たんぽぽ舎から TMM:No3606

たんぽぽ舎です。【TMM:No3606】

2019年3月20日(水)地震と原発事故情報-

5つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』(1989-2019)

記念講演+リレートーク(多彩なゲスト)+懇親会

会場:「ベルサール神保町」…たんぽぽ舎から徒歩5分

★2.東海第二原発の電気は拒否しよう

原発反対の声がことごとく潰されても

新電力に変えることで原発NOと言える

エネルギー基本計画パブコメの96%=1,302件が原発反対

荒木福則(メルマガ読者、神奈川県横浜市在住)

★3.【続】エネルギー調査会の指摘を無視する

放射線審議会=被曝強要審議会

早野・宮崎論文と内藤論文の誤りを指摘されても再検討しない

原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その195

木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★4.<震災8年>福島の避難区域、休業3割 うち5割が廃業検討

事業再開の難しさ浮き彫り…ほか

メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞より2つ

◆伊方の廃炉訴え 抗議の座り込み

市民団体「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」ら

(3月12日愛媛新聞より抜粋)

◆九州電力川内原発廃炉訴え 市民集会 鹿児島市

(3月12日南日本新聞「川内原発を考える」より抜粋)

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※訃報

本日未明、淵上太郎さん(「経産省前テントひろば」代表)がお亡くなり

になりました。謹んでご冥福をお祈り致します。

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※明日です!予報によると雨は降らないようです!

3/21(木-休日)さようなら原発全国集会・代々木公園に集まろう!

東海第二原発20年運転延長・再稼働阻止!

 

日 時:3月21日(木・休日)11時ブース開店

(たんぽぽ舎も出店「31番」)

12時30分開会(コンサート) 13時30分より「発言」

15時10分デモ出発(たんぽぽ舎は渋谷コースNHK側)

☆早めにたんぽぽ舎のブース「31番」へ集合して下さい。

? 場 所:代々木公園B地区(JR原宿か、渋谷駅より)

? 主 催:「さようなら原発」一千万署名 市民の会

 

☆渋谷デモには、「東海第二原発20年運転延長・再稼働阻止」を

主要なスローガンにかかげ、「とめよう!東海第二原発首都圏

連絡会」や「再稼働阻止全国ネットワーク」、他の皆さんと共に、

隊列を作りたいと思います。ぜひご参加下さい!

ご一緒に渋谷デモに出ましょう!

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※3/28(木)学習会にご参加を!   新ちょぼゼミ

「放射線安全神話」とわたしたちの放射線教育~学校現場から

 

講 師:根岸富男さん (原子力教育を考える会)

日 時:3月28日(木)18:00より21:00

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

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┗■1.9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』(1989-2019)

|  記念講演+リレートーク(多彩なゲスト)+懇親会

|  会場:「ベルサール神保町」…たんぽぽ舎から徒歩5分

└──── たんぽぽ舎

 

日 時:2019年9月22日(日)13時より17時

会 場:「ベルサール神保町」(300人弱可能)…

たんぽぽ舎から徒歩5分

第1部:記念講演…講師交渉中

第2部:リレートーク(多彩なゲスト…交渉中)

報 告:たんぽぽ舎と「食品の放射能測定」の30年史など

第3部:懇親会(定員制)17時30分より

※会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 

記念講演の講師、リレートークのゲスト、参加費、懇親会費用などは

決まり次第、ご案内致します。

たんぽぽ舎の「30周年」を振り返り、引き続き『原発をなくす』

取り組みを前進させたいと思います。

9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』へのご参加と、たんぽぽ舎

の活動へのご協力をお願い致します。

 

 

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┗■2.東海第二原発の電気は拒否しよう

|  原発反対の声がことごとく潰されても

|   新電力に変えることで原発NOと言える

|  エネルギー基本計画パブコメの96%=1,302件が原発反対

└──── 荒木福則(メルマガ読者、神奈川県横浜市在住)

