たんぽぽ舎です。【TMM:No3779】
2019年10月29日(火)地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東電による日本原電支援(2200億円)に反対する
「巨額の支援」おかしい、反対意見多い、電気料金が上がる
東海第二原発は事故原発-再稼働はムリだ
東電(2200億円)-日本原電(東海第二原発)-
関電(黒い原発マネー)をつらぬく闘いを
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.福島の問題は貴方自身の問題です
核兵器・原発の存在は他人事ではない
自分に直接関わること
シュルターマン容子
(ドイツ在住、ドルトムント独日協会所属)
★3.区域外避難者の訴え(10/17東京高裁での意見陳述)
被害は避難指示区域の線で止まりません (下)
私達が被曝させられてしまった事実を認め
これ以上無用な被曝を強いられない生活を保障してほしい
鴨下祐也 (福島原発被害東京訴訟原告)
★4..辺野古の工事が止まった!
安和桟橋で赤土輸送のトラックを阻止!
辺野古連続5日大行動(10/21~10/25)に参加して
山田洋子(たんぽぽ舎ボランティア)
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※明日です! 10/30(水)全国一斉抗議行動第2波にご参加を!
原発は危険!「特重」ない原発はもっと危険!
「特重できていない原発」はすぐ止めろ!
日時:10月30日(水)12時より13時…原子力規制委員会前(港区)
(地下鉄六本木一丁目駅より)
15時より16時…九州電力東京支社前(千代田区)
(JR有楽町駅日比谷口すぐ前)
呼びかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549
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※11/2(土)映画上映
『コスタリカの奇跡』積極的平和国家のつくり方
日 時:11月2日(土)14時と18時の2回上映
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:1000円
内容はこちらを http://unitedpeople.jp/archives/1734
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※11/6(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!
日本原電本店抗議行動
日 時:11月6日(水)17:00より17:45
場 所:日本原電本店前
(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
銀座線末広町駅4番出口より4分
共 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
2.「第74回東電本店合同抗議」
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:11月6日(水)18:30より19:30
場 所:東京電力本店前
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟ほか134団体
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┗■1.東電による日本原電支援(2200億円)に反対する
| 「巨額の支援」おかしい、反対意見多い、電気料金が上がる
| 東海第二原発は事故原発-再稼働はムリだ
| 東電(2200億円)-日本原電(東海第二原発)-
| 関電(黒い原発マネー)をつらぬく闘いを
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
◎東京電力ホールディングス(HD)は、28日の取締役会で日本原子力
発電(原電)が再稼働をめざす東海第二原発(茨城県東海村内)に対し、
「2200億円超」の再稼働費用の資金を支援すると正式に決めた。(全体
は3500億円、関西電力を含めて大手電力5社で支援する枠組みができて
いるという。)
この東電取締役会の決定に大反対する。東電は必ずこの巨額な支援
金決定についてすぐに後悔するだろう。回収できないリスクが確実
だから。「やめる」なら今だ。
◎反対する理由はいくつもある。(10/21発信【TMM:No3773】「たんぽぽ
舎声明」もご参照下さい。)
東電役員が支援の理由として言う「低廉な電気」というのが大きな
ウソ。ごま化しである。専門家の試算では、日本原電の売電価格は
1kw時=14.5円(又はそれ以上)になる。
とみるが、最近の電力スポット市場の年平均価格は、同10円弱
であり、5割高い。結局、消費者の電気料金の値上げになる。
国の税金でやっと成り立っている東電が、いわくつきの事故率日本一
の東海第二原発(110万kw)に対し2200億円以上援助するのは全く理由
がない。
それだけの支援の余裕があれば福島第一原発事故の不誠実な損害賠償
に泣く多くの人々に賠償せよ、今でも割高な電気料金を下げよ、福島
原発廃炉に真摯に取り組めと主張したい。
◎東電社内でも慎重論(反対論)が多いこの決定は、心ある人々の反対・
怒りをかき立てる。
私たちは、毎月1回(第1水曜日)の東電本店合同抗議行動を134の賛同
団体と共に7年やってきた。今後、さらに広く大きくするため全力を
つくす。言葉だけでなく、行動でそれを東電本店へ示す。
東電(2200億円以上支援)-日本原電(東海第二原発の再稼働)-関西
電力(原発マネー環流)をつらぬいて、「原発はもうやめよう」を
みんなで広げよう。
※明日の10/30(水)全国一斉抗議行動第2波にご参加を!
原発は危険!「特重」ない原発はもっと危険!
「特重できていない原発」はすぐ止めろ!
日時:10月30日(水)12時より13時…原子力規制委員会前(港区)
(地下鉄六本木一丁目駅より)
15時より16時…九州電力東京支社前(千代田区)
(JR有楽町駅日比谷口すぐ前)
呼びかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549
※参考記事
東電、原電への支援発表 2000億円強 東海第二再稼働に向け
(10月29日、日本経済新聞朝刊より見出し)
本文はこちらを
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51503200Y9A021C1TJ2000/
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┗■2.福島の問題は貴方自身の問題です
| 核兵器・原発の存在は他人事ではない
| 自分に直接関わること
└──── シュルターマン容子
(ドイツ在住、ドルトムント独日協会所属)
◎ 「いやー、僕たちドイツ人は日本人にとても感謝しているよ」と
知人に言われた。「何のこと?」と聞くと、「だって福島第一原発
事故があったからドイツは脱原発にコースをとれたのだから」との
ことであった。
にやっと笑う彼の顔を見て皮肉だと気づいた。確かに福島第一の
事故がその直接的なきっかけになったのであろう。
しかしその背景には草の根運動を飽きることなく続ける反核・反原発
運動家・市民たちがいる。彼らは政治家たちの言動を常に批判的な目を
もって監視している。
メルケル首相が脱原発宣言をした後も気を緩めず、本当にそれが計画
通り確実に行われているか、抜け道があるのではないかと常に監視
している。
◎ ドイツはすべての原発を2022年まで廃炉にすると宣言した。そして
再生エネルギーの割合を2030年までに50%、2050年までに80%以上に
するとの目標を立てた。
しかしドイツは現在も原発の燃料棒を製造し、日本を含め外国に輸出
している。
さらに廃炉後の燃料棒の最終貯蔵所問題も反原発派の批判の矛先に
上がっている。核兵器もしかり。ドイツ国内に米国の核兵器が配備
されていることも反核運動家たちは見逃していない。
◎ 彼らの強い動機となっているのは、自分たちの将来、自分の子供や
孫たちの将来、そして自分たちが住む地球の将来への危惧であろう。
彼らにとって核兵器・原発の存在は他人事ではない。自分に直接
関わることである。
◎ 原発も核兵器も我々自身の問題です。他人ごとではありません。
福島第一事故の被災者の問題は彼らだけの問題ではありません。
私たち自身の問題です。
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┗■3.区域外避難者の訴え(10/17東京高裁での意見陳述)
| 被害は避難指示区域の線で止まりません (下)
| 私達が被曝させられてしまった事実を認め
| これ以上無用な被曝を強いられない生活を保障してほしい
└──── 鴨下祐也 (福島原発被害東京訴訟原告)
そんな私の苦労を知っていたのか、息子たちは、私の前では決して
涙を見せませんでした。
しかし、母子だけでの避難生活が、楽だったはずもありません。
当時8歳だった長男は、「帰りたい」と、ぐずる弟の口を塞ぎ、
黙って涙をこぼしていたそうです。
また、マスコミにマイクを向けられ、「福島に帰りたい?」と
聞かれた時は、うつむいたまま、「聞かないで」と答えたそうです。
たまに会う息子達は、別れの時はいつも元気に手を振り、その笑顔を
バックミラーに見ながら、私は福島へ戻ります。
しかし、車を見送った後の次男は、布団に駆け込んで泣き続けて
いたのだと、後になって妻から聞きました。4歳の子どもが布団に
潜り、声を殺して泣く姿と、その息子を抱きしめて、「ごめんね」
としか言えなかったという妻の言葉に、胸が締め付けられる思い
でした。
