▼今号の目次▼
★1.クラウドファンディングへのご支援ありがとうございました。
★2.【配信イベントのお知らせ】3月18日(火)20時~「コロナ禍から5年、緊急支援の今」
★3.再エネ×生活困窮者支援 パワーシフトHOMEプロジェクトがスタート
★4,スタッフ執筆記事&インタビュー記事
★5.書籍『桐生市事件』(小林美穂子、小松田健一 著)刊行のお知らせ
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★1.
クラウドファンディングへのご支援ありがとうございました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨年12月23日から実施してきたクラウドファンディング「この冬、誰も路上で凍えさせない~見えない壁を越えて宿泊と住まいを届けたい!」が2月末に終了いたしました。
おかげさまで、計333人の方にご支援いただき、目標額(250万円)を上回る3,187,000円のご寄付をいただくことができました。
キャンペーンを応援してくださり、ありがとうございました。皆様のあたたかいご支援に心より感謝いたします。
資金は下記の事業に充てさせていただきます。当初の目標額を超過した金額は、昨年末以降、ニーズが急増している緊急宿泊支援費に繰り入れさせていただきました。
ビジネスホテルを活用した緊急宿泊支援:143万7,000円
デジタルアウトリーチの強化:50万円
生活保護申請支援システム「フミダン」のバージョンアップ:50万円
日本国籍を持たない困窮者を対象とした家賃支援:75万円
この冬の活動についてのまとめ記事をウェブサイトにアップしましたので、ご参考にしてください。
ハウジングファースト、緊急宿泊支援、生活保護基準、桐生市問題、難民支援…今冬も幅広い困窮者への支援とソーシャルアクションを進めています。
https://tsukuroi.tokyo/2025/02/25/2631/
引き続き、国籍や世代で線引きしない生活困窮者支援活動にご注目をよろしくお願いします。
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★2.
【配信イベントのお知らせ】
3月18日(火)20時~
「コロナ禍から5年、緊急支援の今」
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2020年春にコロナ禍の第一波が日本に襲来し、初の「緊急事態宣言」が発出されてから、まもなく5年が経とうとしています。
コロナ禍の初期には、感染拡大に比例するかのように国内の貧困が拡大。つくろい東京ファンドは、反貧困ネットワークなど他の困窮者支援団体と連携して、駆けつけ型の緊急支援を始めました。
2021年10月には、つくろい東京ファンド新規事業部長の佐々木大志郎が中心となり、住まいを失った人が「緊急お助けパック」を受け取ることで、一泊のちに公的支援機関へつながることを可能とする「せかいビバーク」の運用を開始。東京都内の8か所から始まった「緊急お助けパック」の受け取りスポットは、現在、東京・埼玉の68か所まで拡大。今年に入ってからは毎月30~40件のペースで利用されています。
3月18日(火)には、緊急支援の現状を報告する配信イベントをおこないます。ぜひご視聴ください。
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「コロナ禍から5年、緊急支援の今」
◆日時:2025年3月18日(火) 20:00-21:00
◆登壇者:佐々木大志郎、稲葉剛
*視聴方法
配信時間中に下記リンク先からご視聴が可能です。
https://youtube.com/live/JEypwTDmhgE?feature=share
※本イベントはYouTube 上でのLive配信となります。本配信ではUDトークを使用した字幕提供をおこないます。
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YouTubeチャンネルのご登録もよろしくお願いします。
つくろい東京ファンドYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@TsukuroiTokyoFund
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★3.再エネ×生活困窮者支援
パワーシフトHOMEプロジェクトがスタート
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誰もが再生可能エネルギーを使える社会を実現する「パワーシフトHOMEプロジェクト」が2月末にスタートしました。
気候変動は日本でも社会的に脆弱な立場にある人々に深刻な影響を与えていますが、生活困窮者は再エネの電気を選びにくく、化石燃料や原発の電気を使わざるを得ないという現状があります。
「パワーシフトHOMEプロジェクト」は、こうした現状を乗り越えるモデルをつくることで、社会的弱者も含めて、みんなが「持続可能な再エネ」を使える社会をめざしています。
【プレスリリース】再エネ×生活困窮者支援団体◇パワーシフトHOMEプロジェクトがスタートhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000077060.html
つくろい東京ファンドもプロジェクトに参加し、「つくろいハウス」「りんじんハウス」「カフェ潮の路」の電気を「グリーンピープルズパワー」に切り替えました。
また、プロジェクトの一環として、事務所の簡易断熱DIYを実施していただきました。
3月21日(金)夜には、断熱DIYの報告会がオンライン開催されます。ぜひご覧ください。
3月21日(金)20:00~ つくろい東京ファンド断熱DIY報告会-パワーシフトHOMEプロジェクトhttps://power-shift.org/250321_dannetsu/
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★4.
