テント日誌10月15日版

経産省前テントひろば1807日後

私たち日本人が変らなければならない 10月9日(金)

台風14号が接近していて秋雨前線を刺激しているので、1日雨降り状態である。おまけに気温が上がらないので身体が冷える。つい最近までウォータークーラーを用意していたのだがそろそろホカロンが必要になってくる。急に寒くなって。体調を崩しそうである。

雨のためか、座り込みにやって来る人が少ない。前半が終了するのは2時半、今はイロハの方々(waさん、Ⅿaさん、Ⅿiさん、Saさん、Yoさん)が座り込みに参加しているが、時間が来たらイロハの方々は場所を移してミーティングに行ってしまう。その後はレジェンドSさんと私の二人だけになってしまう。すると、後半のkiさんがやって来たが、すぐに内幸町の「東電と共に脱原発をめざす会」へ行ってしまった。今日は少ない人数で座り込みかなと覚悟を決めた。

Hoさんが3時過ぎにやってきて深刻な表情で語りかける。事故後体調が戻りつつあるのだが、今一すっきりしない。これから寒くなるから無理をしない方がいいよと助言する。4時が近づいてきたので文科省前に移動した。今日も朝鮮高校の高校生が代表でやってきてスピーチをする。黒人に対する差別が話題になっているが、日本でも民族差別を政府が率先してやっている。官製ヘイトだ。国際的には国連から差別をするなと指摘を受けているのに。私たち日本人が変わらなければならない。        (S・S)

東電はADR仲裁和解案拒否の理由を説明できず  10月9日(金)

1時過ぎに本館前を覗くと、Siさんやイロハネットの方々が雨に耐えて座っている。一言挨拶して内幸町に向かい「東電と共に脱原発をめざす会」の対話会。11件のADR仲裁和解案を拒否している東電に対してその理由を問うたが、残念ながら今まで同様に「熟慮を重ねた結果」との言い訳回答。「3つの誓い」の「3.和解案の尊重」に反して拒否し、一方で東海第二資金援助や柏崎刈羽再稼働なんて許されない。「総合的・俯瞰的」に判断していると思えない。他の多くの問題でも満足できる回答が得られなかったが、今回も東電原子力センターに強く脱原発を訴えた。

経産省前に戻って座込み開始。既に文科省前から朝鮮学校差別反対の抗議行動の声が聞こえてくる。Saさんの会話を聞きながらの居眠りから目覚めると雨で片足がびしょ濡れに。それでも、経産省の大嘘(安全、安い、電力足りない、クリーン、安定、準国産)を指摘するコールで経産省抗議行動を開始。脱原発を強く訴える中で、菅政権による日本学術会議の委員任命拒否・圧力への批判の声が続いた。雨の中で「座り込め…」、「真実は沈まない」の歌とアピールとコールを続けた。参加は約35名。

終了後に椅子類を片付けたが、横断幕や幟旗など多くがびしょ濡れになっていた。 (K.M)

改革が必要なのは政府だ 10月10日(土)

温は低く冬用の肌着を上下着てきたがそれでも寒かった。車の水切り音がとても大きく気分的にも寒かった。 こんな雨の日なのにOBさんが立ち寄ってくれ最後まで座り込んでくれた。

私は不覚にも風邪をひいてしまい、抹茶やオレンジなどビタミンCを貪るがごとく補給しながらこれを書いている。

〇改革が必要なのは日本学術会議より政府

日本学術会議の存在自体に問題ありとか(単に税金が投入されているという以外これといった理由はなさそうだ。はては「学術会議は勝手に『軍事研究』と解釈した研究をやめさせるなど圧力をかけている。政府機関なのに『学問の自由』を妨害している」等々。

筋違いのバッシングの数々に「伊藤詩織 さん」を連想してしまった。(O・O)

官邸前のハンストは続いています 10月11日(日)