幼い息子が父親を求める時期は長くはありません。その貴重な時を、
息子たちと共に過ごせない悔しさが込み上げました。
しかし、放射性物質が依然、宙を舞い、その正確な情報も伝え
られず、十分な除去作業も行われないいわきに、息子たちを連れ戻す
という選択は、どうしてもできませんでした。
子どもたちは、慣れぬ避難生活と家族分離のストレスで、しばしば
体調を崩しました。
私自身も体調を崩し、職場の人間関係の悪化や、放射能汚染による
研究の断念、さらに、家族が離れて暮らす歪みに耐えられなくなり、
2012年の秋、定年まで勤めるつもりだった仕事を辞め、東京へ避難
しました。今は家族4人、都内で暮らしています。
しかし、周りを見れば、今も沢山の子どもが、放射能の脅威を
避けるために、親と離ればなれの生活を送っています。
また、私と同じように父親が仕事を失った家庭や、避難を巡って、
いさかいの絶えない家庭も少なくありません。
また、福島では、多くの分断が生まれています。空間放射線量や
賠償金の額、原発からの距離など、どれも個人には責任のないことに、
一方的に線引きをされたことがきっかけとなり、怒り、憎しみが生まれ
続けています。
ただの自然災害ならば起きなかった深い溝が、県内に幾重にも
はびこっています。
私たちは、「みなし仮設住宅」として提供された国家公務員住宅に
暮らしていますが、その住宅は、再三の要望や署名を提出したにも
かかわらず、2017年3月で提供が打ち切られてしまいました。
しかし、今でも避難元の家には、放射線管理区域の基準を超えた
土壌汚染があり、被曝の危険があるために帰ることができない人が
この訴訟の原告にも多くいます。
私もその一人です。今、国は自らの手を汚さずに,都内の国家公務員
宿舎に住む避難者のうち5世帯だけを選んで追い出しの訴訟を福島県に
起こさせようとしています。
突然、生まれ育った福島県から提訴されることを知った若い母親は、
恐怖に震え、泣き崩れました。
私達が住んでいた街は、緑がとても美しいところでした。
春には山菜が芽吹き、夏は岩魚が釣れ、秋にはキノコが採れます。
仕事帰りの父親は、海岸でアイナメを釣り、晩の食卓を飾ります。
決して贅沢ではなく、それが当たり前だった福島。
その豊かさの全てが、放射能汚染によって奪われてしまったことを、
今も悔しく思います。
事故当時小学生だった息子は高校生になり、北海道に行ったとき、
大自然を前にして『自分が失ったものが判ってしまった』と涙を
流しました。
福島の豊かな自然は、息子達が無償で継承できるものであった
はずです。
しかし現実の息子は、避難児童として東京で育ち、同級生からの
いじめに苦しみ、今でも当時のトラウマから体を壊し、眠れない日々を
過ごしています。
失われたものは取り返すことはできません。
しかし、今なお続く放射能の脅威から、子どもたちを守り、避難を
望む人が堂々と避難できるようにすることや、新たな事故からこの国
を守ることはできるはずです。
裁判官のみなさん、この国土にバラまかれてしまった放射性物質の
寿命は、私たちの寿命よりも長いのです。
ですから私たちは、自分たちが生きているうちには、もう元通りの
生活が手に入らないことも知っています。
しかし国は、あたかも汚染が元に戻ったかの様な、誤ったイメージを
発信し続け、私たちの被害を否定しようとしています。
更に、低線量被曝が安全であるかのような誤った知識を流布すること
で、避けられる被曝からの回避手段さえも、奪っているのです。
ですから、どうか、私達が被曝させられてしまった事実を認め、これ
以上無用な被曝を強いられない生活を保障してください。
そして福島に生まれ育ち、離れても尚、福島を深く愛する子どもたち
を、思い遣ってください。
そして、このような悲しみと苦しみの中にいる私たちの叫びに、
耳を傾けてくださいますよう、どうぞ宜しくお願いします。
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┗■4.辺野古の工事が止まった!
