たんぽぽ舎から TMM:No3615

たんぽぽ舎です。【TMM:No3615】

2019年4月1日(月)地震と原発事故情報-

6つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.「3.24老朽原発うごかすな!高浜全国集会」の報告とお礼

木原壯林 (原発うごかすな!実行委員会@関西・福井)

★2.【8年目の3・11】

「史上最悪」の福島第一原発事故と健康被害

安倍首相「健康被害は一切ない」発言で

歯止めなくした被ばく線量下限  (その3)(4回の連載)

福島県の心筋梗塞は全国1位心臓の筋肉を冒すセシウム

渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく研究会)

★3.海上保安官は違法行為に加担するな

海上保安庁は違法工事をやめさせる側に回るべきだ

3/30辺野古レポート

千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★4.日本は地震対策を過信していた?

被害広げた「2大神話」の存在=

「予知神話」と「安全神話」…ほか

メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

黒木和也 (宮崎県在住)

★5.県議選告示-柏崎刈羽原発再稼働、争点化巡り住民二分…

メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★6.新聞より2つ

◆東京電力、東北電力に支援要請 東海第二 安全対策の追加費用

原電方針    (3月30日「茨城新聞朝刊21面」より抜粋)

◆福島第一、作業員4割が「不安」 工期見通せず、東電調査

(3月31日「茨城新聞朝刊23面」より抜粋)

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※4/3(水)2つの抗議行動にご参加を!

 

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 

日時:4月3日(水)17:00より17:45

場所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

銀座線末広町駅4番出口より4分

共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

 

2.「第67回東電本店合同抗議」

東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 

日 時:4月3日(水)18:30より19:45

場 所:東京電力本店前

呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

賛 同:東電株主代表訴訟ほか134団体

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┗■1.「3.24老朽原発うごかすな!高浜全国集会」の報告とお礼

└──── 木原壯林 (原発うごかすな!実行委員会@関西・福井)

 

標記の集会は「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」の主催で、

800を超える団体、個人のご賛同を得て、3月24日(日)午後2時より原発

立地の高浜町で開催されました。

 

350名を超えるご参加をいただき、若狭、京都北部、滋賀北部の市や町の

代表、関西、福井をはじめとする全国の市民団体、労働団体からの「老朽

原発うごかすな!」の強い決意の表明をいただきました。

集会後、高浜町内をデモ行進し、町内の皆さんに「老朽原発廃炉!原発

全廃!」を訴えました。

 

一方、全国集会に先立つ11時30分より開催された原発周辺での前段行動

(「若狭の原発を考える会」の呼びかけで、有志が参加)には220名の

ご参加をいただき、300mのデモの後、原発北ゲート前で抗議行動と

申し入れを行いました。

 

ご参加、ご賛同、ご支援をいただきました皆様に、

深く感謝し、お礼申し上げます。

 

※東京から参加した青山晴江さん(たんぽぽ舎ボランティア、「再稼働

阻止全国ネットワーク」)の報告は、3/25発信の【TMM:No3609】に

掲載済みです。

 

 

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┗■2.【8年目の3・11】

|  「史上最悪」の福島第一原発事故と健康被害

|  安倍首相「健康被害は一切ない」発言で

|  歯止めなくした被ばく線量下限  (その3)(4回の連載)

|  福島県の心筋梗塞は全国1位心臓の筋肉を冒すセシウム

└──── 渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく研究会)

インタビュー

※(その2)は3/30【TMM:No3614】に掲載

 

◎福島県の心筋梗塞は全国1位心臓の筋肉を冒すセシウム

 

編‥他にも、漫画家のさくらももこさんが昨年は乳がんを再発して急死。

17年に急死したアナウンサーの小林麻央さんも、乳がんでした。

「EXILE」の中尾翔太さんは、22歳で胃がんによって急死しました。

 

渡辺‥乳がんは、白血病に次いで放射線感受性の高いがんの一つです。

1Gyの被ばくで発病リスクが倍になります。中尾さんも、胃がんは発病率

が高く、事故当時は10代半ば。育ち盛りで被ばくすると影響が出やすいの

です。

首都圏に集まるスポーツ選手、歌手、声優・俳優により強い被ばく影響

があるとしたら、運動や発声で呼吸量が多く、空気中の放射性微粒子を人

より多く吸うからだと思います。

 

福島県と平野続きの関東や東北南部では、福島原発から出た放射能が

微粒子となって空気中を舞い続けています。遠方から東日本に行った人

が、咳が止まらなくなったり声が出なくなり、離れたら元に戻ったという

報告は、多数あります。

 