官邸前のハンスト(菅野完さん)は今日も続いているようです。(昨日の雨大変だったでしょうね。)。官邸前から降りてきたお洒落な傘のO谷さんが久しぶりの参加で、「経産省前座り込みは初めて」というお友達を連れてきてくれました。

最後は小雨が降り始めたので、5分ほど早めに片付けを始めました。

ケロップ(@keroppu8649)さんがツイートしました: 経産省前テントひろば(365日座り込み) 曇り。昨日の土砂降り雨が上がり暑からず寒からずでいい具合ですが、蚊がひどいです。蚊の種類が変わって?夏の蚊よりも小さいですが、数は多い。今日の参加者は出入り込みで計11人です、あと雀たくさんとカラスが一羽。

https://t.co/8VSBaeEMg9 https://twitter.com/keroppu8649/status/

1315159879451983874?s=20

ケロップ(@keroppu8649)さんがツイートしました: 経産省前テントひろば(365日座り込み) 上(官邸前)から傘のオバさんO谷さんが降りてきました。お洒落な傘をご覧ください。ぶら下がっているプラカードを小さいのに変えたところです。遅れていた美智子さんが見えたのでほっと一安心。中央線で自殺があって?遅れたそうです。計13人。

https://t.co/LPf0nyOR7L https://twitter.com/keroppu8649/status/1315164196846268417?s=20

今日は天気予報に反して晴れた 10月12日(月)

今日も午前中私用があったので経産省前に着いたのは午後1時半頃であった。そこには常連の4名が座り込んでくれていた。私は早速、充電してきた乾電池をラジカセにセットして反原発CDを掛けて道行く人々にアピールした。

今日は天気予報に反して晴れた。太陽が眩しく照らす良い天候なのでレジェンドSさんは国会前に参加しているのか姿が見えなかった。高級自転車で通っているYさんが私の所に来て、来る途中で安かったので買ってきたので食べてくださいと言って机の上にある袋を指差した。その中にはクッキーが沢山入っていた。一つ食べてみたが口の中ですぐ溶ける柔らかい感触で、歯の治療をしている私には食べやすかった。

4時半頃、レジェンドSさんとKさんが国会前の座り込みを終えて来られた。足取りがおぼつかないようだったので大層疲れているようで思った。その証拠に後で相棒のSさんがマイクパフォーマンスを促したがやる気が出なかった。そのすぐ後に桜を観る会・主催者の一人であるIさんが来られた。6時からの桜を観る会・抗議行動に使うトラメガを持ちに来たのである。最後は相棒のSさんがミニトラメガでのアピールをして撤収した。(保)

未来の金曜日と名乗る若者たちが 10月13日(火)

昨日も来られた、高級自転車でくるYさん、私達が到着する前に経産省で待っておられセッティングも手伝って頂きました。前半は半袖シャツが丁度いい位でしたが後半は長袖が必要となった。

15時前にフライデーズ・フォア・ヒューチャ(未来のための金曜日)と名乗る高校生と大学生の男女6名が、本日経産省で開催された、「エネルギー基本計画の見直しに向けて」の「総合資源エネルギー調査会基本政策分科会」に対して、次のようなプラカードを掲げて私達と並んでアピールをしていました。

「人権と環境にもっとも配慮し再エネを野心的に増やしたエネルギーミックスを」「私達の地球が火事です」この運動は、グレタさんが始められた運動に共鳴した若者たちが、全世界で7500ヶ所700万人、日本でも5000人位の若者が参加しているようです。

チラシのセットをお渡しする時に、リーダーみたいな人とお話をして原発についてはどの様に考えておりますかと問いかけたら、私は反対ですが全体ではまだオーソライズされておりません今後話し合っていきますと言っておられました。(Y・R)

説明すらできないこの体たらくは何だ 10月13日(火)

