テント日誌11月24日 経産省前テントひろば806日目…商業用原発停止71日目

今日はテントの模様替えをした


10時ごろテントに着いたらもうすでにEさんの指揮で冬支度への準備が始まっていた。まずはテントを空にするため泊まり開けの方数人で中の荷物の運び出しをしていた。床に敷いてあるすのこをはがし、寝室部分も板一枚だけにする。
それからが大変たまったゴミや枯葉の掃除に労力を費やす。何かお宝は出てこないかと期待したが、すのこの隙間から落ちた小額のコインが数枚出てきたのみ。

新しくする畳などをテント前に運び込むのを見て経産省のお役人がやって来た。
テントに荷物をこれ以上増やすなとのこと、冬使用にするための準備であること、今テントは裁判所の管轄にあり、模様替えの申請はちゃんとしてあることなどを話したら、申請書の写真まで撮って帰った。

一段落してテントの前にテーブルを置き、Mさん差し入れの美味しい“そば稲荷”(すし飯の代わりにおそばが詰めてある)、海苔巻き、Hさんからのお寿司などを並べてピクニック状態の昼食 を頂いた。食べている間に自転車で来た女性から暖かいお茶と暖かいおにぎりの差し入れもあり大感激!

午後経産省のお役人がまた来る。今日3度目の訪問、今度はテント前に張られた鎖に異常を見つけたためとか、監視カメラで判ったのでしょうね。鎖を調整して帰った。

朝からのごたごたで雀さんたちの居場所がなくなってしまったので優しいTさんが急遽信号機の隣に雀さんの指定席を移した。場所が変わったので不安だったのかしばらく降りてこなかったが、そのうちに安心してやってきた。
最近では10数羽も来るのでびっくり!雀も当事者です。

昼食の後、暗くなる前にと必死の作業が続き何とか住めるように出来た。今夜の泊まり番の人たち少しは住み心地が良くなったでしようか?(I.K)

おかげで気持ち良く眠りました

昼の模様替えのおかげで気持ち良く眠りました。皆さんに感謝。夜、テントに到着すると、差し入れをつまみに、村長やEさんら数人が昼の作業疲れを癒してうまい酒を飲んでいる。ひとしきり苦労話を話した後、朝からの疲れと酔いで赤ら顔の人たちが次々に帰って行った。実は、高くなった畳の新たな寝室でいち早く寝たのはおいしいシュークリームを持ってきた弁護士さん。シュークリームを数個口に入れた後、寝室で夜中まで寝てしまったのでした。

一方、25日の「11・25 福島公聴会・緊急アピール行動 秘密保護法に異議あり!―秘密保護法に反対します! 福島をアリバイづくりに使わないで-」に参加するべく、Tさんがトラメガ等を準備して帰った。

報道も秘密保護法反対の声を取り上げるようになってきた。この恐ろしい壊憲の法を何としても廃案にしたい。26日の衆議院通過を止めるべく、地元の与党議員に電話やFAXで抗議の声を届けよう。私は、「秘密法で戦争準備・原発推進―市民が主権者である社会を否定する秘密保護法」(海渡雄一著、創史社)を多くの人に薦めお譲りしている。

23日に3団体で開催した「11・23全国スラップ訴訟止めよう!シンポジウム」には280人が参加、いろいろな運動で弾圧を受ける被害者が集う歴史的なシンポジウムを実現できた。秘密保護法が無くてもこれだけの弾圧があるのだ。被害者・被害団体が連携しながらで弾圧を跳ね返していきたい。
(K.M)

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■  第一のステージの山場を迎える裁判。是非参加を。11月29日(金)

「脱原発テント裁判第4回口頭弁論」 14時から

日時:11月29日 午後2時から  午後1時東京地裁前抗議集会 午後2時開廷 地裁103号法廷 午後4時から裁判報告集会

再稼動に向けた現地行動の予定(全国的な展開)

伊方:12月1日松山での1万人集会。再稼動一番手と目されている伊方原発再稼動阻止のために現地闘争拠点を構築へ。テントからは11月30日~12月2日の行動が予定されている。

もんじゅ&大飯・高浜;7日・8日敦賀でのもんじゅ全国集会~大飯・高浜行動

川内:12月15日川内で2000人集会

問い合わせはテントに;電話 070-6473-1947。またはたんぽぽ舎へ;電話 03-3238-9035