たんぽぽ舎から TMM:No2621

たんぽぽ舎です。【TMM:No2621】

2015年10月24日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.六ヶ所再処理工場が急には動かぬ事情

3つの条件をクリアーするには相当規模の費用の投入が必要

・臨界事故対策装置を3設備から23設備に拡大

・使用済み核燃料の貯蔵期間を最短4年から12年後に再処理に延長

・地震の想定規模…M8.3からM9へ引き上げ

山田清彦 (青森県三沢市)

★2.「原発」と「リニア新幹線」は深く関連している

11/14《STOP!リニア フェス》

CD「夢のリニア超特急」完成記念ライブ

《STOP!リニア フェス》開催実行委員会

★3.11/11小泉純一郎さん講演会のお知らせです

静岡県のみなさま、そして近隣県のみなさまへ

浜岡原発・再稼働阻止のための講演           広瀬 隆

★4.新聞より2つ

◆原発事故後、子育て不安

(10月24日東京新聞1面「金曜日の声・官邸前」より)

◆福島第二 再稼働困難 復興相 就任会見発言を修正

(10月23日東京新聞6面より)

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※10/26経産省前テントひろば『控訴審判決』ぜひ傍聴に来て下さい

10月26日(月)テント裁判判決日

13時30分テントひろば前集合 14時東京高裁前集会 15時判決(102号法廷)

15時30分 記者会見

16時報告集会 衆議院第2議員会館多目的会議室

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※11月4日(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.第16回九州電力川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議

日時:11月4日(水)17時30分より18時30分

場所:九州電力東京支社(JR有楽町駅前電気ビルヂング前)

主催:再稼働阻止全国ネットワーク  TEL 070-6650-5549

2.第26回東京電力本店合同抗議行動

東電解体!汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!

原発再稼働は日本を滅ぼす

日時:11月4日(水)19時より20時

場所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)

よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎

賛同団体:東電株主代表訴訟など約122団体

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┗■1.六ヶ所再処理工場が急には動かぬ事情

|  3つの条件をクリアーするには相当規模の費用の投入が必要

|  ・臨界事故対策装置を3設備から23設備に拡大

|  ・使用済み核燃料の貯蔵期間を最短4年から12年後に再処理に延長

|  ・地震の想定規模…M8.3からM9へ引き上げ

└──── 山田清彦 (青森県三沢市)

 

◯ 着工から20年を経て、まだ再処理工場が動きそうもないのだが、日本原燃が再処
理工場を動かすためにしている修正項目がある。これは、新規制基準に基づく審査で
指摘されたものを、以前は対決姿勢であったのに、今は「協調型」に変わったからだと、
10月12日のデーリー東北が一面で紹介していた。

その例示の大きな変化を書き写すと、次のようになります。

・臨界事故・・・想定対象を3設備から23設備へ大幅に拡大。

・使用済み核燃料の貯蔵期間・・・最短4年から12年後に再処理に延長。

・沖合で発生するプレート間地震の規模・・・M8.3からM9へ引き上げ。

どれ一つ取っても、日本原燃には厳しい要求であるが、その要求を拒んでいるうちは
操業できそうにないので、求めに応じることにしたということらしい。

◯ 臨界事故対策装置を、23設備に拡大するのはマニュアル変更だけでは済まないので
、大掛かりな安全対策が必要とされるだろう。

◯ 貯蔵期間の延長は、再処理事業の将来的不安要素となるだろう。もっとも既に原発
各地に保管されている使用済み核燃料の多くは2011年よりも前から貯蔵されていたの
だから、それを先に再処理すればいいだけであるはずだ。でも、再稼働後の使用済み核
燃料が出てきても、年数を経るまで待たされる状況が出てくると厄介である。

◯ M8.3からM9へも引き上げは、耐震設計を根本から変えることであり、これをす
るためには工場本体の下部を補強する必要がある。既にアクティブ試験で、配管の中に
放射性物質が入っている状況なので、地下の耐震補強ができないとされてきたので、ど
のように行うのか、注目されるだろう。

以上の3つをクリアーするとなると、相当規模の費用の投入が必要となるが、これは
実現可能なのだろうか?

◯ なお、原子力規制委員会が手がけたがらない項目として、再処理工場での事故時の
原子力防災範囲の拡大が残っている。現状で、半径5kmとしているが、これをどこ
まで拡大するのかは、国の判断待ちである。

ちなみに、半径30kmとなると、私の住む三沢市まで範囲に入るし、我が家はその
境界ギリギリ。再処理工場で大事故が起きれば、住んではいけない所になるか、不動産
価格の暴落に泣くしかないかもしれません。

 

 

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┗■2.「原発」と「リニア新幹線」は深く関連している

|  11/14《STOP!リニア フェス》

|  CD「夢のリニア超特急」完成記念ライブ

└──── 《STOP!リニア フェス》開催実行委員会

 

