「アジアは成長から引き潮に転ずる」というFTの記事は興味深いです。後進国でも発展途上国でもよいが、いま、アメリカもヨーロッパも停滞というより不況局面でしょう。それにもかかわらず、中国、それと連関したASEAN諸国が繁栄をつづけることが、不可解です。Ecomistのいうデカップリング論が妥当したともみられるけれど、それで終わりかと問えば、そういえない面がある。日本企業も中国に輸出するか、工場を中国、あるいはタイなどに建造している。ケインジアンは、アメリカの消費支出がアジアを支えてきたというのだけれど、現在では、中国の消費と投資がそれに代わるように見える。しかし、人民元のレートは安すぎるといえようから、1985年のとき、円を切り上げたように、人民元を上げると、日本のバブルのように、何が起こるか分からない。
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