| 安和桟橋で赤土輸送のトラックを阻止!
| 辺野古連続5日大行動(10/21~10/25)に参加して
└──── 山田洋子(たんぽぽ舎ボランティア)
◎ 10月21日の飛行機に乗り、夕刻の7時ごろ那覇に到着した。
台風20号の影響を心配したが順調なフライトだった。
夜に不慣れなレンタカーを運転することに多少の不安を抱き
ながらも、何とか辺野古の民宿「クッション」に辿り着くことができた。
そこには見覚えのある顔が並んでいた。早速、私に代わってレンタ
カーを運転して貰えそうな人を探し始めた。
何せ私は後期高齢者と呼ばれる年齢になり、何時アクセルと
ブレーキを踏み間違えるやら。人様を同乗させるわけにはいかない
からだ。
ドライバーはすぐに現れた。私にとっては初対面の方ではあったが、
何度も辺野古に足を運ばれていた元教師の男性だった。
◎ 翌10月22日は祝日で抗議行動はなく、午後に名護で「全国交流会」
があった。車に5人が相乗りして会場に向かった。その中に一人
経産省前で時折見かける男性がいた。
120~130人の参加者だったのではなかろうか。山城博冶氏は宮古での
闘いの最中にあるとかで、この会場に姿はなかった。
ドローンが捉えた大浦湾の映像やスピーチから、沖縄防衛局、政府の
「それ行けドンドン」の横暴なやり口に怒りを覚えた。
◎ 10月23日から25日までは安和桟橋に出向き、出入り口2か所を
固めた。朝の5時には起き、宿舎に戻るのは夜の8時近くになって
しまう。
港内には赤土と思しき土砂が高さ4~5mで積み上げられていた。
空のトラックでも港内に入れば埋め立て工事が進むことになる。
23日朝6時、トラックが侵入しようとした。総勢でプラカードを
掲げ叫んだ!侵入阻止!確か8台のトラックが引き返していった。
本土では肌寒い気候でも辺野古辺りは日差しが強く暑い。
辺野古ゲート前のような大きなテントはない。折り畳みの小さな
テントとビニールシートが2~3枚敷かれているだけである。
木陰より他に日差しを遮るものはない。折り畳みの椅子もそう多く
はない。夕刻になると尾てい骨に痛みを感じるようになった。
夕刻の5時頃になると大半の人が引き上げていく。万が一の侵入に
備えて夜7時過ぎまで留まれる人数は30~40名位だったろうか?
「あつまれ辺野古」のコアメンバーは、夜の7時以降は出入り口に
駐車し、車中泊で機動隊の襲来に備えていた。
安和港はドローンの規制区域外にあるので、トラックの動きを
とらえていたようだ。
一日に何回かは入口でプラカードを掲げ、少しばらけたゆっくり
とした行進をした。機動隊が来たときに対応できるようにするため
である。
24,25日は機動隊もトラックも現れなかった。ゲート前と同じように
スピーチや歌が続いた。
◎ 若者が何人かいた。びょろ長い、男の若者が安和桟橋と題打って
ラップをやってくれた。場が沸いた。
そして女の若者が辺野古バージョンのソーラン節踊りの指揮を2日間
とってくれた。
かなりハードな動きになる。屈身してから天を突いたり、船を漕いだ
り、腕で波を象ったり、腕を組んでラインダンスをするまでに及んだ。
結構活気に溢れ楽しかったが、翌日から階段の上り降りに脚が攣(つ)
る羽目に至ってしまった。
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