たんぽぽ舎から TMM:No3752

たんぽぽ舎です。【TMM:No3752】

2019年9月25日(水)地震と原発事故情報-

7つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.『出会えたことが希望』

9/22「たんぽぽ舎30周年記念の集い」に参加して

青山晴江(たんぽぽ舎ボランティア)

★2.たんぽぽ舎30周年記念の集い 報告「2」

冊子『たんぽぽ舎30年-反原発の歩みと展望』の紹介

第2部こんしん会は「異業種交流会」そのものでした

柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

★3.今一番ホットな原発問題を詳しく学習しよう

「福島第一原発の実情、汚染水から廃炉の現実」

今月の山崎ゼミ…9月28日(土)14時より

坂東喜久恵(たんぽぽ舎・講座担当)

★4.古いやり方と感じつつ、のぼり旗と

シュプレヒコールで「原発止めよう!」

9/16「さようなら原発集会」に参加して

武笠紀子(反原発自治体議員・市民連盟)

★5.現代に生きる川柳作家 鶴彬(つるあきら)墓前祭に参加して

人権や反差別を詠む句 社会に対する怒りと働く人たちへの

優しい人間性の作品

山田和秋 (たんぽぽ舎ボランティア)

★6.東京電力が福島第一原発に新たな防潮堤(全長600m)を設置

10m超の津波に備える…

メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

黒木和也 (宮崎県在住)

★7.新聞より2つ

◆東海第二原発 対テロ施設(特定重大事故等対処施設)に約610億円

原電、規制委に審査申請

東海第二原発本体の安全対策には別に約1740億円必要

(9月25日茨城新聞朝刊1面より抜粋)

◆奴隷の言葉=「東電元幹部3人への東京地裁無罪判決」

「私たちの社会は何故このような判決を生みだしたのか」

鎌田 慧(ルポライター)

(9月24日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)

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※明日です! 9/26(木)学習会にご参加を!

「これでいいのか働き方改革:労働現場から」

 

報 告:中野麻美弁護士

日 時:9月26日(木)18時より21時(講師のお話は19時からです)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円   新ちょぼゼミ34回

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※9/28(土)山崎ゼミにご参加を!

「福島第一原発の実情、汚染水から廃炉の現実」

 

日 時:9月28日(土)14時より17時

講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

場 所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

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※10/2(水)2つの抗議行動にご参加を!

 

・とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 

日 時:10月2日(水)17:00より17:45

場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

銀座線末広町駅4番出口より4分

共 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

 

・「第73回東電本店合同抗議」

東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 

日 時:10月2日(水)18:30より19:30

場 所:東京電力本店前

呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

賛 同:東電株主代表訴訟ほか134団体

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┗■1.『出会えたことが希望』

|  9/22「たんぽぽ舎30周年記念の集い」に参加して

└──── 青山晴江(たんぽぽ舎ボランティア)

 

9月22日(日)、ボランティアスタッフ40名のひとりとして集いに参加

しました。午前の打ち合わせの時、たんぽぽ舎で長い間ずっとボラン

ティア活動をされてきた女性が、「こうして出会えたことが希望なん

ですよ。」と語りかけてくれました。

その言葉を実感できる一日となりました。

開始時、受付は10人態勢で臨みましたが、それでも受付を置いたエレ

ベーターホールは人であふれ、うず高く積んだ資料袋も瞬く間になく

なっていき、会場を覗くと超満員の盛況でした。

 

記念講演講師の小出裕章さんは「放射線管理区域と同様の所で福島の

人々を生活させている理不尽さ」の話。

リレートークでは高校生の鴨下全生(まつき)さんの避難者としての

切実な声。

菅井益郎さんの「足尾鉱毒事件と酷似するフクシマの状況」の話。

武藤類子さんの「東電無罪判決は、戦争で最も責任をとらねばなら

ぬ人々が責任をとらなかったことと似ている」という指摘。

山崎久隆さんの「トリチウム汚染水の海洋放棄はありえない」と

いう弁説。

安田節子さんの「食品の安全基準についての、日本政府の欺瞞」

の説明。

他に、阿部功志さんや熊本一規さんなど、心に響き残るお話が

たくさんありました。

 

参加者のなかには「さっき資料いらないと言ったけど、すごくいい

話ばかりだから、やっぱり資料ください」と受付に申し出られた女性も

いました。

会場も、「スペースたんぽぽ」での懇親会でも、通る隙間がないほど

に、じつにさまざまな所からの人が集いました。

 

3・11以降、私が出会ったたくさんの人たちの笑顔もありました。

まさに「出会えたことが希望」なのだと、その言葉をかみしめ、

ふたたびこの暗愚な政権に対峙して、脱原発への道をみなさんと共に

歩もうと決意を新たにした一日でした。

 

 

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┗■2.たんぽぽ舎30周年記念の集い 報告「2」

|  冊子『たんぽぽ舎30年-反原発の歩みと展望』の紹介

|   第2部こんしん会は「異業種交流会」そのものでした

└──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

 

