テント日誌10月10日…憲法は政治家の寄せ書きではない

経産省前テントひろば1807日後(9・11から2122日)

憲法は政治家の寄せ書きではない 10月7日(土)

霞ヶ関に着いたら雨があがっていた。曇り空で寒く冬のコートとスカーフを用意してきて良かった。Kさん曰く、「土曜日はいつも天候に恵まれる」。去年は一回ひどい土砂降りの日があったのだが嫌なことは忘れてしまうらしい。ポジティブが一番。

天気のせいか一段と人通りが少ない。と思いきや、文科省のほうから交差点を渡って大勢の人たちが歩いてくる。50人位グループになって経産相前を通り過ぎてゆく。10数グループはいたと思う。Sさんが「原発反対」」を訴えるが反応はない。数人だけ「ご苦労様」と返事をしてくれたが。何年も座り込みをしているのに大勢の人に見られて何だか照れてしまった。

これは「ピンクリボンスマイルウオーク東京大会」という催しで、主催は日本対がん協会等、後援は厚生労働省等、特別協賛が森永乳業だそうだ。癌・・・・・・。

「あ”~」と頭上で声がした。見上げるとプラタナスの枝にカラスが止まっていた。お気に入りの場所らしく時折こちらを見ながら寛いでいた。距離は3メートルくらい。透き通った青空を綿をちぎったような雲が流れてゆく。北へ向かう雲、南へ漂う雲。上空ではふたつの風が吹いているようだ。カラス「はこれを教えたかったのかな?

微熱のせいで眠い。体がフワフワとして気持ちがいい。たぶん風邪。機動隊の若いお巡りさんが通り過ぎてゆくのを夢見心地で見送った。

〇安部百合子と小池晋三
憲法は政治家の寄せ書きではない。子供の落書きじゃあるまいし、30年までに原発ゼロだの、憲法9条にシビリアンコントロール(文民統制)をしっかり明記するだの。そもそもその文民とやらに問題があるのだ。(O・O)

午後1時より脱原発青空テント川柳句会が開催された 10月8日(日)

選者は乱鬼龍氏、席題は 「総選挙」 「まっとう」 3時投句締め切り、3時半頃より入選者の発表、 披講 となりました。                    

10月としては汗ばむくらいの良く晴れた暑い日でした。

今回の参加者は13 名、 入選句の発表後、 入選者へ選者より季節の果物、お菓子など様々な景品が手渡されました。

入選句は以下の通りです。(S.E)

「総選挙」

特選
・渡り鳥口先軽く目はタカに     -       おおとり

秀句

・総選挙右右右が総占拠         –   水連仏

・民意から逃亡続け大演説       –         草地

・モリカケの追求かわす総選挙    -  言奈地蔵

・今回もまたドル防衛の不正選挙        –   藤康

・ドタバタのツケ九条にまわすまい     –    無位史膳

「まっとう」
特選

・我こそはまっとうですと魑魅魍魎   -    無位史膳

秀句

・再稼働まっとうな世なら笑いもの      –    ぎんなん小僧

・マットウなあんな人達主役です       –    水連仏

・にせ記事の陰で真実涙する   -    芒野

・まっとうな政治家たちは排除され    -     乾草

・まっとうか安倍に投票するやつら     - いっしー

次回の 脱原発青空テント川柳句会は11月12日(日)午後1時からの予定。

早めに家を出て経産省前に 10月9日(月・祝)

初出勤で早めに家を出る。シルバーパスカードを利用できるので週2回テントに通えるようになった訳である。地下鉄、バスを乗り継ぐので30分余分にかかったがそれを見越していたので早めに到着する事ができた。当番の人が来たので一緒にテントに向かう。早番はやったことがないのでできる所からやったので手間がかかってしまった。

月曜日といっても休日なので人通りは少ない。マラソンをしている人、そぞろ歩きをしている人だけである。お巡りも来ず、経産省のガードマンがいつものように来るだけで煩わしさはなかった。天気は午前中は太陽の日射しが強く、きつかったが午後になると金融庁のビルに太陽が隠れたので楽になった。

午後1時頃来た人が一万円をカンパしてくれた。丁寧に御礼を言ってテントニュースを渡した。通りかかった時にはカンパしてくれているようだった。午後4時になったので撤収した。(保)

福島原発訴訟の判決日だった  10月10日(火)

今日は、半月前に戻ったような天気、久し振りに氷を入れた水を用意した。

13時半過ぎ昼食をとった後のせいか、つい居眠りをしていると○○さん・○○さんと呼ぶ声に起こされる、知り合いの人でも寄ってくれたのかな~と目を開けたら何とそれは、丸の内警察署の中年の警察官が笑顔で私を見ていたのだ。

周りを見渡すとOさんが熱心に本を読んでいるので遠慮をしたのか?それにしても気持ち良く座り込んで居眠りをしている人を起こすな!何と無粋な(こちとら名前など教えた覚えは全くない)

質問は今日は二人ですかと言うから、むすーとして今数名が交代で食事に行っていると答えると何も言わずに、間もなく黒いワンボックスカーで去っていった。(カー№ 483)

その後、八王子のKさんがいつものように、お煎餅を差し入れて下さり暫し歓談した。14時半頃には「生業(なりわい)を返せ・地域を返せ!」福島原発訴訟判決日、東電前抗議行動、に参加されたIさんが訪れて、福島地裁で原告側勝訴の報告を受けました。(詳細は本日10日発行の「テントひろばニュース123号」を参照してください、写真入りです)

15時半頃に「福島原発被害東京訴訟」原告団長の鴨下さんが訪れ、前記の報告と10月25日(水)13時30分から東京地裁103号法廷で行われる結審の傍聴参加を呼びかけたチラシを頂きました。都合のつく人の参加を是非ともお願いします。

夕方には、郵便局の方から来た機動隊員二人が脇目も振らず、ゆっくりと座り込みの前を通り抜けて外務省の方に歩いて行った。(Y・R)

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10月13日(金)5時~6時経産省前抗議行動(テントひろば)

官邸前抗議行動は6時から(首都圏反原連)

10.15関電包囲全国集会の案内です。
今回は再稼働阻止ネットで5千円の補助を出すことになりました。
申込み案内を添付します。
申込はFax 03-3238-0797
又は、info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

《再稼動阻止全国ネットワークからのご案内》
「10.15大飯原発うごかすな!関電包囲全国集会」に参加しよう
全国から集会参加の皆様へ、交通費の補助を実施致します。<申込み必要>
[対象エリアー福井、近畿6県を除く個人参加の皆さん]

★ 関電包囲全国集会 場所:関電本店前[大阪市北区] 13時~
集会後、15:15うつぼ公園集合→15:30御堂筋デモ出発→17:00終了予定
主催:大飯原発うごかすな!実行委員会
呼びかけ:原子力発電に反対する福井県民会議/若狭の原発を考える会

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<案内> 反原発美術館の展示

東村山の脱原発グループが、市民文化祭で反原発美術館の3作品を借り、展示してくださることになりました。
よろしければお立ち寄りください。

イベント名:東村山市民文化祭
開催日程:11月3日(金)~5日(日)
会場:東村山中央公民館
団体名:さよなら原発東村山

どうぞよろしくお願いいたします。