病気は複合要因です。被ばく以外の原因があっても、被ばくは

(1)発病しやすくなり、(2)病気の進行を早め、(3)病気の悪性化

を進めるのです。

心臓では、心筋梗塞と心不全の2つについても、福島県の心筋梗塞は

全国1位で、急増し続けています。また、心不全も増えています。

 

昔は、血管の中にコレステロールがたまり、血栓になって詰まると言わ

れていましたが、最近の医学では、血管が炎症を起こすと、そこに白血球

などが染み出して心臓の血管をふさいだり、脳に飛べば脳梗塞になります。

動脈では大動脈解離が起きます。全て突然死の要因です。

放射能は細胞に炎症も起こします。放射能が入ると、活性酸素となり、

酸化ストレスを起こし、炎症を起こすのです。突然死の引き金になって

いると言えます。

また、福島第一原発から多く放出された放射性セシウムは、心臓の筋肉

にたまりやすいことを、バンダジェフスキー(チェルノブイリ・解剖

学者)が証明しています。

 

日本政府と国際原子力マフィアは、全て分かったうえで、「事故の被害

は無い。あると言うなら自分の被ばく線量を自分で証明してみろ」と、

不可能に近い要求をしてきます。私たちは、この壁の前で被ばくの被害や

責任追及を言いづらくさせられています。

しかし私は、このように集団的に表れた疾患・症状の全体を見た時に、

その人たちが被ばくしたかどうかを病理病態学的・症候学的に特定する

ことが可能ではないかと思っています。

福島第一原発事故の被害者、典型的にはいま賠償裁判が闘われている

米軍の『トモダチ作戦』に従事した兵士たちの症状は、被ばく状況は

違うのに、チェルノブイリ・広島・長崎・核実験被ばくの症状と酷似

しているからです。  (その4)へ続く

(人民新聞2019.3.5発行通巻1675号より了承を得て転載)

 

 

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┗■3.海上保安官は違法行為に加担するな

|  海上保安庁は違法工事をやめさせる側に回るべきだ

|  3/30辺野古レポート

└──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

 

3月30日(土) 天候:曇り風弱く海は穏やか

 

<K8進捗状況>

作業はダンプカーから捨て石をモッコに移しクレーンで海に投下、

ユンボで固め護岸を作る作業、護岸は約60m出来ている。

・午前中K8護岸工事現場で抗議&阻止行動を展開した。2度フロート

を越えたが残念ながら、工事をストップするまでには至らなかった。

・午後も2度フロートを越えたが本日はチームはうまく噛み合わず空振り

に終わった。

 

<工区2(3月25日赤土投入開始)>

朝8時30分ごろダンプカーから赤土投入していたが、1時間くらいし

作業を中断している。理由は分からない。結局昼まで何も動きはなかった。

午後は時々赤土を運び投入している模様、その間隔は10分に1台位の

のんびりしたペースである。3月25日華々しく埋め立て開始した割には

かなり余裕を持ちすぎているのではないか。

 

<海上保安官の嫌がらせ-無法行為>

本日は海上保安庁のGB(ゴムボートが土曜日でカヌーチームの人数が

多いこともあり)が10艇投入されていた。最近勘違いしている一部のもの

がかなり質が悪い。その中で何件かの嫌がらせがあったので2つほど

書いておく。

 

1)午前中、拘束され松田ぬ浜に200mくらいになった時、カヌーメンバー

がGBの床に座っていたが床は金属(アルミ)で冷たく痛いので、操縦席の

後ろ側の椅子に座ろうとした。通常そのような行為は問題が起きない。

しかし、艇長は即座にGBをストップさせた。そして「過去にそこから

飛び降りた人がいるので艇を動かすことができない」と主張する。

そんなルールはもともと存在してないし、急に独自の法律を作られても

対応はできない。

その態度はまるで自分たちの言い分は何をやっても良いと言う態度で

単なる意地悪にしか思えない。あと1分も走れば私たちを解放できるのに

なぜこんなことでトラブルを起こすのだろうか?

