たんぽぽ舎です。【TMM:No2643】
2015年11月20日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.川内原発の廃炉を目指しましょう!!
?再稼動で迫りくる大事故の可能性?
4年半以上停止した原発の運転が再開されたのは世界で14基あり、
そのすべてが運転再開後にトラブルに見舞われている
岩井 哲(かごしま反原連・川内原発 民間規制委員会かごしま)
★2.第34回「年末年始、助け合い運動」にご協力下さい。
山谷労働者に温かな支援物資を届けよう! たんぽぽ舎運営委員会
★3.伊方原発に反対し、住民説明会の開催を求める
愛媛県・伊方町への要請行動を実施
NHKや毎日新聞が取材に訪れ、その後、愛媛新聞や朝日新聞、産経新聞から問い合
わせ
新城せつこ(東京・杉並区議会議員、反原発自治体議員・市民連盟)
★4.テント日誌11月19日(木)経産省前テントひろば1531日
映画『野火』の新作の話も出て… (I・K)
★5.新聞より
◆原発テロ対策施設先送り 規制委員長、一転釈明 警戒強化を指示
(11月19日東京新聞朝刊3面より)
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※11/21学習会「延期」のご案内
11月21日(土)に予定されていた学習会は講師・山崎久隆さんの身内が重篤のため「延
期」致します。
次回の日程については、決まり次第お知らせします。
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※11/24「東電は責任をとれ」連続講座第18回にご参加下さい
「東電はいったい何をしているのだ!-廃炉の現実と復興加速化-」
日 時:11月24日(火)19:00から20:30(開場18:30)
講 師:木野龍逸さん(フリージャーナリスト)
会 場:スペースたんぽぽ 参加費:800円
共 催:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば
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※お知らせ
「NONUKES voice」6号が発売されました。
☆取り戻せ、民主主義!
総力特集:脱原発と反戦・反安保-世代を超えて
鹿砦社刊 定価680円 たんぽぽ舎でも扱っています。
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┗■1. 川内原発の廃炉を目指しましょう!!
| ?再稼動で迫りくる大事故の可能性?
| 4年半以上停止した原発の運転が再開されたのは世界で14基あり、
| そのすべてが運転再開後にトラブルに見舞われている
└──── 岩井 哲(かごしま反原連 川内原発 民間規制委員会かごしま)
川内原発は残念ながら、再稼働してしまいました。
この結果、私たちの中にあきらめムードが出ているかのように言われています。
しかし、そんな訳には行きません。再稼動によって大事故がおきる可能性が更に高く
なり、その心配が、以前より遙かに増しているからです。
◆国際原子力機関や米国、カナダの規制当局のデータによると、4年半以上停止した原
発の運転が再開されたのは世界で14基あり、そのすべてが運転再開後にトラブルに見舞
われているとのことです。このデータからわかるように、約四年半停止していた川内原発
は、トラブルを起こす可能性が大ということになります。実際に、再稼動直後に、1号
機では復水器に穴が開きました。
◆近年、地震が頻繁に発生し、火山の活動が活発になっていることを考えると、原発の
小さなトラブルでも、自然災害と重なることで大事故につながります。
川内原発も、再稼動2番手とされる伊方原発も加圧水型原発です。この型の原発の最大
の問題は蒸気発生器の仕組みにあります。この装置は2つの構造的な欠陥を持っていま
す。
◆その2つの欠陥とは、
1.川内原発と同型の加圧水型原発である、スリーマイル島原発(1779年)、福井県美
浜原発(1992年)の事故では、緊急炉心冷却装置(ECCS)の使い方に失敗し、炉心
が空焚きになり、炉心溶融(メルトダウン)が起こりました。この点は、ECCSの徹
底活用を確認することで克服できますが、日本の規制委員会はこのことを全く理解出来
ておりません。
2.事故時、燃料棒を覆っているジルコニウム被覆管と水蒸気が反応して水素が発生し、
これが蒸気発生器の逆U字管の上部に滞留し、それを除去する根本的解決策を誰も持た
ないため、水素爆発の発生が避けられません。
◆上記1・2について、九電との交渉で私たちは明確に指摘しましたが、九電は解決策
をなんら提示出来ませんでした。これ以外にも、地震や火山噴火等の外的な要因が無く
とも、川内原発にはさまざまな装置・システムに構造的な、解決困難な問題があるので
す。
◇この間の研究で、大事故は、原発それ自体の構造的欠陥により起こりうることが明ら
かになっています。このことを、私たちは、全国・全世界の皆さんに、声を大にして訴
えていきます。
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┗■2. 第34回「年末年始、助け合い運動」にご協力下さい。
| 山谷労働者に温かな支援物資を届けよう!
