ウイルス騒動に哲学者の狂歌

著者: 加藤尚武 かとうひさたけ : 哲学者/京都大学名誉教授
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ウイルス騒動の毎日が、哲学者の頭にはわずらわしく、憂さ晴らしの狂歌など詠んでいます。

ウイルス軍は、武漢鎮圧なしとげぬ。おごれるヒトは久しからずや。

ドライバーは無口に限る。談論風発ウイルスを撒く。

屋形船、無病を願う乾杯に、ウイルスは舞い、四方に拡がる。

ひたぶるにただ生き残らんとするウイルスに、ヒト、マスクしてうろたえるのみ。

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔culture0898:200216〕