=
足立区、荒川区、墨田区で特に多かった
大地震時の建物倒壊や火災で-東京都
(2月15日「時事通信」16:55配信より抜粋)
◆汚染水処理が停止 原発事故後初装置変圧器に異常か 福島第一原発
(2月8日福島民報12:34配信より抜粋)
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※明日です!
2/16(金)モリ・カケ追及!緊急デモ
13:30 日比谷公園の西幸門集合⇒徒歩で財務省前へ移動 包囲
14:15 デモ出発(西幸門) 銀座デモ
問い合わせは「市民の会」=電070(4326)2199=へ
○たんぽぽ舎も有志で参加します。
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※2/17(土)山崎ゼミにご参加を!
「先月・今月・来月の原発問題」『核のゴミ、東海第二原発周辺の
放射能廃棄物の事故』
講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)
日 時:2月17日(土)14:00より17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※2/19(月)学習会にご参加を!
新ちょぼゼミ第8回「日本外交のあり方-新しい日本外交を切り拓く」
講 師:猿田佐世さん(新外交イニシアティブ代表)
日 時:2月19日(月)18:00より21:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※2/25(日)ご参加下さい!
たんぽぽ舎第30回総会と29周年のつどい
第1部第30回「総会」13時30分より
※会員以外の方もオブザーバー参加できます。
第2部「記念講演」15時より 参加費:800円
講演:「原発即時ゼロ」で日本経済は大発展する
☆講師-吉原毅さん (城南信用金庫相談役)
原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長
講演:「今年の福島はどうなるか?―現状のままでは
棄民政策が加速する?」
☆講師-木幡ますみさん (大熊町町会議員)
第3部懇親交流会 17時15分より 会費:3000円
第2部「記念講演」と第3部懇親交流会、共に参加の場合 3500円
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┗■1.東海第二原発の再稼働審査を問う!
| 2/22(木)原子力規制委員会院内ヒアリング集会
| 首都圏に最も近い老朽・被災原発を動かすな
└──── 「再稼働阻止全国ネットワーク」
日 時:2月22日(木)13時より17時
場 所:衆議院第2議員会館多目的会議室(1階)
東京メトロ国会議事堂前駅、永田町駅、溜池山王駅から徒歩
出席依頼:原子力規制庁
紹 介:衆議院 大河原まさこ議員
質問項目:
1.東海第二原子力発電所の原子炉設置許可について
2.経理的基礎の欠如した日本原子力発電
3.東海第二原発の津波対策
4.東海第二原発の老朽化対策
主 催:再稼働阻止全国ネットワーク
質問者:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)ほか
集会次第(13時30分より16時30分)
13時15分より 通行証配布
13時30分より13時40分 開会、議員ご挨拶
13時40分より14時25分 事前学習会
14時30分より16時00分 規制庁ヒアリング(規制委に出席依頼中)
16時00分より16時30分 事後確認
東電福島第一原発の放射能汚染水のコントロールもブロックもできていない中
で、廃炉への道も見えず、「核のゴミ」があちこちに点在する日本列島を放置し
たままで、原子力規制委員会の再稼働審査推進は許せません。
まして、東電福島第一原発事故を踏まえない既存原発再稼働のための「新規制
基準」で、地震対策も火山噴火対策もプラント評価も全く不十分なままで、また
避難対策も住民理解も得られないままで、審査合格・再稼働などあり得ません。
残念ながら原子力規制委員会は、川内、高浜、伊方、美浜、大飯、玄海、柏崎
刈羽の各原発の設置変更許可を認可し、既に川内、高浜、伊方が再稼働されまし
た。??
