テント日誌12月3日…紅葉する銀杏も素敵だ!

経産省前テントひろば1545日

紅葉する銀杏も素敵だ!

以前に地下鉄(メトロ)の広報紙で都内の銀杏の名所から国会周辺が外せれていることに異議をもうした。国会周辺だってなかなかのものだぜって言いたかったのだ。その国会周辺の銀杏だが素敵に紅葉している。「金色の…」というわけだ。何を恐れたか、政府は憲法に規定された臨時国会をネグレクトしているが、近くに来た折には紅葉をめでる散策と洒落てもいいのではないか。あまり、人の気配のしない国会周辺だが、官邸前抗議集会は毎週金曜日には開かれているし、

いろいろのグループの活動もある。国会正門では毎日小さな集まりがある。彼らは毎日「国会前平和通信」を発行している。ある日の通信ではラムズフェルドヤアミテージに日本政府が勲章を与えている記事があった。「ラムズフェルトは『歩く軍産複合体』」とあったが、軍産複合体制の本格化に踏み切った日本の現状を示しているようだ。第二テントでは12月5日の反原発美術館もひらかれる。師走の一時、テントに寄ってもらいたいものだ。(三上治)

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「国会前で『アベ政治を許さない』」のポスターを掲げた人も家を出たときは小雨だったのにテントに着いたら激しい雨になっていた。
小降りになるのを待って座り込む。
新座から来るOさんも出るときは降っていなかったと言っていた。
しばらくしてテントは初めてという女性が座ってくださった。
地下鉄の出口を間違えてしまい経産省の警備員に脱原発テントはまだあります?と聞いたら親切に教えてくれたと言うので思わずニコッとしてしまう。
脱原発はみんなの問題です。

彼女はOさんの話などじっくり聞いて長いこと座って下さった。
2時過ぎてやっと青空が見えてホッとする。
突然たくさんの人たちが「アベ政治を許さない」のプラカードを持って現れたのでびっくり!国会前で掲げての帰りとのこと。
私は今日が3日だと言うことをすっかり忘れていた。
そして私はプラカードを持っていなかったが、Tさんがすかさずプラカードを掲げた。

そのあと来てくださった方達を未完成の反原発美術館にご案内した。
通りがかりの中年の男性、脱原発?原発が無ければ困るでしょ。電気が必要なの
だからと言う。
原発なしで電気は足りていたのです。高レベル放射性廃棄物はどうするのです
か?と反論したけれど、話し合いせず去っていった。
まだまだ原発必要と思っている人がいるのですね。

午前中に静岡から無農薬のみかんが届いた。
座り込んでいる人たちと一緒に頂く。
甘くて美味しいみかんだった。
第2テントには反原発美術館のチラシが届いたのでSさんに頼んでテントのチラシに挟み込んで頂く。
午後からは色んな人たちが座ってくださり嬉しい限りでした。(I・K)

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経産省前テントひろば・反原発美術館

Occupy Kasumigaseki Anti-nuclear Tent Museum

2015年12月5日(土)オープン!

オープニング・イベント

井上ヤスミチさん&長谷川直美さん ライブ・ペインティング@反原発美術館

 「経産省前テントひろば・反原発美術館」がオープンします!

2011年9月11日、東京・霞が関のど真ん中、経済産業省管理のポケット・パーク内に建てられた「経産省前テントひろば」。4年以上の間、テントは脱原発を求める市民たちの声を代弁し、集会・コンサートやイベントなど、交流の場として親しまれてきました。

2013年3月、テントは経産省から立ち退きを求めて訴訟を起こされ、2015年10月、高裁で「控訴棄却」の判決が出ました。現在、テントは最高裁に上告中ですが、高裁での判決をもとにいつでも強制撤去されうる状況です。

そこで、脱原発を願い、原発再稼働・原発輸出を止めたいと願う市民たちの声を、今まで以上にアピールするために、テントのうちの丸ごと1棟(「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」通称:第二テント)を、美術館としてオープンすることになりました!

脱原発のメッセージを社会に発し続けてきたアーティストの方々の作品が、テントに直接描かれ、または大胆に飾られ、さらに強力な反原発のメッセージとなって放たれます。この美術館は、テントが国家権力によって破壊される最期の瞬間まで存続し続けます。

皆様のご来場を心よりお待ちしております!

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2015年12月

原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

イベント予定

(いずれも会場は反原発美術館テント内)

・ 1: 12月5日(土)10:00~(日没ごろ作品完成予定)

オープニング・イベント

井上ヤスミチさん&長谷川直美さんによるライブ・ペインティング

完成後、両作家を囲んでギャラリートークを開催します。

・ 2: 12月12日(土)18:00~

映画『ブライアンと仲間たち』上映

上映後、イギリスの国会前で座り込みの反戦運動を続ける人々とテントをスカイプでつなぎ、ディスカッションを行います(通訳あり)。

・3: 12月19日(土)13:00~

A3BC:反戦・反核・版画コレクティブによる版画ワークショップ

(1955年12月19日=原子力基本法公布の日)

・4: 2016年3月12日(土)13:00~

A3BC:反戦・反核・版画コレクティブによる版画ワークショップ

(2011年3月12日=福島第一原子力発電所の1号機爆発の日)

・5:2016年8月6日(土)13:00~

A3BC:反戦・反核・版画コレクティブによる版画ワークショップ

(1945年8月6日=殺戮目的で初めて原子爆弾が投下された日)

 ※いずれのイベントも入場無料・予約不要。テント内で開催のため雨天決行。

※予定されているイベント日より前にテントが強制撤去された場合、撤去日以降のイベントはテント内では開催できません。その場合は美術館のFacebook特設ページ及びTwitterでご案内いたします。

※Facebook特設ページは公開ページなので、Facebookに登録されていない方でもご覧いただけます。

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経産省前テントひろば 反原発美術館

年中無休・入場無料

開館時間:12:00~20:00

イベント開催時は、開館時間が異なる場合があります。

原則無休ですが、メンテナンスなどの事情により休館している場合もあります。

美術館所在地:東京都千代田区霞が関1-3-1

最寄駅:東京メトロ「霞が関」駅A12a出口、銀座線「虎ノ門」駅7番出口

主催:原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

コーディネーター:早川由美子(映画監督)

※「経産省前テントひろば・反原発美術館」

Facebook特設ページ:www.facebook.com/antinuketent2015

Twitter(原発いらない女たちのテントひろば)@tentohiroba_no2

※お問い合わせ

メール:petiteadventurefilms@gmail.com(早川)

電話:070-6473-1947(経産省前テントひろば)