こんなところから批判の矢が飛んでくるなんて、思わぬかたちで「総理」の座を手に入れた菅には考えていなかったことだろう。「学術会議会員の任命」である。新内閣発足をめぐる忙しさの中で、この任命事なんて対して、たいして気にも留めずに闇雲にハンコをおした、つまり決済したのである。推薦名簿などは見ないで、杉田某なる官邸官僚の作成した任命書にハンコを押したのだ。事の重大さも分からずに軽率にやったことだろうが、これには安倍政権の時代に、政権に批判的な、ということは安保法制や共謀蔡、あるいは特定秘密保護法に批判して学者など、独立機関とはいえ政府の機関に入れるなという考えが共有されていたのだと思う。また、学術会議が軍事研究に参加しない決議をしたことを根に持っていたのだろう。安倍が安保法制や共謀罪の成立を強引に進める背後で、独立的な機関に介入し、それを政治的に支配する画策をすすめてきたこと、NHK人事への介入、検察官人事への介入などの一環とし、学術会議への介入を画策してきたことの一つだったのだと思う。

これについては連日、多くの新聞で批判が繰り返されているし、まともな説明もできない菅首相の姿を露呈させている。彼にとっては「飛んで入る夏の虫」というところなのだろうが、それは彼の招き寄せたものである。僕らはここでまず、これが非民主的な自由の侵害であり、憲法違反とでもいうべき行為であることを明瞭にすべきだ。ことの経緯を言わなくても、こうした行為は法に反することで、憲法に違反することであり、菅は謝罪し、任命をし直すべきである。

日本学術法はその会員は推薦された候補を任命する、とあるが、これは文字通り、首相は推薦された会員を形式的に任命するものだ。かつてその旨の国会答弁もあるが、日本学術会議のような科学者(学者)が政府の機関を創る時に、政権(権力)の関係において独立性を保障されるべきことは、戦前の反省もあるだろうが、憲法の学問の自由を守るということと関係し約束事になったことだ。憲法精神として学問の自由が具体的な法に体現されるときに出てきたのが「日本学術法」なのだ。だから任命が形式的なのは、学問の自由の保障(権力の介入を縛り、制限する規定)の具体化であり、大学の学長などの任命を文部大臣が形式的に行うというのと同じである。安倍内閣は憲法(憲法精神)としてある政治理念や哲学を、それを体現した法の解釈の変更で変える事、具体的には人事を持っての政治支配でそれを破り続けてきた。違法行為、いうなら憲法違反をやってきた。

今回の任命劇はそれを露呈させたのである。こうした背景には安倍や菅が憲法や法が権力を制限し、縛るものだという考えを否定し、政治(統治)の道具、正確には統治主体(権力)のための道具と考えることがある。憲法改正はそのような方向でなされようとするが、それを法解釈の変更でやろうとする。彼等が憲法学者などを目の敵にし、御用学者に仕立てようとする意図はそこにある。

安倍や菅は自分は自由主義者の政治家、その系譜にある政治家と自認しているのだろうが、それは国家主義的な自由主義であり、本当の自由や民主主義の認識や理解に立っていることではない。それを示したといえる。

新型コロナウイルスの出現の中で僕らは情報や科学の重要さを認識した。それは時の権力の政治的思惑からの情報や科学を操作、介入を否定することである。そこにしか、僕らの情報や科学に対する信頼は生まれない。僕らが新型コロナウイルスについて知るのは情報によってであり、対応する判断をえるのは科学的知によってである。もちろん、情報や科学も制約のあるものだが、僕らがコロナ問題で判断し行動するものが得られるとしたらそれがさしあたってベストなのだ。その時に、政権の政治的思惑から介入が一番に問題であり、ことを歪めるのである。情報が事実を伝えることとしてあり、科学が科学として機能するために重要なのは、それらが自由という思想(理念や哲学)で支えられてのことだということだ。情報が情報としてあり、科学が科学として機能するには自由があってはじめて可能なのだ。自由な精神や哲学が情報や科学の自立性を保障する。