 

◎ 昨年11月、エネルギー基本計画のパブリックコメントの原発賛否の

数の勘定と内容の閲覧のため5日間、資源エネルギー庁に通った。

1,708件と5万3千403個の署名を代表する反対意見2件計1,710件の意見の

内、石炭火力や決め方等を論じた原発是非に関わらない意見360件を

除いた後の96%の1,302件が原発反対意見だった。

その殆どが「もう危ないから、やめてほしい」という悲鳴にも似た

意見だった。

基本計画は、危ないかどうかは、原子力規制委員会に丸投げし、それが

危なくないと決まったかの如く、2030年、全基の再稼働と大半の60年運転

延長を要する20%から22%の原発電源比率を立てた。

「もう危ないから、やめてほしい」という意見の多さを問題視すること

はついぞ無く、ただ国民の側の信頼と情報不足を言うばかりである。

「もう危ないから、やめてほしい」という意見の数や割合は、どこにも

発表しない。

 

◎ 基本計画は原発推進の詐欺的トリックである。パブコメの手続きを

踏みつつ国民の意見を封ずる。規制委員会への従属を仕組んでいる。

これが、視点の3E(安定供給、コスト、CO2)+S(安全)の大

前提Sの正体である。裁判所もこれで基本的人権の判断を間違いもする。

 

◎ 原発反対の声があらゆる場面で無視されようと、我々は原発にNOと

言う方途がある。もし東海第二か柏崎刈羽が再稼働されたら、東電は、

柏崎刈羽6号機が2012年3月に停止して以来また3年前の電力自由化後、

初めて原発電気を売る。

この原発電気の購入を断わり、新電力に契約変更しようではないか。

集れば一旦稼働してもまた止めることさえ出来る。東電が原発電気を売ら

ないなら赦してやろう。既に新電力に変えている人は、東電に、その旨

告げて、今、契約し直そう。

電力会社は、国民の反対を押し切って電気を作っても、それが混じった

電気は全部駄目になるということを覚ってもらいたい。

 

 

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┗■3.【続】エネルギー調査会の指摘を無視する

|  放射線審議会=被曝強要審議会

|  早野・宮崎論文と内藤論文の誤りを指摘されても再検討しない

|   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その195

└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

「その192」で述べたように、原子力規制委員会の中の放射線審議会

が1月25日の第143回総会で、「東電福島第一原発事故に関連して策定され

た放射線防護の基準のフォローアップについて」検討し、「東京電力福島

第一原子力発電所事故の教訓を踏まえた緊急時被ばく状況及び現存被ばく

状況における放射線障害防止に係る技術的基準の策定の考え方について」

なる主旨が分かりにくい文書をまとめ、会長が次のように終わらせた。

 

「○神谷会長 それでは、承認していただきましたので、今後につきま

しては、私と事務局との間で相談しながら資料の取りまとめの作業を進め

たいと思います。最終的に、最終版ができましたら、事務局においては、

審議会のホームページに掲載していただくことと、関係省庁連絡会等を

通じまして、関係省庁等に周知をお願いしたいというように思います」。

 

なお、3月19日現在、最終版はまだアップされていない。

半年間かけたこの検討で引用した2つの論文のうち1つは早野・宮崎

論文で誤りが明らかになり放射線審議会も割愛したが、実はもう一つの

内藤論文も「その193」で述べたように間違いであるにもかかわらず

引用したままだ。

3月14日夕刻に開催された「第77回国会エネルギー調査会(準備会)

8年目の福島~被ばく影響/期間困難区域の解除/除去土壌の行方~」

で、黒川眞一さんと島明美さんが原子力規制庁担当の前で、放射線審議会

が引用した早野・宮崎論文と内藤論文の間違いを指摘した。にもかかわら

ず、規制庁担当はまともに反論しなかった。

そればかりか、終了後に私が、担当にこれだけの事実が明らかになった

のだから先の1月25日の議論をやり直すべきだと告げたが、担当はそれは

あなたの考えで私はそう考えないと反論した。要するに、間違った論文で

検討したとしても、結果を覆すつもりが全く無いのだ。

 

