オバマ米大統領,廣島を追悼訪問

オバマ米大統領は5月27日,広島市の平和記念公園を訪問し、原爆慰霊碑に献花した。1945年8月6日に米国が広島、8月9日に長崎に原爆を投下して以来、現職の米大統領が被爆地を訪れたのは初めて。

両市での原爆犠牲者は廣島が約14万人,長崎が約7万人と推計されるが,米国民の多くは両市への原爆下が、戦争終結を早めたとして正当化さていることを忘れてはならない。

オバマ氏が現職大統領として初めて広島を訪問したことを評価したいが,米国民にはオバマ氏訪問に批判的な勢力が根強い点を警戒しなければならない。