情報も科学も自由がそれを可能にするが、これは普段に権力の支配、介入という支配と闘うことであり、憲法(自由)はそのようにして守られる。

昔の友人から、「大管法闘争のことを思い出す、今の学者は反が記できるのだろうか不安である」というメールをいただいたが、多くの学者たちが反対の声明を出している。彼等も一様に民主主義に反すると述べている。僕は異論はないが、彼等があらためて自由のことを考え、これは自由(学問の自由も含めた)をめぐる闘いだと考えて欲しいと思っている。自由は憲法の条文の中にも、僕らの身上のなかにあるものではない。体制や権力との闘いの中でのみあることなのだから、そのことを不断に自問し、抵抗をし続けて欲しいと思う。

安倍や菅が学術会議について考えていること、それを見ると彼等は自分の政治について批判的なものを内心、面白くないと思っているのだろうと思う。学問の自由などまともに考えたことがないのだと思う。これは情報や科学について、それとの政治的関係について考えていないと同じではないか。彼等にとってそれは政治(統治行為)の道具にすぎないのだ。

今回の任命劇はいろいろの事を見せてくれた。それは菅が受け継ぐと称している、安倍政権の実態を明るみにしたことだ。理不尽といか、政治支配のための数々の所業、それも追及されると政治説明どころか、論点をすり替えたり、隠したりする。今回の任命劇は自己に批判的な学者は排除し、更には学術会議への介入によって、そこに政治的支配の手を延ばそうとすることだが、「総合的・俯瞰的」に判断したと説明している。こんな抽象的な説明では誰も分からない。誰もが知っているのだ。だれが推薦された候補の6人を何故に排除したか。民主主義とは手続きである、と言われる。絶対的手続きともいわれるが、政治説明は手続きと不可分である。菅よ、自由と同じように民主主義を信奉しているなら政治家というなら、任命の手続きについて説明してみろ。(三上治)

検定不合格のビラをまく人に話をした 10月14日(水)

曇り。でも天気の急変に備えて、パラソルは持っていく。

文科省の周りで自由社の歴史教科書を不合格にした文科省を批判するビラをまく人たちがいた。一人はテントに近いところで撒いていた。セッティングが終わってから、そのビラをよく見た。間違ったビラなので、撒いている女性に質しに行った。まず、女性に、このビラに何が書いてあるか読んで撒いているのかを聞いた。女性は撒くときにもらっただけで読んでないと答えた。

ビラには検定不合格になった自由社の教科書から取った写真を3つ(江戸時代の長屋の写真、エルサレムの写真、ロンドン軍縮条約で決まった補助艦比率)を右に出し、検定合格になった教科書のおなじようなところを左に出して、「不合格は不当」としていた。

ここでいろいろ報告すると紙面ばかりをとるのでやめるが、一言で言えば、すべて勝手に写真や作図したりしていて、歴史的事実を示さない、資料性のないものだった。私は元高校教員だったといったうえで、合格した教科書はちゃんと資料的裏付けを出しているのに対して、自由社のものは勝手なものであることを説明して、その女性にどう思うかを聞くと、指摘したことをみんな認めたので、「こういうビラをまかないでくれ。やめてくれ、仲間のみんなに言ってくれ」といった。女性はその場からいなくなった。

自由社の教科書作りにも「歴史学者」などが関わっている。日本学術会議の6名任命拒否問題とも関係するが、日本会議や右翼勢力とあらゆるところで闘って行かなければならないと思った。

当番の他に、ヨーカンさん、Kさん、Iさん、9条改憲阻止の会の3人、レジェンド斎藤、長老?Sさん、それに三上さんがみかんをたくさん持ってテント座り込みに立ち寄ってくれた。午後は賑やかだった。

