経産省前テントひろば1126日 商業用原発停止387日
宝くじの当たり年ならいいのにね、などと思わぬ妄想がわく台風の動きだ。今週の週末にもまた列島直撃とあり、すでに沖縄や奄美大島は暴風圏にあると報道されている。我がテントの強敵が強風であることは何度も伝えてきた。これは経産省前テントだけでなく、鹿児島の久見崎海岸に立っている監視テントも同様だ。うまく凌いでくれことを祈るしかないが、気がかりである。その川内現地では再稼動にむけた住民説明会が開かれたが、そのインチキ性も含めた現地からの報告(ビラ)を紹介する。それにもう一つ台風19号で傍聴の危ぶまれる裁判についての危惧を表明されている。14日は台風がどこにあるか予測もつかないがそれこそ「花の嵐もふみこえて」裁判に結集されんことを。 (三上治)
< 14-10/10「川内の家」ニュース28>
…連絡先:090-4759-2927岩下
せんだい原発,再稼働反対!最後は「原発推進期成会」会長のヤラセ発言 インチキな「説明会」での再稼働は許さない
10月9日の規制庁の「説明会」(県主催)には、1,000名以上の方々が参加しました。でもそのうち7~8割は、原発関連企業の動員だったのではないでしょうか。バスで乗り付けた関連企業もありました。
市内・全県から集まった人々は、再稼働反対の横断幕を広げ、「質問時間30分は短すぎる」、「討論集会を開け」と訴えました。
●「事故は起こらない」、とは言わない規制庁
規制庁の説明は、結局は「規制委員会がちゃんと審査したのだから、原発は安全」ということ。とはいえ、「事故のリスクを最小にした」と言っても、「起こらない」とは保証しません。
それに対し市民からは、①福島の事故はいつ収束するのか、②原発の耐震基準は低すぎる、③核のゴミをどこで受け入れるのか、④避難計画は住民を守らない――など、9人の質問が相次ぎました。そのなかで規制庁は、「原発の耐震強度は、まだこれからデータをチェックするところ」、と回答しました。
●「ヤラセ」発言で終わる説明会って、何?
ところが最後に指名されたのは、原子力期成会の会長。「規制庁の説明はとても良かった。原発の安全性が理解できた。再稼働を推進して欲しい」、と原稿を読み上げるのです。
推進派に動員された人々から大きな拍手がおこり、それで閉会という次第です。これは全くの「ヤラセ」発言。玄海原発と一緒です。「説明会」自体がインチキだったことが判ります。
●原発と私たちの生活とは、共存できない
「説明会」は、少しも安全・安心を感じさせるものではありませんでした。逆に「ヤラセ」が無ければ終わらないような説明会は、規制庁や県・市のウソと、アセリを感じさせます。
もっと県や市を追い詰めましょう。耐震工事も未完成な原発の再稼働と、私たちの生活とは両立しません。
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御承知の通り、来週火曜日10・14、
「脱原発テントと命を守る裁判」(第8回口頭弁論)が迫ってまいりました。
http://tentohiroba-saiban.info/
(まさに年明け~原発再稼動ラッシュや戦後70周年、憲法以下大改悪を目前に)
年内、即ち次回12・3(それこそ「イチ・ニのサン!」とばかり)で結審に追い込もうとするSLAPP訴訟原告(国)側の目論見を何とか打破り、<来年も引き続き、闘う事ができるか!否か?>の瀬戸際を迎えました。
近くは「大飯判決」等でも実証されたように、司法も決して捨てたものではなく、ただし、多くの人々の関心・熱意があってこそ、弁護団、そして判事たちの勇断もを後押しできるのでしょう。
(当の原告である)政府や財界の圧力に流され、御座成り裁判に終わらせる事を許さないよう、具体的に可視化し、明示する事が必要なのです。
大変お忙しい中、(当日は「特定秘密保護法」の閣議決定も取り沙汰され) 特に今回は遠方の方など大変、集まり難い時間帯、また、折悪しく、天気予報では、前日さらに連休中から大型台風19号襲来が危惧されており、そちらの被害も(川内原発テント同様)心配ですが、どうか、是非とも御参集いただきますよう、宜しくお願い致します。
◆ 脱原発テントと命守る裁判tentohiroba-saiban.info 第8回口頭弁論10・14(火)10:30~東京地裁(103号法廷)
◆9:30集合☆☆
◆報告集会_13:00〜参議員会館・講堂
◆経産省前テントひろば
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<テントからお知らせ>
●10月14日(火)10時30分:テント裁判第8回口頭弁論 東京地裁大法廷(103号)これまでと時間が異なります。留意して下さい。裁判報告集会13時(参院議員会館講堂)
●発言者 相沢一正(茨城県・脱原発とうかい塾)・勝又美佐子(原発いらない福島の女たち)・河合弘之(脱原発いのちを守る裁判弁護団長)