テント日誌11月2日…毎週週末にはいろいろとあるが

経産省前テントひろば1149日 商業用原発停止412日

毎週週末にはいろいろとあるが…

朝テントに着いたらもう高松から二人の方が来ていた。
日比谷野音の某集会に出るため上京されたそうだ。
カンパをして下さりチラシを受け取って出掛けられた。
集会のせいか日比谷公園周辺はものものしい警備で街宣車を通さないようにしていた。

10時半ごろ2台の右翼の車がテント前を通過していったが公園前で止められたらしく引き返してきてテント前に止まり、中から10人近くの男たちが降りてきてテントにいちゃもんつけ始めた。
Sさんが裁判所の公示書を示して説明するとしげしげと眺めていた。
幸い警察の人たちが大勢来てくれたのと毎週寄ってくれるサイクリングの人たちなどがいたので5・6分で引き上げていった。何の害も無くて良かった。

警察の人が今日は150台くらい右翼の街宣が来るので中に入っていて下さいと言い残していったので、早速椅子を片付けて中で安倍の失言(?)等を雑談していた。正清さんは恒例の周辺美化に余念が無い。
暫らくして大事なさそうだったのでA子さんと外に座る。
わりに暖かかったので外のほうが気持がよい。
そのうち右翼の襲来を知ってYさんたちが来てくれて心強かった。
何台か街宣車が通り過ぎたが、テントには影響なかった。

午後正清さん、A子さんなどでテント前の落葉掃きをしたが、時折吹く強い風に桜吹雪ならぬ枯葉吹雪で瞬く間に落葉が積もってしまった。
当分この状態が続くのでしょう。

3時過ぎて集会が終わり何人もテントに寄って下さりカンパもしてくれた。
ただ一寸気にかかったのは主に某党派が行った集会だという事。集団的自衛権行使反対・憲法改悪反対とめざすものは同じだけれどと考えてしまう。

日曜日の連続右翼来訪を案じて来てくれた人たち、勿論毎日来てくれるM子さんなど沢山の人で3時過ぎのテント前は賑やかだった。
要所々々に警官が立っていたので私たちは安心しておしゃべりに興じていた。
突然Kさんたちが騒いでいるので何事かと思ったら大きなカマキリがKさんのズボンにとまっていた。こんな都会にもカマキリがと驚く。
そういえば今年は赤とんぼをまだ見ていない。
テントが出来た最初の頃は沢山飛んでいたと思うけれど…
これからなのだろうか?

集会のデモは銀座方面に向かい右翼も現れそうに無かったので私はA子さんとテントを後にした。   (I・K)

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鹿児島からの訪問客あり、テント談義

この日も午前に右翼2人が来た。
夜には、鹿児島からという長身の男性が焼酎瓶を抱えてテントに入ってきた。何と30日夜に県庁前にテントを建てた反原発・かごしまネットの向原祥隆さん。焼酎とビールで、皆で2つのテント談議。トラックで乗り込んで県内の20人ぐらいで県職員の注視を受けながら苦労してテントを建立したそうだ。経産省前テントと似て市街地にあるのでトイレなどの便は良い、そこは美しい海のさざ波と海風を受ける辺野古テントや川内テントと違う。そのうちに、Tさんが駄洒落連発していたRさんの腰を揉んで直すのを見て、向原さんも志願。腰の痛みがとれ歩きやすくなったと大喜び。向原さんは米を作っていて水田の水管理が重要だとか。土地に根差した営農生活を思えば土地を放射能汚染される被害の大きさは甚大だ。前夜のNHKETVの飯館村で除染がほとんど効果ないばかりか、除染ゴミによるフレコンバッグの無数の山が水田に置かれるシーンがよみがえった。
九電東京支社講義行動からKさんら数人が来て、テント前でも川内原発再稼働の止め方談議。何と、Kさんらはひそかに企画して、10月26日の抗議行動(再稼働阻止全国ネットワーク、全国統一行動)からずっと毎日有楽町の九電を攻め続けていて、毎週月曜の月例会の2回の行動や11月5日の阻止ネットの行動を経て11月7日まで十日間以上の九電東京支社抗議行動を実現するそうだ。これで九電が再稼働をあきらめてくれるといいのだが。
(K.M)

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11/5日 九電東京支社抗議と第14回東電本店合同抗議

 「経産省前テントひろば・たんぽぽ舎」の呼びかけの、 “東電解体!東電本店合同抗議”を、予定通り開催致します。

日時:11月5日(水)、午後7時より8時まで(開始時間を遅らせ、30分間短縮)場所:東京電力本店前

ぜひ多くの方々の参加を、お願いします。
・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。

なお、当日は午後5時30分からから6時30分まで、再稼働阻止全国ネット主
催の「川内原発再稼働やめろ!」九州電力東京支社抗議(JR有楽町駅:有楽町電気ビル前)が行われます。
その抗議行動に連帯し、東電本店合同抗議の開始時刻を、午後7時に変更しました。

11/3 たんぽぽ舎・柳田真(担当:ボランティア・渡辺秀之)

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