2週連続の雪 雪はもうたくさん!
朝起きて雨戸を開けて予想以上の積雪にびっくり、
出掛けようかチョット迷ったが、午前中は人が少ないと言うので意を決して家を出た。今回の雪は水分が多いので足を踏み入れたあとは水溜りになっている。
濡れないように、転ばないようにと足元だけ見つめて注意深く歩いた。
テントに着くとYさんが雪かきを始めていたので早速手伝う。車が道路の雪を撥ね飛ばして走るので車道脇に雪がたまり、解けた水の通り道がなくなってしまう。前回の雪でMさんが排水溝のありかを見つけて下さったのでYさんに伝え再度見つけてもらった。
無神経な車は思いっきり雪を跳ね飛ばして走り去っていく。警察車両が雪かきしている私たちのそばを通るとき「通ります」と声をかけはねを飛ばさないように静かに走り去っていったのは嬉しかった。
少しして二人とも足元がかなり濡れてしまったので中に入って一休みしていたら、大阪岸和田の方が来て下さった。大阪での不当逮捕の話や警察、公安の話などで盛り上がる。裁判の様子を聞かれたのでKさんが現状をお話した。
裁判に勝ったら此処をプレハブにしよう、そうすればもっと住み心地が良くなるね。との冗談話も私は国が脱原発を決めてテントをなくせるのが一番の望みですけれど…
昼過ぎタンポポ舎の男性二人が現れて残りの雪かきをしてくれた。3時ごろにSさんが来たので私は帰途に着く。Sさんはいつものバスが止まったので最寄の駅まで30分歩いたそうだ。Yさんも急行運転がなく満員電車に揺られてきたという。雪はもうたくさん!(I.K)
太陽の輝きに気持も洗われて!
今朝は空が晴れ上がり太陽が輝いて気持が良かった。テントに着くとひろばは泊まりの人たちがすっかり雪かきをして下さってすっきりしていた。風は冷たいが防寒をして座り込む。
昼近く国土交通省の車が来て作業員が横断歩道の雪かきをしていた。チョット遅いんじゃないの!と思いながら眺めていたら最後に信号機の脇に積持った雪の山に塩を撒いて帰っていった。
次にやってきた男性「東京新聞ある?」と言う、なぜかと聞くと自分の姿が載っているのだそうだ。今日は此処にないから帰りに図書館で見ますねと答えたがつい忘れて帰ってきてしまった。ごめんなさい!
今日は運営委員会もあったのでテントの留守番は手薄。泊開けのSさんが帰るに帰れないでいたら、第2テントのUさんが来てくれてホッとした。数時間二人で座っているうち買い物に出掛けたFさんが戻り、常連のS女史も現れた。
毎日来てくださり本当にありがとう。
今日は日教組の集会があるとか、右翼の街宣車が7台くらいけたたましい音楽を鳴らして通る。その後丸の内署の車が来て、右翼は来ませんでしたか?と署員が尋ねた。街宣車が通り過ぎただけですと答えると、テントは雪でよくつぶれなかったね。私は埼玉なんだけれど、駐車場や車の屋根が壊れたりしていたと雑談をして、風邪ひかないようね。何かあったらすぐ来るからと優しい言葉をかけて去っていった。
3時過ぎると陽もかげり風が堪えられないほど強くなったのでテントの中に逃げ込んだ。中から外を眺めていたらカメラを向けている男性が居たので出て話しかけてみると、山形出身で山形には福島から避難している人がたくさん居る。他人事には思えない原発は反対とのこと、官邸前にも何回かは来ているというのでチラシをお渡しした。
その後5時までFさんのPCで731の映像を見せて頂いた。本当にあってはならない恐ろしい出来事にびっくりした。帰りがけにメトロポリタンニュースの取材で外国の方が来ていたが、挨拶だけして後の人たちにお任せして帰宅する。日曜日の良いことは電車が空いていることだ。(I・K)
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楽しい交流の夕べだった!
19時半に到着したら、英国人を囲んで8人が楽しそうに話をしている。既にテントのなりわいは話したとか。マンチェスターから来た若者でこれから1年以上日本に滞在するそうだ。年齢を聞くと自分の子供よりも若い。彼のおばあさんの世代で長年原発反対運動を続けてきたS.Mさんが、ウィンズケール原子力事故のことについて尋ねるが知らない。確かに彼が生まれるずっと以前の1957年の事故だし、改名したセラフィールドではどうだっただろう。 テント内の友好的雰囲気に感銘したと述べ、再来を約束して帰っていく。老いも若きも、西も東も、食事しながらの楽しい交流だった。
17日(月)には、経産省主催の「廃炉・汚染水対策福島評議会」の第一回会合がある。IAEAが放射能汚染水の太平洋への垂れ流しにお墨付きを与えたらしいが、経産省が地元の不安をどのように押さえつけるのか見届けたい。雪の影響はどうか?
19日(水)夕刻には再稼働阻止全国ネットワークの規制委抗議行動がある。柏崎刈羽を含めて10サイト16期の再稼働適合審査を実施中の原子力規制委員会に再稼働NOを訴える。是非ご参加を。(K.M)
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