スタッフ執筆記事&インタビュー記事
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この間、つくろい東京ファンドの各スタッフが執筆や取材協力をした記事を紹介します(全文を読むには登録が必要な記事もあります)。
【2月15日】路上生活に追い込まれる「妊婦」も…「難民申請者」取り巻く厳しい状況、支援団体はどこまで持ちこたえられるか -弁護士ドットコムニュース
https://www.bengo4.com/c_18/n_18447
【2月25日】生活保護費減額 いのちのとりで裁判と「貧困」の意味 | | 稲葉剛 | 毎日新聞「政治プレミア」
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20250221/pol/00m/010/009000c
【2月26日】利用者の高齢化に伴い生活支援が高難度化、支援者はどこまで伴走できるか(小林美穂子)
https://maga9.jp/250226-4/
【3月5日】生活保護申請12年で最多 増える20代受給者 支援現場では|NHK 首都圏のニュース
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250305/1000114900.html
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★5.
書籍『桐生市事件』刊行のお知らせ
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3月28日、つくろい東京ファンドスタッフの小林美穂子と東京新聞の小松田健一さんの共著『桐生市事件』が地平社より刊行されます。
【3月28日刊行】『桐生市事件――生活保護が歪められた街で』
著:小林美穂子、小松田健一
https://chiheisha.co.jp/2025/03/09/978-4-911256-16-9/
保護費を毎日1000円だけ手渡し、残りは金庫にしまうなど、信じがたい運用が発覚した桐生市の生活保護行政。助けを求める市民を威圧し、支給を徹底的に削る姿勢が、次第に明らかになっていく。支援と取材の現場から迫ったルポルタージュ。
各オンライン書店などでも予約受付が始まっています。ぜひご予約ください。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784911256169
最後に毎度毎度のお願いで恐縮ですが、私たちの生活困窮者支援活動へのご支援、ご注目をお願い申し上げます。
特に現在、お米など食料品が不足しておりますので、ご協力いただけると幸いです。詳細は下記リンク先をご覧ください。
https://tsukuroi.tokyo/2023/12/20/1890/
資金のご寄付は、下記のページをご覧ください。
ご寄付は、クレジットカード、口座からの自動振替、口座への振り込み等で可能です。
継続的なご寄付によって活動を支えていただく「マンスリーサポーター」も募集しておりますので、ぜひご検討ください。
◆つくろい東京ファンドのサポーターになりませんか?◆
https://tsukuroi.tokyo/2023/12/20/1890/
Vポイントが活用できるYahoo!ネット募金での寄付キャンペーンも継続しています。
コロナ禍で「今夜、行き場のない人」をだれひとり路頭に迷わせないために(つくろい東京ファンド) – Yahoo!ネット募金
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5320001
「セーフティネットのほころびを修繕する」私たちの取り組みにご参加いただけるとありがたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【発行元】
一般社団法人つくろい東京ファンド(代表理事:稲葉剛)
〒165-0025 東京都中野区沼袋1-9-5
団体サイト:https://tsukuroi.tokyo/
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