リニアの環境問題をテーマにしたCD発売を記念してライブ集会を開催します。

東京から大阪を1時間で結ぶという中央リニア新幹線建設計画は、南アルプスにト
ンネルを掘る自然環境破壊、電磁波公害、トンネル事故の危険性、大幅赤字必至などの
難問、課題のなか、特に新幹線の3~5倍とも言われる電力消費が避けられず、これを
交通手段とするのは大きな問題です。

JR東海の葛西会長は2011年の原発震災直後に「原発は自信をもって進めるべき」
と主張し、最近も「原発再稼働」を主張しており、明らかに原発とリニアは深く関連
しています。

工事目前の今、沿線地域の市民は裁判を準備中、盛り上げていきましょう、ライ
ブにぜひお集まり下さい。

 

《STOP!リニア フェス》

 

日 時:11月14日(土)13時開演(12:30開場)

LIVE:メキシコトリオ Sax 森田修史・Bass 岩見継吾・Drums 永田真毅

Blues Boys 125 新井武士・高橋マコト

TALK&映像:前島久美、宗像充

LIVE&DANCE:水野みさを、村岡“oharu”雄治

主 催:《STOP!リニア フェス》開催実行委員会

会 場:大田区民センター音楽ホール

チケット:前売り\1.000 当日\1.200

詳 細:http://d.hatena.ne.jp/stoplinear/20150920

 

ライブ終了後、「11/14ストップ・リニア訴訟!東京スタート集会!!」にも

ご参加下さい!

日 時:11月14日(土)18時より20時

講 演:川村晃生(リニア新幹線沿線ネットワーク共同代表)、ほか

会 場:大田区民センター

主 催:リニア・市民ネット東京

 

 

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┗■3.11/11小泉純一郎さん講演会のお知らせです

|  静岡県のみなさま、そして近隣県のみなさまへ

|  浜岡原発・再稼働阻止のための講演

└──── 広瀬 隆

 

11月11日(水)小泉純一郎元総理の講演会「日本の歩むべき道」が静岡にて開催さ
れます。勿論、浜岡原発・再稼働阻止のための講演です。

下記サイトをごらんください。

http://enekei.jp/information/koizumishizuoka.html

 

主 催:一般社団法人「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」

しずおか未来エネルギー株式会社

自然エネルギーを推進している「かまぼこの鈴廣」さんなどが中心の、中小企業
を活性化させようという、信頼できるグループです。

 

日 時:11月11日(水)15:30~17:00(開場14:30)

場 所:静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」

(JR東静岡駅・南口徒歩3分)

入場料:1000円  定員:800名

チケットは、エネ経会議HPのエネ経会議ネットショップより購入できます。

 

「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク」は、反原発を鮮明に打ち出し
ている人たちですので、その応援も兼ねて、ぜひとも多くの方に参加・お申込みをして
いただきたいと、伏してお願い致します。

県内と近隣県で広く呼びかけて、盛大な集まりになるよう、ご協力をお願いします。

800人の会場ですが、講演会が周知されていないため、まだ多くが空席のようです。
よろしくお願い致します。

 

 

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┗■4.新聞より2つ

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◆原発事故後、子育て不安

(10月24日東京新聞1面「金曜日の声・官邸前」より)

 

東京都練馬区の無職吉成甲子さん(65)

御嶽山(おんたけさん)や箱根山の噴火をはじめ、近年は自然災害が相次いでいる。
そんな中で原発を再稼働するなんて、とんでもないことだ。万一、東京五輪の時に原
発でトラブルがあったら世界中の信頼をなくす。

 

川崎市川崎区の会社員大谷敬介さん(40)

参加をためらっていたが、安保法反対デモの若者たちの姿に勇気をもらい、初めて来
た。原発事故後、一人息子の健康のことを気にしてしまう。安心して子育てができるよ
うに原発をなくしてほしい。

 

 

◆福島第二 再稼働困難 復興相 就任会見発言を修正

 

高木毅復興相は22日、報道各社のインタビューで、東京電力福島第二原発(福島
県楢葉町、富岡町)について「政府の原発政策は新規制基準に合格したものは再稼働さ
せるという方針だが、福島の原発は同列に扱えない」と、再稼働は困難との考えを示
した。

7日の就任会見では、東日本大震災で被災した東北3県にある原発も原子力規制委員
会の新規制基準を満たせば、他の地域の原発と同様に再稼働もあり得ると発言したが、
野党の批判や廃炉を求める地元の声を受けて修正した。

福島第二原発をめぐっては、内堀雅雄知事は「県内原発の全基廃炉は県民の強い思い
だ」と廃炉を政府に要請済み。県議会も廃炉を求める請願を採択している。被災した東
北3県には、東北電力女川原発(宮城県女川町)もある。

高木氏はインタビューで、福島第一原発事故に関しては「二度とあのような事故は
起こしてはならないという強い気持ちで復興に取り組みたい」と強調した。

高木氏は、原発が数多く立地する福井県選出の衆院議員。自民党では原発の早期再
稼働を求める議連の事務局長も務めてきた。

(10月23日東京新聞6面より)

 

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