3時前に、Kさんと私とIさんは国会議員会館で行われる「学術会議問題」での憲法学者の記者会見と「ゲバラの写真のTシャツを着ていたら議員会館入館を拒否された問題」の抗議の集会に参加するのでテントを後にした。

(私は憲法学者の方に参加したが、望月さんや金平さんも参加して質問をしていた。)テントは3時を過ぎたら、閑散となり、たんたんと5時まで当番を続けたそうだ。(T)

座り込みながら昨今の話題に盛り上がる 10月15日(木)

11時半過ぎちょっと早すぎたかなと経産省前に着くともうYさんが来て準備を始めていた。雨が降りそうなので早く来たとのこといつも色々考えて行動してくれることに感謝です。

予想通り準備中にぽつぽつと降りだし、終わった頃には本降りになってしまった。1時ごろまで当番だけの静かな座り込み

その後いつも斉藤さんをサポートしているKさんが来てくれた。

斎藤さんは2時ごろご登場座り込みながらの話題は新聞報道で宮城県知事が女川原発再稼働を容認したこと、元総理中曾根康弘の葬儀が税金を使って行われることへの怒りそして勿論、学術会議新会員任命から6人が拒否されたことなどでした。

Yさんは韓国の慰安婦問題のことを勉強してきたことを話してくれた。

報道されていることとの違いを知ってびっくりでした。3時ごろ横浜のIR反対の署名運動をして来た遅番のTさんそしてYさんも現れたので私とヨーカンさんは帰路につく(I・K)

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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その152

「脱原発」を誰も言わないエネ計検討小委員会~第六次エネルギー基本計画は「脱炭素の為に原発残そうキャンペーン」で開始~

2020年10月13日 木村雅英(経産省前テントひろば)

第六次エネルギー基本計画の検討が始まった。10月13日午後に資源エネルギー庁が第32回総合資源エネルギー調査会基本政策分科会を開催、議題は第六次「エネルギー基本計画の見直しに向けて」。私は動画中継を観た。 https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/032/

まず梶山経産相が挨拶したあと、エネ庁事務局が「エネルギー基本計画の見直しに向けて」なる100ページの資料を駆け足で説明。その後各委員が4分間程意見を述べた。私が驚いたのは、委員の中で誰も明確に脱原発を言わなかったこと、半数程の委員が、原子力発電が必要とはっきり訴えたことだ。脱炭素社会を口実に、イチエフ事故経験にも核のゴミ問題にも触れずに原子力発電を必要との意見が続き、あきれ果て怒りが込み上げてきた。

これでは、イチエフ事故後に策定した第四次と第五次の時と同様に、原発を温存するばかりか、老朽原発を動かし、小型原発に期待する、愚かな基本計画が策定されそうだ。確かに憂国の経産省だ。脱炭素とかクリーンとか言うが放射能汚染が最大の環境破壊ではないか?イチエフ事故後10年近く経過しても、今も終っていない福島を忘れるつもりか?事故は必ず繰り返される。何度事故を起こせばまともな委員が任命されるのか? 半世紀間進展していない核のゴミ問題が報道されているのに誰も脱原発を訴えないのか?委員の意見表明は、最初に強力な原発推進者山口彰氏が原子力を使っていくべきと話し、数人がそれに続いた。事務局の巧妙な委員の選定と議事の進行だ。次の委員たちに厳しく原発の問題点を訴え続けねばならない。再エネも蓄電技術も小型分散化も進歩している。何としても第六次では脱原発を掲げさせたい。