└──── たんぽぽ舎運営委員会
◎「いのちが大事」、33年続いているたんぽぽ舎恒例の「助け合い運動」を今年も行いま
す。山谷労働福祉会館の仲間は、年末始緊急支援として「共同炊事」を実施しています。
衣類、毛布、お米などが大量に必要になります。
皆様の温かな支援をお待ちしています。
*到着した荷物はたんぽぽ舎で開被、整理し山谷にお届けしています。
《受付期間》 受付期間の順守をお願いしています。
12月7日(月)~12月22日(火)到着分まで
〈物資〉 送付先:〒101-0061東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル
5F
「たんぽぽ舎」支援物資担当宛
〈現金〉 カンパ金は郵便振込みでお願いします。
(振込先はたんぽぽ舎です) ゆうちょ銀行 口座番号:00180-1-403856
加入者名:「たんぽぽ舎」
*注(必須事項)-[山谷支援カンパ]と明記願います。
☆送ってほしいもの
特に必要なもの【防寒着 お米 寝袋(シュラフ) 現金】
必要なもの 【作業着 毛布 下着(新品) ズボン 靴下 靴 リュック】
【簡易テント タオル 石鹸 洗剤などの日用品】
※以下の物は需要がありませんので送って頂かないようお願いしています。
【背広 ワイシャツ、子供用女性用衣類 テレカ 食器】
*問い合わせは「たんぽぽ舎」までお願いします。(TEL 03-3238-9035)
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┗■3.伊方原発に反対し、住民説明会の開催を求める
| 愛媛県・伊方町への要請行動を実施 (11月2日)
| NHKや毎日新聞が取材に訪れ、その後、愛媛新聞や朝日新聞、産経新聞から問い
合わせ
└──── 新城せつこ(東京・杉並区議会議員、反原発自治体議員・市民連盟)
○伊方原発の再稼働に反対し、住民説明会を求める「全国自治体議員の会」の愛媛県知
事・県議会、伊方町長・町議会への請願・陳情は、全国から178名の連名で提出するこ
とができました。うち四国4県は47名、福島からは原発被害自治体21名の賛同が得ら
れ、要請には新城せつこ杉並区議と山本勣鬼北町議が提出者となり、岩城泰基宇和島市
議や有賀精一日野市議、布施由女清瀬市議、市民からは堀内美鈴さんらが参加しました。
県知事要請には、渡部伸二県議や田中克彦県議が付き添い、渡部県議には伊方町まで車
でご案内いただき心から感謝申し上げます。
○県議会では渡部県議から「遠くの人たちも自分たちの問題だと来ているのだ。県議会
は議論もしていない」と厳しい一言。私たちからも30㎞圏住民への説明が行われていない
ことや大半が賛成しているという知事の認識は間違いであること、福井地裁判決が250㎞
圏を当事者であるとしていること、見学をした福島の現実などを訴えました。
午後の伊方町では、岩城泰基宇和島市議が合流。八幡浜市民にもご協力いただきました。
○伊方原発が危険な場所に立地している問題や半島に住む5,000人の避難問題、大分の非
現実性を指摘しました。ここではNHKや毎日新聞が取材に訪れ、その後、愛媛新聞や朝日
新聞、産経新聞から問い合わせの電話がありました。NHKは当日2度にわたりニュースで
とりあげ、20時過ぎは全国自治体議員の会の伊方町申し入れ行動が大きく報道されました。
○今後について考えました。今回の取組みで、伊方原発再稼働問題が愛媛県だけの問題で
はなく福島を経験した全ての人々の問題であることを印象付けました。今後さらに拡大す
ること、伊方原発30㎞圏内にある宇和島市など周辺自治体への働きかけも重要だと思い
ました。
今回の取組みに先立ち、市民は伊方町を一軒一軒を回りアンケート調査を行い、52%が
再稼働に反対であることが判明しました。私達はこの報告を力として県や町に訴えること
が出来ました。県議会では47名中反対者はわずか7名。議会では少数でも、大多数の県民
