ストレステスト意見聴取会委員、井野博満・後藤政志の連名による「ストレステスト意見聴取会に関する公開意見書-保安院意見聴取会の終了にあたって-」に関するお知らせ

著者: 菅波 完 : 「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」・事務局長
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2012年 9月19日
報道関係のみなさま

ストレステスト意見聴取会委員、井野博満・後藤政志の連名による「ストレステスト意見聴取会に関する公開意見書-保安院意見聴取会の終了にあたって-」に関するお知らせ

従来より「柏崎刈羽・科学者の会」の活動にご理解、ご協力を頂き、ありがとうございます。

「柏崎刈羽・科学者の会」の中心メンバーであり、いわゆる原発ストレステストの意見聴取会委員を務めた井野博満、後藤政志は、昨日、9月18日に、経済産業省原子力安全・保安院が廃止されることにあわせ、

「ストレステスト意見聴取会に関する公開意見書
-保安院意見聴取会の終了にあたって-」

をまとめ、原子力安全・保安院、原子力安全技術基盤課、市村知也課長にメールで送信しました。意見書の全文は添付の通りです。

この公開意見書は、

1. 原子力規制委員会および規制庁のあり方について中立性と透明性
を求める。
2. 原子力安全に関係する法律上の抜本的な見直しと安全審査のやり
直しを求める。
3.ストレステストの一次評価と二次評価は一体のものとして実施す
べきである。
4.評価基準がないまま実施するストレステストは、安全性の証明に
はならない。判断基準や指標を明確にすべきである。
5.小手先の対策でなく、設備本体の抜本的な変更をおこなうべきで
ある。
6.最も確実な安全対策は原発を稼働しないことである。

を柱としており、原子力安全・保安院が廃止され、あらたに原子力規制庁が発足するにあたり、井野博満、後藤政志の両名として、

「原発の総合的安全性確保の考え方や意見聴取会の枠組みと意味、技術的な意見など述べてきましたが、節目にあたって、特に申し述べたい意見を提示いたしますので、HP上に公開していただくとともに、今後の原子力安全規制に反映すべく原子力規制庁に申し送りいただくよう強く求めるものです。」
と述べています。

報道関係の皆様におかれましても、ぜひ、この意見書の趣旨をご理解いただき、取材・報道をお願いするものです。どうぞよろしくお願いします。

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「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」
事務局長 菅波 完

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