◎冊子『たんぽぽ舎30年-反原発の歩みと展望』(全180頁.9月22日

発行)も好評でした。

 

主な内容

・たんぽぽ舎の活動、回顧と今後の課題

・写真で見るたんぽぽ舎の30年

・反原発の歩み 1988─2019の31年間

・放射能測定器を購入、たんぽぽ舎に設置してから

・【8つのチーム活動紹介】

・【原発現地からの声】(全国各地)

・【資料篇】

定価:1000円+税

 

◎第2部たんぽぽ舎の入っているビルの4F「スペースたんぽぽ」での

こんしん会「異業種交流会」(故.前野良政治学者の命名)は、会場満員

で、鈴木千津子さん、安井志津枝さん、望月美江さんらの準備した料理

をおいしく食べながら2時間こんだんしました。

司会の前半は、横関彩子さん、後半は柳田。

沖縄の話(カヌー隊=辺野古ブルー)、福島の話、朝鮮の話、など13人

の発言も豊富でした。「異業種交流会」そのものでした。(つづく)

 

 

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┗■3.今一番ホットな原発問題を詳しく学習しよう

|  「福島第一原発の実情、汚染水から廃炉の現実」

|  今月の山崎ゼミ…9月28日(土)14時より

└──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎・講座担当)

 

「福島第一原発の実情、汚染水から廃炉の現実」山崎ゼミ

 

日 時:9月28日(土)14時より17時

講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

場 所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

 

今、東電福島第一原発の「トリチウムを含む汚染水の海洋放出」の

問題がクローズアップしています。

テレビのワイドショーなどでも取り上げられる回数が増えてきていま

す。各社の取り上げ方、コメンテーターの選び方でスタンスの違いが

出ています。

原子力規制委員会や政府の攻勢が目立ってきています。(東電は表

だって出てきませんが。)「汚染水は薄めて出せば大丈夫」「世界中

では、もういっぱい出しているから」等々強弁しています。

反対や慎重な意見が圧倒的に多い中、「なんとか捨てたい」の方針は

絶対許せません。

資料も充実。土曜日3時間の講座です。質問時間もたっぷりあり

ます。しっかり、詳しく学習しましょう。

 

 

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┗■4.古いやり方と感じつつ、のぼり旗と

|  シュプレヒコールで「原発止めよう!」

|  9/16「さようなら原発集会」に参加して

└──── 武笠紀子(反原発自治体議員・市民連盟)

 

9月16日(月・敬老の日)に、代々木公園で「さようなら原発集会」が

開催されました。

集会後のデモに、ほぼ毎回、たんぽぽ舎のみなさんと参加してます。

私は『原発電気さようなら 反原発自治体議員・市民連盟』ののぼり

旗を持っていきました。

今回、「首都圏唯一の原発・東海第二原発の再稼働を止めよう」とい

う訴えを中心に、第3グループのシュプレヒコールを担当しました。

「原発止めよう!みんなで止めよう!」これは集会全体のコール

です。続けて「フクシマは終わってない」「国と東電は責任をとれ」

「核のごみを増やすな」「再稼働で増やすな」「首都圏の原発動かす

な」「東海第二を動かすな」「運転延長許さない」「首都圏の原発この

まま廃炉」「東海第二このまま廃炉」。

 

そして、デモの列には横断幕と共にたくさんののぼり旗が並んでい

ました。

デモの参加者は、8年経って歳をとってきました。若い人の参加が

少ないのは、のぼり旗とシュプレヒコールという『デモ』のやり方が

古いのかなと感じています。

 

これから、若い人たちが参加したくなるように変える方法は何かと

考えてしまいました。

パレードとかマーチとか、サウンドとか。先頭のグループはのぼり

旗とシュプレヒコールを止めてプラカードとサウンドだけにするとか。

感覚が分からないので、企画の段階から若い人が関わるといいなと

思いました。

 

 

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┗■5.現代に生きる川柳作家 鶴彬(つるあきら)墓前祭に参加して

|  人権や反差別を詠む句 社会に対する怒りと働く人たちへの

|  優しい人間性の作品

└──── 山田和秋 (たんぽぽ舎ボランティア)

 

鶴彬という川柳作家をご存知だろうか。

 

「手と足をもいだ丸太にしてかえし」

手と足を失った帰還兵を詠んだ有名な句だ。

「胎内の動き知るころ骨がつき」

残された妻が喜びを知るころ、戦地から夫の遺骨が帰るという

残酷な句。

 

その他 反戦歌

「俺たちの血にいろどられた世界地図」

「稼ぎ手を殺して勲章でだますなり」

「3,15の恨みに涸れた乳をのみ」

「転向を拒んで妻に裏切られ」

 