実際、その明くる日3月15日に開催された第144回放射線審議会総会で

は、1月25日第143回総会の議事録が提出されながら、この問題は何ら

言及されなかった。

1月25日の放射線審議会の結論を「概要版」からピックアップする。

 

<東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓を踏まえた緊急時被ばく状況

及び現存被ばく状況における放射線障害防止に係る技術的基準の策定の

考え方について(概要版)……

3.教訓を踏まえた放射線審議会における審議の観点

(2)一般公衆の個人線量に関する数値基準を設けようとする場合、線量

限度と参考レベルの意味合いの違いを踏まえたものとなっているかを

確認する。特に、当該数値基準が罰則等を伴う規制的手法によって

運用される場合には、他の手法による担保ができないかどうかを確認

する。…>

 

この概要版の終わり<4.補足>には、本資料は<放射線審議会が自ら

の審議に活用する」ばかりか、「関係省庁が参考とするためのもの>で

あり、<国民や放射線防護分野以外の専門家が放射線防護への理解を深

めるための一助>となり、<現存被ばく状況からの復旧・復興の取組の

参考となることも期待する>とある。非常に重要なのだ。

さらに、<今後、緊急時被ばく状況又は現存被ばく状況で技術的基準を

策定するときには基本的考え方に留意するほか、本資料にも留意する必要

がある。>とある。

即ち、関係省庁や国民にも影響するものなのだ。なぜ審議し直さない

のだ?!

「公衆被ばくの実効線量限度(1mSv/年)」を回避したいのではないか?

 

 

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┗■4.<震災8年>福島の避難区域、休業3割 うち5割が廃業検討

|   事業再開の難しさ浮き彫り…ほか

|   メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

└──── 黒木和也 (宮崎県在住)

 

1.<震災8年>福島の避難区域、休業3割 うち5割が廃業検討

事業再開の難しさ浮き彫り

3/19(火)11:30配信「河北新報」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-00000007-khks-bus_all

 

2.<福島第一>ALPS処理水100万トン超え

設置可能なタンク容量の上限137万トンに迫っている

3/19(火)10:00配信「河北新報」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-00000001-khks-soci

 

3.除染土8割「再利用可能」環境省試算 福島県内には抵抗感

3/19(火)22:02配信「毎日新聞」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-00000091-mai-env

 

4.原発停止中の東通村に寄付2年で4億円(企業版ふるさと納税制度)

東北電力、損失補てんは否定

3/19(火)20:05配信「朝日新聞デジタル」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-00000101-asahi-soci

 

 

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┗■5.新聞より2つ

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◆伊方の廃炉訴え 抗議の座り込み

市民団体「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」ら

 

東日本大震災による東京電力福島第一原発事故から8年が経過した

11日、愛媛県伊方町九町の四国電力伊方原発ゲート前では、原発に反対

する市民団体のメンバーらが座り込み行動で廃炉を訴えた。(中略)

「原発いらん!!」「原発を止める。私たちは止まらない」などの

横断幕を掲げ(中略)

女の会の斉間淳子さん(75)=八幡浜市=は「伊方原発がある限り、

毎月11日にはゲート前で抗議を続けていく」と力を込めた。

(3月12日愛媛新聞より抜粋)

 

 

◆九州電力川内原発廃炉訴え 市民集会 鹿児島市

 

九州電力川内原発(薩摩川内市)の運転に反対する市民団体は10日、

福島第一原発事故から8年になるのに合わせ、1.2号機の廃炉を訴える

集会を鹿児島市のJR鹿児島中央駅前で開いた。

主催した「ストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会」によると、

約800人が参加。(後略)

(3月12日南日本新聞「川内原発を考える」より抜粋)

 

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