【分科会の委員】(好き勝手に「国民」と遊離した発言をする委員たち)分科会長 白石隆 熊本県立大学 理事長委員 秋元圭吾 (公財)地球環境産業技術研究機構システム研究グループリーダー伊藤麻美 日本電鍍工業(株)代表取締役翁百合 日本総合研究所 理事長柏木孝夫 東京工業大学特命教授橘川武郎 国際大学大学院国際経営学研究科 教授工藤禎子 (株)三井住友銀行 専務執行役員小林いずみ ANA ホールディングス、みずほファイナンシャルグループ、三井物産 社外取締役崎田裕子 ジャーナリスト・環境カウンセラー澤田純 日本電信電話株式会社 代表取締役社長 社長執行役員杉本達治 福井県知事隅修三 東京海上日動火災保険(株) 相談役高村ゆかり 東京大学 未来ビジョン研究センター教授武田洋子 (株)三菱総合研究所 シンクタンク部門副部門長(兼)政策・経済センター長田辺新一 早稲田大学理工学術院創造理工学部教授寺島実郎 (一財)日本総合研究所会長豊田正和 (一財)日本エネルギー経済研究所理事長橋本英二 日本製鉄代表取締役社長増田寛也 東京大学公共政策大学院客員教授松村敏弘 東京大学社会科学研究所教授水本伸子 (株)IHI エグゼクティブ・フェロー村上千里 (公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 環境委員長山内弘隆 一橋大学大学院経営管理研究科特任教授山口彰 東京大学大学院工学系研究科教授(計 24名)

【案内】トリチウム等放射能汚染水を海に流すな!院内ヒアリング集会

日時:10月23日(金)13時半~16時半

場所:参議院議員会館B107会議室(地下1階)

本年7月22日に院内ヒアリング集会「放射能汚染水の海洋放出(イチエフと六ヶ所)」を開催、経産省・原子力規制庁・外務省の担当に要請・質疑応答をしました。多くの訴えをすることができましたが、質疑応答は時間切れで十分な確認・追及ができませんでした。特にロンドン条約と国内法との関係について不十分でした。また、環境法の対象外とされていた放射性物質を東電福島第一原発(以下イチエフ)事故後の2012年に対象とし、環境基本法・原子力基本法が改訂された事実を新たに確認しました。

一方で経産省(資源エネルギー庁)は「関係者の御意見を伺う場」を続けて地元などから「風評被害」について多くの厳しい反対の声を聞きながらも、パブコメの結果も公表せず、梶山経産相は「国はしっかりとした決断をしていく」と、そろそろ「海洋放出」を決めそうな状況です。そこで、7月22日の質疑に続けて、イチエフ「ALPS処理水」に的を絞って院内ヒアリング集会を開催し、政府決定前にトリチウム等放射能汚染水を海に流さないように訴えます。

日時:10月23日(金)13時半~16時半

場所:参議院議員会館B107会議室(地下1階)

東京メトロ 国会議事堂駅、永田町駅、溜池山王駅から徒歩

出席:経産省(エネ庁)、外務省、環境省、原子力規制庁(依頼中)

紹介:参議院福島みずほ議員

主催:再稼働阻止全国ネットワーク

質問者:山崎久隆、木村雅英、再稼働阻止全国ネットワーク、他

質問項目

1 原子力基本法と環境基本法

2 トリチウムの危険性

3 ロンドン条約と海洋投棄

4 イチエフ廃炉とタンク保管との関係

5 世界から反対の声

集会次第案(14時~17時)

13時30分~              通行証配布

14時00分~14時30分 院内ヒアリング事前説明会

14時30分~16時30分 関係省庁ヒアリング

16時30分~17時00分 事後意見交換会

 

なお、当日は、動画撮影、動画配信、ツイキャスを歓迎しますが、顔写真撮影に制限が加わる可能性があります。

10月19日(月)第59回総がかり行動 18時30分~

第二衆院議員会館前 総がかり行動委 他

10月23日(金)経産省前抗議集会(毎週金曜日)

時間:17時~18時 経産省前テントひろば

10月25日(日)脱原発川柳句会

12時:経産省前テントひろば 選者:乱鬼龍

10月26日 月例祈祷会「死者の裁き」

経産省前テントひろば JKS47士

15時 芸能の時間 15時30分 月例祈祷会

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