それでも、これらの原発に対して周辺住民から稼働差し止めの訴えが多数出て、
大津地裁、福井地裁、広島高裁などは稼働差し止めの仮処分決定を出しました。
「新規制基準」も審査も「緩やかに過ぎ合理性を欠く」と多くの司法が判断し
たのです。
それゆえ原子力規制委員会は司法の判断を重く受け止めて、「新規制基準」と
審査のあり方を総括して出直すべきです。
ところがそうはせず、東電福島第一原発事故の加害事業者である東電の柏崎刈
羽原発の設置変更許可を与えたばかりか、更に東日本大震災の被害を受けた老朽
原発で再処理工場などの核のゴミ一杯でかつ30km圏内に96万人もの人が住み首
都に最も近い東海第二原発について、設置変更許可及び(例外中の例外であるは
ずの)20年延長を認めるかも知れない状況です。
私たちはこれを看過できません。
長年、東海第二原発を監視してきた山崎久隆さんと原発現地の方々とともに、
原子力規制委員会(原子力規制庁)に対して国会議員を通してヒアリングし、東
海第二原発の再稼働反対を訴えます。
多くの方々の参加を呼びかけます。また、多くのメディアの取材・報道をお願
いします。
連絡・問い合わせ先:「再稼働阻止全国ネットワーク」
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/rn/
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549
FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
(東京都千代田区神田三崎町2-6-2ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎気付)
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┗■2.神鋼子会社 核のごみ地層処分データで不適切行為…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.神鋼子会社 核のごみ地層処分データで不適切行為
神戸新聞NEXT 2/14(水)20:21配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000021-kobenext-bus_all
2.神鋼子会社でデータ不正か 原子力機構発表
産経新聞 2/14(水)23:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000605-san-soci
3.<福島第一原発>廃炉の記録、次世代に 現場で3年半撮影
毎日新聞 2/14(水)11:09配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000022-mai-soci
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┗■3.柏崎原発ベント損傷恐れ-規制委員長、東電に苦言…
| メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
└──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)
◆柏崎原発ベント損傷恐れ-規制委員長、東電に苦言
東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の重大事故時の排気設備「フィルター付きベ
ント」の基礎部分が、地震で液状化が起きた場合に損傷する恐れがある問題で、
原子力規制委員会の更田委員長は、重大事故を起こした東電福島第一原発と同じ
「沸騰水型」原発特有の重大事故対策であるベントに「注目が集まっている」と
して「この情報を発信する時に、自分達の理解が正確であるからいいという発信
の仕方ではなく、情報を受け取る側が正確に受け取られるように考えるべきだ」
と指摘した。
米山知事も同日の会見で、東電に自分達さえ分かっていれば住民は知らなくて
もいいという意識があると受け止めたとし「住民や行政もチェックして初めて安
全が確保されるとの意識に欠けている。反省してほしい」と批判した。
(2月15日「新潟日報」より抜粋。紙面のみでネット上に掲載なし)
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┗■4.沖縄を襲った4回の大津波、
| 石垣島に運ばれてきた1000トンの岩
| 警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識その235
└──── 島村英紀 (地球物理学者)
◎日本人が知らない過去の大地震や大津波はまだ多い。
日本人が日本に住みついてからの歴史は、日本をめぐるプレートの歴史と比べ
て、はるかに浅い。まして、書き残した歴史はさらに短く、京都や奈良でも千数
百年、東日本や北海道では100~300年もないことが多い。
草津白根山で今回噴火した本白根山(もとしらねさん)でも、じつは3000~
10000年前までにはさかんに噴火していた。このことは地質学の調査から分かって
いたが、噴火を見て書いた歴史は300年あまりしかなく、その間の噴火は草津白根
山の北部、湯釜付近に限られていた。それゆえ草津白根山の北側だけが監視され
ていて、南部はノーマークだった。
◎このたび、沖縄県・先島諸島で、過去二千数百年に大津波が4回あったことが
わかった。先島諸島とは宮古島や石垣島などの島々である。
