テント日誌2月3日…官僚たちの動きから目をそらすな

経産省前テンひろば1607日

官僚たちの動きから目をそらすな

寒い日もあるのだが、今年は例年よりは(?)なんて書くと途端に寒い日がやってくる。なんてこともあるのであまり定番風には季節の事は書けない。でも暦の上では明日は立春である。二月の声を聞くとやっぱりプロ野球のキャンプインが気になる。駅伝やマラソンなどの陸上競技のことも気になるが、早々に飛び込んできた清原選手(元プロ選手)の覚せい剤事件だった。桑田と清原は若いころから注目していた選手だし、結構、楽しませてももらったから、同情を禁じ得ない。若くして華々しく舞台に登場し、その世界を登り詰めたスターがただの人になったあとどう生きるのか、大変なのだろうと推察をしていたからだ。舞台にある時と舞台を降りた後の落差はいろいろの意味で大変であり、これをこなして行くのは至難のことなのだろう。これは活躍したアストリ―ト一般に言えることだろうが、僕は清原さんの再起を願うが、こんな時こそいい相談者がいたらと思う。薬物なんぞに手を染めたことはいいことと思わないが、僕は知った風に非難めいたことは言いたくない。

最近は買うことが少なくなったスポーツ紙をいくらかは丁寧に読みながら、複雑な気分になった。昨年の巨人の賭博やこんな騒ぎは野球にはそぐわない。はやく、ゲームをみたいものだ。霞が関の地下鉄を上に出るといつものテントがある。出口でテントがあったと確認する瞬間はやはり緊張がよぎる。まぁ、テントはさして変わりのない日々だが、そこにあることだけでいいのだ、という思いが来るたびにする。それは僕の中で、日々強くなっていくものだが、そういえば川内原発テントも遠くの地で浜風を受けて日を重ねているのだし、高浜ははじまったばかりだ。それにしても、官僚たちは懐が深いというか、こうした対応は敵ながら、と思う面もないではない。

民主党から安倍政権に再び政権交代した後の政治でどこが変わったのかを考えると官僚たちがしゃかりきになって、政権の背後で結束し働きかけているところだと思う。鳩山の普天間基地の県外移転には妨害し足を引っ張った防衛官僚や外務官僚は辺野古新基地建に暗躍している。アベノミクスを構想した財務官僚は禁じての財政政策に邁進だし、経産官僚等は原発再稼働に向かっている。暴走気味の官僚の政策は民主党政権時の体たらくへの反動としてある意味では斬新に見えるのかもしれないが、展望のない暴走である。アベノミクスがアホノミクスとして地金が露呈してくるのは時間の問題である。安保法案から憲法改正へと本音を見せ始めた安倍政権だが、参院選挙で強烈な批判の洗練をうけるだろう。そういえば今日は3日であり、澤地久枝さん提唱の「アベ政治を許さない」というポスターを一斉に掲げる日だ。国会前の様子は転載で伝えさせていただくが、安倍への批判の声は再び強くなっていくに違いない。僕らはこの安倍政権の背後での官僚の動きを見ておかなければならない。僕らは官僚たちの動きから目を背けてはいけないし、そことの闘いもしっかり組んでいかなければならない。その重大さに人々が気づくことも遠い未来のことではない。

動き出した川内原発で九電が免震棟の建設を撤回した事件は規制委員会の反発もあって焦点になっている。安全対策などに金をかけない、急いで原発を再稼働させ、早く稼ぐという九電の姿勢は電力業界の姿勢だが、あきれたものである。経産省は何を考えているのか。林経産大臣よ、どうなのだ。汚染水問題や健康被害など原発事故から現在にいたる過程で生じている事柄について、見解をのべてみたらどうだ。これは経産大臣の責務ではないのか。テント前に座っていれば多くの人が声をかけてくれる。これは以前よりも増えている。歓迎すべきことだが、それにしても早く春になるといいと思う。(三上治)

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2月3日、「アベ政治を許さない」全国一斉行動日でした。

国会前には、赤いコート姿の澤地久枝さんはじめ、100人ほどが集まりました。

澤地さんの声かけで午後1時、一斉にみんなで「アベ政治を許さない!」プラカードを掲げました。

節分なので「アベは外!鬼は外!アベは外!」も。

参加者の中から「アベは外!9条は内!」の声も上がり、「9条は内!」もまたみんなで声をあげました。

澤地さんは、「アメリカの大統領選挙では、社会民主主義を訴えた候補者が善戦しているのに、日本ではこんなに酷い状況になっているのにアベの支持率が50%ということに大きな危機感を覚える。今度の選挙は、絶対にアベさんを勝たせるわけにはいかない」と訴え、みんな大きく共感しました。

アベ首相はいよいよ「自衛隊は違憲という憲法学者が7割もいるのだから」と、憲法9条改変にかかる本音を露骨に言い出しています。

澤地さんの言葉の通り、絶対にアベに花を持たせるわけにはいきません。

野党共闘を訴えるとともに、絶対に落としてはならない人を落とさぬよう運動していきたいと思います。(いちえ) 転載。画像の添付もあります(M)

本日「節分」の関電東京支社抗議と東電本店前抗議の録画です!

関西電力東京支社抗議(第13回)
http://twitcasting.tv/showering00/movie/238653084

東電本店合同抗議行動(第29回)
http://twitcasting.tv/showering00/movie/238668816

来月はひな祭り前日3月2日、関電東京はあります (S)

毎週金曜日は5時から経産省前抗議行動(テントひろば主催)

官邸前抗議行動(6時30分から)もあり

2月5日(金)公開シンポジウム≪緊急事態条項は必要か」

日時:2016年2月6日(金)18時30分 

場所;全電通労働会館多目的ホール(東京)

参加無料 事前申し込み不要(先着順 定員464名)

 

★基調講演 長谷部恭男(早稲田大学・憲法学)

「緊急事態条項の無用性などについて」
★パネルディスカッション

司会;杉田敦(法政大学・政治学)

パネリススト

長谷部恭男

石川健治(東京大学・憲法学)

全電通労働会館 JR御茶ノ水駅聖橋出口 5分

地下鉄千代田線 新御茶ノ水3分

主催;立憲デモクラシーの会
告訴人・支援者のみなさま
福島原発控訴団からのお知らせ
2.9「原発事故の責任を考える学習会」開催!

福島原発事故の責任を問う刑事裁判が開かれます。
大津波を試算していながら、なぜ対策は行われなかったのか。
東電と経産省と福島県の間で、どのような力が働いていたのか。
真実を闇に葬ってはなりません。
2016年2月9日(火)
13:30~16:00(通行証は13:00より配布)
参議院議員会館 講堂
講師:鎮目宰司さん(共同通信科学部記者)
主催:原子力資料情報室/福島原発告訴団/もっかい事故調
参加無料
問い合わせ:福島原発告訴団
同日開催】告訴団検察審査会前行動
2月9日 12:00~12:45 東京地裁前
福島からバスが出ます!
行 福島駅西口発7:10~ 郡山教組会館発8:10
帰 参議院議員会館前発16:30
*乗車場所・ご連絡先をお知

料金は1500円です。