経産省前テントひろば1586日
この日も天気は良いけれど、その分、寒い朝だった。
11時過ぎに、福島県・南相馬の避難解除取り消し訴訟を闘う南相馬の住民の方たちがマイクロバスで経産省前に来られました。
国は「特定避難勧奨地点」の南相馬地区は年間被ばく線量が20ミリシーベルト以下になったという理由で避難解除しました。それは年間20ミリシーベルトの中で暮らせということを意味し、地域の住民の皆さん808世帯が、「解除取り消し」の裁判に訴えました。この日は第2回口頭弁論でしたが、裁判に先立って、経産省前で抗議をしました。
12時になると支援の人たちも集まり、全体で抗議をしましたが、南相馬の方たちは自分たちの置かれたひどい状況を経産省に働く人たちに訴えたいと、昼休みで出てくる役人たちに訴えました。
武藤類子さんはテントに寄られたのち、経産省前抗議集会に参加され、発言もされました。
12時半過ぎに抗議行動を終え、裁判所に向かいました。
裁判所前で、意思統一の集会をしても傍聴抽選に並びました。約150名が並びました。この日は、裁判のあと、議員会館で報告集会も行われました(T・I)
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川内テント通信の追加報告
本日は、2016年1月11日 成人の日です。
一昨日の1月9日、川内原発テントの新年会を午後3時ぐらいに渕上さんと抜け出し高城温泉へ、駐車場に着くと一人の男性が我々の脱原発号の車に近づいてきて、渕上さんに、私は以前、原発推進でクレーンの作業員でお金をたくさん稼いでいたけど、今は原発反対です。
原発反対の理由は、私の子供が川内原発の排水口付近で魚釣りをして、その魚を食べていたら、白血病になり7年半後に死んでしまった、他にも周りでは白血病で死んだ子供が居たと告白してくれました、今更声を上げて反対を言える立場ではないから、あなた方を応援しますと握手をしてきた。
昨日も、高城温泉で偶然男性に会い握手をした、男性は〇〇クレーン株式会社と胸に社名がはいった作業服を着ていたから、告白を信用しても良いように思った。
追記
1月12日も高城温泉でクレーンの男性に会った、湯ぶねの中では挨拶だけにして、上がって服を着ながら話をした、男性のお子さんは小学5年生で白血病になり、18歳で亡くなったそうです。
そして湯ぶねの方を指さし、あの人も原発反対だと教えてくれた。(稲井)
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●毎週(金)は17時~18時に経産省前抗議行動
立憲フォーラムからのお知らせ 1月19日(火)集会17時~
繰り返しのご案内になりますが、1月19日(火)17時~憲政記念館の講堂で立憲フォーラムと戦争をさせない1000人委員会が主催して「さぁ、安倍政治を終らそう 1・19集会」を開催します。
立憲フォーラムから通常国会の見通しなどについて報告、小林節慶応大名誉教授、SEALDsが発言します。18時30分からは国会前行動に合流します。チラシは添付です。広い会場です。拡散をよろしくお願いします。
●函館市大間原発建設差し止め裁判 第7回口頭弁論
東京地裁103号法廷 1月19日(火)午後3時~4時
<裁判報告集会>
時間:午後4時~5時30分
場所:参議院議員会館101会議室
<スタンディングデモ>
1月19日(火) 電源開発本社前 12時~13時
●「1・27(水)高浜原発再稼働を許さない!関電包囲全国行動」の案内です。多くの方々のご参加をお願いします。
なお、「原発現地へ行く会」では、遠路大阪に駆けつける方々に交通費支援(1万円)を計画しています(詳細は別途)。
また、当日は東京でも関電東京支社抗議行動も連係して実施します。
また、1月24日には高浜現地の行動も予定しています。
末尾に案内を添えました。
1・27(水)高浜原発再稼働を許さない!関電包囲全国行動
◆と き:16:00~20:00
(Ⅰ部、16:00~18:00、Ⅱ部、18:30~20:00)
◆ところ:関西電力本店前
(大阪市北区中之島3丁目6番16号)
◆主 催:「高浜原発再稼働許さない!関電包囲全国行動」実行委員会
◆呼びかけ:原子力発電に反対する福井県民会議
◇連絡先:宮下正一(原子力発電に反対する福井県民会議)
TEL 0776-21-5321(代)
木原壯林(若狭の原発を考える会)
TEL 090-1965-7102
■原発再稼働に反対する全ての皆さんに訴える!
福島原発震災の5年後のいまも、18万人をこえる被害者たちは、被ばくの不安におびえ、暮らしや故郷を奪われたままです。にもかかわらず、原子力ムラや原子力行政は、「フクシマ」などなかったかのように再稼働へ向けてひたすら暴走しています。唯一、司法の良心を発揮した福井地裁・樋口裁判長の判決や決定までも、同地裁の他の裁判官によって覆されました。しかし、再稼働反対の国民世論は現在も過半数をしめています。
わたしたちはもはや、国策民営の原発推進側が一方的に設定した「立地地元」のみに再稼働合意を認める枠組み自体を、けっして容認するわけにはいきません。
高浜原発をはじめ11基の関西電力の原発は、若狭から関西2府4県の広域圏へ、その使用電力の55パーセント(最大)も送電してきました。関電のその広報が事実なら、フクシマ後の原発抜きで支障なしの電力供給をどう説明するのでしょうか。
15万人の狭小な若狭(立地・周辺地元)と1400万人の関西広域圏(消費地元)も電力需給関係こそ、「原発必要神話」の根本的な枠組みではなかったでしょうか。フクシマの過酷な犠牲の後もなお、この関係・枠組みを不問に付したまま、再稼働を認められるのでしょうか。再稼働をこのまま許せば、立地(若狭・福井県)・消費地元(琵琶湖を擁する関西広域圏)もろともに、「被害地元」と化することはまぬがれません。
電力自由化へ向けて放漫な関電から離脱する取り組みも含め、原発依存から抜け出すために、これまで地道に、多彩にとりくんできた大中小の団体・グループや草の根の住民・市民が協働し、高浜原発現地での全国集会(1月24日)に引き続き、関電を包囲する「再稼働を許さない」共同行動に結集しようではありませんか!
(追加案内)
◎1・27高浜原発3号機を動かすな!関電東京支社行動
日時:18時半~20時
場所:関西電力東京支社前(富国生命ビル、内幸町)
呼びかけ:再稼働阻止全国ネットワーク
連絡先:再稼働阻止全国ネットワーク
(メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549、FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け)
その他:1.27関電本店前行動と連携して実施します
◎高浜原発再稼働を許さない1.24全国集会
日時:1月24日(日)12時~17時
場所:高浜原発(展望所)~ゲート前、高浜町文化会館、~若狭高浜駅
主催:同実行委員会
呼びかけ:若狭の原発を考える会(連絡先/090-1965-7102)
その他:バス(大阪、京都、滋賀、東京から)計画あり。「原発現地に行く会」から支援あり