1771年に大津波が襲ってきたことはすでに知られていた。八重山地震による津
波「明和の大津波」だ。日本で知られた最大の津波だった。
揺れによる被害はほとんどなかったところに、いきなり襲ってきた津波の被害
は甚大だった。全滅した村も多く、石垣島が津波前の人口を回復したのは、140年
後の大正時代になってからだった。この津波で宮古・八重山の両列島で死者行方
不明者が12000人以上にものぼった。
◎今回、地質学的な調査から分かったのは、この1771年の津波なみ、あるいはも
っと大きな津波が3回も襲ってきたことだ。調査は海底の砂が陸地深くまで運ば
れていたことを調べた。
じつは、過去に1771年のよりもっと大きな津波があったことはうすうす分かっ
ていた。それは石垣島の東海岸に途方もない大きさの岩が残っているからだ。サ
ンゴが沖合で作った石灰岩である。この岩はかつての大津波が海底から運んでき
たものだ。大きなものは大型バス二台が並列駐車したくらいで、重さは1000トン
もある。
今回の調査では、過去二千数百年間に大津波が4回あったことが分かった。
1771年は最後になる。もし大地震が繰り返すならば、そろそろ次が来ても不思議
ではない時期になっているのだ。
◎さる1月に報じられた北海道の東方沖、千島海溝での過去の大津波も知られて
いなかった。先住民族が文字を持たなかったこともある、
北海道東部でも地質学的な調査から分かった。海底の砂が陸地深くまで運ばれ
ていたのだ。北海道沖の大地震も、近々また襲ってきても不思議ではない時期に、
すでに達している。
このほか、西日本の日本海側でも、かつては大地震や大津波がないところとい
われたが、それは日本人の知識が足りなかったせいだったことが明らかになりつ
つある。
原発銀座といわれる若狭湾の内陸でも、地質学的な調査がようやく始まったばか
りだ。
◎過去に起きた大地震や噴火を知らなかったことは、将来、また起きる可能性が
大きい大地震や噴火を知らないことでもある。
(島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より2018年2月9日の記事)
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┗■5.新聞より3つ
└────
◆大飯3号、3月13日(火)にも再稼働
関電、4号機は5月中旬
(2月15日「共同通信」19:28より見出し)
https://this.kiji.is/336816543034639457?c=39550187727945729
◆最高危険度、下町中心に85地域=
足立区、荒川区、墨田区で特に多かった
大地震時の建物倒壊や火災で-東京都
東京都は15日、大規模地震による建物の倒壊や火災の危険性について、地域別
に5段階評価した「危険度ランク」を約4年半ぶりに改定し、公表した。
危険度が最も高い「5」は、地盤が弱く、古い木造住宅が密集する荒川や隅田
川沿いの下町一帯を中心とする85地域(全体の1.6%)で、足立区、荒川区、墨田
区で特に多かった。
(後略) (2月15日「時事通信」16:55配信より抜粋)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180215-00000087-jij-pol
◆汚染水処理が停止 原発事故後初装置変圧器に異常か 福島第一原発
東京電力は7日、福島第一原発の建屋地下にたまる高濃度汚染水から放射性セ
シウムなどを取り除く処理装置「サリー」が停止したと発表した。
セシウム除去は2台の処理装置で実施しているが、もう1台の「キュリオン」
は点検作業中のため使用できない。セシウムを除去しなければ大半の放射性物質
を取り除く多核種除去設備(ALPS)に移送できない仕組みになっており、セ
シウム吸着装置の停止によって汚染水処理が止まったのは原発事故後初めて。
東電によると同日午前10時ごろ、東電社員が「サリー」を起動した際、装置の
変圧器から異音を確認し運転を止めた。変圧器内を調べたところ、火花が出てい
たという。同社は内部の配線の剥離が原因とみて詳しく調べている。
第一原発では1日当たり約100トンの高濃度汚染水が発生している。東電によ
ると、セシウム吸着装置の停止を受け、集中廃棄物処理建屋に汚染水を保管して
おけるのは10日間程度という。(後略)
(2月8日福島民報12:34配信より抜粋)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180208-00000785-fminpo-l07
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出
し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して
下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
面の都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり
ます。予めご了承ください。
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◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
ガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
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