そもそも、私たちを拘束監禁して30分から1時間も寒いGBの床に

座らせておく事は人権上大きな問題ではないのかと私は思う。

 

2)午後、フロートを越える時、女性が海に落ちた、私はすぐに助けに向か

おうとした。このような事は日常茶飯事である。

しかし、GBに乗っていた艇長は「自分で落ちた」と主張して私が行く

ことを拒んだ。カヌーがひっくり返りなかなか起きれない。(話が長く

なるので途中カット)

それでも私はムリムリ彼女のところに行き、カヌーと人をフロートの

外に押し出した。通常これで一見落着なのだが、今度は別の隊員も飛び

込んできて、その勢いで私に頭から海水がかかった。

私は「今、そのように飛び込む状況ではない」と抗議した。なぜなら

ば、そこに私を抑えてる隊員がいる。私はカヌーを漕いで工事ストップ

に向かうことができない。

私が強く抗議をしていると、急に2人がかりで私のカヌーを転覆させ

た。私はカヌーに直ぐに乗ろうと思ったが、後からライフジャケットを

つかまれ「今はダメです」と言われ、数分間冷たい水の中に入る羽目に

なった。まるで意味がわからない。これも単なるいじめでしょう。

 

沖縄の民意は「辺野古の海に新基地を作らせない」とハッキリとして

いる。本来なら民主主義の原理に基づいて工事をストップさせなければ

ならない。

しかしあれから1ヵ月、1秒だってそんなことはしない。一方、海上

保安官は違法行為に加担しないで、県民の声を真摯に聞かなければなら

ない。

そしてむしろ違法工事を辞めさせる側に回るべきである。それが最近

逆にかなり質が落ちている、というか自分たちの置かれている立場を

わきまえるべきである。

 

 

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┗■4.日本は地震対策を過信していた?

|   被害広げた「2大神話」の存在=

|   「予知神話」と「安全神話」…ほか

|   メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

└──── 黒木和也 (宮崎県在住)

 

1.日本は地震対策を過信していた?

被害広げた「2大神話」の存在=「予知神話」と「安全神話」

「阪神・淡路大震災」と「東日本大震災」を長期取材して感じた

3/30(土)8:00配信「AERA dot.」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190327-00000023-sasahi-soci

 

2.乾式貯蔵技術を米国とはまったくの別物に変えた

ヒノマル原発産業の宿痾

「使用済み核燃料プールとと使用済み核燃料の潜在的危険性が

顕在化した福島核災害」「似て異なる全く別物の日米乾式貯蔵」

3/31(日)8:33配信「HARBOR BUSINESS Online」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190331-00189183-hbolz-soci

 

 

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┗■5.県議選告示-柏崎刈羽原発再稼働、争点化巡り住民二分…

|   メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

└──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 

◆県議選告示-柏崎刈羽原発再稼働、争点化巡り住民二分

 

東電柏崎刈羽原発が立地する柏崎市・刈羽(定数2)には3人が立候

補した。第一声ではいずれの候補者も再稼働の是非には触れず、原発

問題に全く言及しない候補者もいた。

有権者からは地域の将来像や活性化策の議論を求める声がある一方、

再稼働の論議を重視するという意見も聞かれた。

候補者の演説を聞いた同市中央区の無職宇佐美寛さん(71)は「市内から

商業施設や工場が撤退している。再稼働問題も大事だが、喫緊の課題は

今後の地域振興だ。候補者から人口減対策などを聞きたい」と述べ、

原発問題は争点にならないとの見方を示した。

一方、市内の主婦(79)は「福島第一原発の事故が終わっていないから、

再稼働には反対。やっぱり原発問題に注目している」と論戦に期待した。

(3月30日「新潟日報」より抜粋、紙面のみでネット上に掲載なし)

 

 

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┗■6.新聞より2つ

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◆東京電力、東北電力に支援要請 東海第二 安全対策の追加費用

原電方針

 

日本原子力発電(原電)の村松衛社長は29日、都内で会見し、再稼働を

目指す東海第二原発(東海村白方)に必要な安全対策工事にかかる新たな

追加費用について、東海第二の電力を受電する東京電力と東北電力の

2社に求めていく方針を示した。(後略)

(3月30日「茨城新聞朝刊21面」より抜粋)

 

 

◆福島第一、作業員4割が「不安」 工期見通せず被ばくも 東電調査

 

東京電力が、廃炉作業が進む福島第一原発で昨年秋、社員を除く全

作業員約5千人を対象に実施したアンケートで、4割が第一原発で働く

ことに「不安を感じている」と回答した。

理由として、このうち45%が「先の工事量が見えないため、いつまで

働けるか分からない」を挙げ、「被ばくによる健康への影響」が40%、

「安定的な収入が保証されない」が36%と続いた。

アンケートは事故があった2011年以降、作業環境の改善を目的に毎年

実施。今回は2018年9月に行い、対象者の94%に当たる5031人から結果

を回収した。年代別では、40代が最も多く29%で、10代も8人いた。

(後略)   (3月31日「茨城新聞朝刊23面」より抜粋)

 

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