昭和の初め、軍部などを批判する川柳を次々と作り、特高に捕まり、

拘留されたまま、1938年(昭和13年)29才で獄死。

官憲の拷問により針金のようにやせ細り、息絶えた。

軍国色に染まる時代に命をかけて闘った彼の川柳はどこまでも鋭く、

きっぱりと強い。15才で始めて、死ぬまで約900首の川柳を残した。

 

人権や反差別を詠む句には鶴彬らしい社会に対する怒りと働く人たち

への優しい人間性をにじませた作品が多い。

 

「みな肺で死ぬる女工の募集札」

「監督に処女を捧げて歩を増され」

「血をはいて坑をあがれば首を馘り」

「食堂があっても食えぬ失業者」

「しもやけがわれて夜業の革命歌」

 

9月16日金沢、鶴彬生誕の地で行われた命日法要に、東京から

私たち5名の「東京鶴彬顕彰会」メンバーが参加した。

もう一つの目的は鶴彬最後の地、東京に鶴彬句碑を建てるのに、

生誕の地から石を運ぶため。地元の方々の協力で実現に一歩近づいた。

アメリカと共に戦争の出来る国に進む日本、戦争に命がけで闘った

鶴彬の生き方を学び、彼の無念をはらそう。

 

 

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┗■6.東京電力が福島第一原発に新たな防潮堤(全長600m)を設置

|   10m超の津波に備える…

|   メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

└──── 黒木和也 (宮崎県在住)

 

1.東京電力が福島第一原発に新たな防潮堤(全長600m)を設置

10m超の津波に備える

9/24(火)13:00配信「福島テレビ」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190924-00000003-ftv-l07

 

 

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┗■7.新聞より2つ

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◆東海第二原発 対テロ施設(特定重大事故等対処施設)に約610億円

原電、規制委に審査申請

東海第二原発本体の安全対策には別に約1740億円必要

 

日本原子力発電(原電)は24日、東海第二原発(東海村白方)にテロ

対策となる「特定重大事故等対処施設」(特重施設)を新設するため、

原子力規制委員会に審査を申請した。工事費は約610億円で、東海第二の

電力を受電する東京電力と東北電力に資金支援の相談をしていると

いう。原電は、設置期限の2023年10月までの完成を目指す方針。

 

東電福島第一原発事故を踏まえた新規制基準では、航空機衝突などの

テロ行為に備えた特重施設の設置が義務化された。

原電は、遠隔で原子炉の冷却や減圧ができるよう、注水設備や予備

電源、緊急時制御室などを設置するとしている。

工事費について原電は、東電と東北電に支援の相談をしているが、

現時点で回答は得ていないという。

 

東海第二の安全対策費は、原発本体に必要とされる約1740億円を

合わせると、総額約2350億円。

工期を巡り、規制委は特重施設の設置期限について「原発本体の工事

計画認可から5年」としているが、関西、四国、九州3電力の一部原発

では、期限までに間に合わない見通しになっている。

東海第二は期限まで残り約4年となっているが、原電は先行原発の

事例を調査・検討した結果、期限に間に合うとしている。

ただ、規制委の審査が長期化すれば、期限までに必要な国の許認可を

得られない可能性もある。

加えて全国で初めて周辺5市も対象になった地元同意や、半径30キロ

圈に住む約94万人の避難計画策定の見通しも立っておらず、具体的な

再稼働時期は見通せていない。(後略)

(9月25日茨城新聞朝刊1面より抜粋)

 

 

◆奴隷の言葉=「東電元幹部3人への東京地裁無罪判決」

「私たちの社会は何故このような判決を生みだしたのか」

鎌田 慧(ルポライター)

 

19日の東電元幹部3人への東京地裁無罪判決について、遅ればせなが

ら書いておきたい。

政府と電力会社は原発を「未来」「クリーン」「安全」と、カネや

タイコで煽ってきた。判決「結語」は「本件事故の結果は誠に重大で

取り返しのつかないもの」と言いつつ、重ねてこう言う。

法令上の規制や国の指針、安全基準では「絶対的安全性の確保までを

前提にしていなかった」。だから事故の「予見可能性の有無にかかわら

ず、当然に刑事責任を負うということにはならない」。

 

これでは尻抜け、なんの突っ張りにもならない。1992年の伊方原発

最高裁判決では「万が一にも起きないように」が稼働条件だった。

事故後の避難者だけでも44人が死亡、13人が負傷、これから子どもや

被曝労働者にどれだけの症状がでるかわからない。

しかし、判決は「絶対的な安全は求めない」という。

また「重大で取り返しのつかない」事故が起きても「刑事責任を

負うことにはならない」。

何故か。「発電所の運転には小さくない社会的有用性が認められ」

る。だから「結果の重大性を強調するあまり」原発の設置、運転に

携わる者に「不可能を強いる」な。

 

「私たちの社会は何故このような判決を生みだしたのか」(武藤

類子原発告訴団長)。

ああ、この化け物を裁ける者はどこにもいないのか。

(9月24日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)

 

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自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

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そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

必要事項を400文字以内でお送り下さい。

件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

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