ガザを解放せよ!シオニズムによる虐殺を糾弾する世界の声

 イスラエルによるガザへの攻撃が大虐殺と化していることに対して、世界中が反対の声をあげている。「パレスチナ人は人間でないから、人道主義は適用しなくてよい」とイスラエルでは公然と語られているらしい。

 こういうことが、西側のマスコミはなぜかあまり大きくとりあげないようにみえるのは、やはり政財界もメディアもユダヤ系の影響が大きいのが原因なのかと思えてくる。

 米国議会は、パレスチナ出身の議員がハマスを非難しない演説をしたため、問責決議を多数決で通してしまったようだ。民主党も共和党もイスラエル支持で固まっている。サンダース派は議会では圧倒的少数派なのだろう。イスラエル国内には、ネタニヤフの責任を追及し、辞任を求める動きも活発だというのに、アメリカの政府も議会も虐殺の共犯者となっても平気のようだ。しかし、巷には、パレスチナ支持の声が溢れている。ユダヤ人の反シオニスト派は議会に突入して座り込んでいるし、10万人規模の集会が各地で行われている。

 宗教的ナショナリズムは時に狂信を生み、独善を招くので危険この上ない。ウクライナでも反ソ連感情からナチズムに協力した暗い過去をひきずる勢力にひっぱられて、反ロシア・ナショナリズムを全開させてしまった。ロシアも欧米の圧力に対抗しようとナショナリズムに訴えている。

 国家が戦争するときには、エゴイスティックなナショナリズムによって国民が総動員されていく。これに押し流されないようにしないと、人々の命も生活も守れなくなる。

写真は、左から右へ ①11/10原宿・渋谷デモに4000人 ②ユダヤ教ラビ ③NY   ④NY  ⑤Paris  ⑥Barcelona

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
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