・市民の思いを体現していることを改めて確認しました。全国からさらにエールを送り、
行動をともにしたいと思います。
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┗■4.テント日誌11月19日(木)経産省前テントひろば1531日
| 映画『野火』の新作の話も出て…
└──── (I・K)
今日のテント午前中は静かだったが、午後には色々な方が来てくださった。
元双葉町長井戸川克隆さんの裁判があり、宿泊当番のMさんも参加。報告会に行く前
によって下さった方もいる。
インドから来た男性、広島の世界核被害者フォーラムに参加するために来たそうだ。
テントは2度目だと言う。
安倍首相が12月に訪印し、原子力協定の調印をすると言うのでインドでも反対運動を
するから日本でもよろしくと流暢な日本語で話していった。
福島の処理も出来ていないのに原発の輸出は絶対許せませんね。
ノーニュークスアジアフォーラムの本を読んだと話したら事務局長をご存知のようだ
った。28日の映画と講演会には参加したいと思う。
井戸川さんの裁判傍聴した堀切さとみさんも寄って下さった。
http://www.nonukesasiaforum.org/jp/
彼女は「原発の町を追われて」の映画を作った人だ。埼玉の学校で給食調理員をして
いると言うのでびっくり!
映画の話が出たのでつい先日テレビで市川昆監督の映画「野火」を見たことを話すと
彼女は塚本晋也監督の新作と両方見たというのでさすが映画を作る人と感心した。
市川昆の作品は白黒なので残虐な映像に耐えられたが、新作はカラーなので見るに耐
えないのではないかと思ったが、彼女は美しい自然の映像と残虐な戦争との対比で今の
若者の心に響くのではと言っていた。
確かに前作は今物語としてしか存在しないのかもしれない。
戦前に生まれた私でさえ漫画チックに感じたシーンも有ったのだから…
彼女はまた何処かでお会いしましょうと去っていった。
静岡から総がかり行動のためにバスで来たと言う方が皆にみかんを下さった。総がか
り行動にも参加したかったが、昼間だけで疲れたので3時半頃テントを後にした。
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┗■5.新聞より
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◆原発テロ対策施設先送り 規制委員長、一転釈明 警戒強化を指示
原子力規制委員会の田中俊一委員長は18日の定例記者会見で、パリ同時多発テロを受
け「(原発などの)警戒態勢を強化する」と明らかにした。規制委事務局によると、原発
や核燃料サイクル施設を持つ事業者に、作業員らの出入りの管理や警備員による巡視強
化を指示した。
原発のテロ対策をめぐっては、原子炉への航空機衝突などに備え義務付けている「特
定重大事故等対処施設(特重施設)」の設置期限を規制委が延長したことが問題視され
ている。
田中氏は「今回のようなテロが起き、心配になるのは分かる」としながらも「特重施
設は対策を重層的にするものだ」と述べ、現状でも一定程度対策ができていると釈明し
た。
特重施設は、原子炉が攻撃を受けても冷却機能を維持するための施設。原子炉建屋か
ら100メートル離れた場所に代替の制御室や注水設備などの設置を求めている。再稼働
後の設置が許容されており、九州電力川内原発(鹿児島県)にもまだない。
規制委は当初、設置期限を一律に2018年7月としていたが、審査の長期化などで間に
合わない事業者が多く出そうなことから、13日の定例会合で「審査合格から5年」と、
さらに猶予期間を延ばすことを決めた。
(11月19日東京新聞朝刊3面より)
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