テント日誌3月18日

経産省前テントひろば1807日後

本当にいろいろの人が話しかけてくる 3月13日(水)

ほぼ定刻にセッティング終る。今日は何人かの人が話しかけたりしてくれた。 座り込み開始から少しして、婦人が通りかかり話しかけてくる。「息子は検事なのだが原発とかそういうのは担当していないようだ。私は原発はやめた方がいいと思っている。原発被災の人たちは、みなさん立派な家に住んでいたので、仮設住宅などで暮らすというのは本当に大変でしょう。本当にかわいそうだ」「みなさんも頑張ってください」とカンパをしてくださる。会釈をしてくれる男性あり。

仕事でこの辺にきたという男性が「座っていて効果はあるの」と聞いてくる。「原発は手に負えないのだからやめた方がいい」「小泉は息子と組んで小泉党をつくって原発反対でやればいいと思う」と意見を述べていく。帰りにまた寄って、「日本がいま抱えている問題は原発と少子化だと思う。どちらもすぐには解決できない」と言う。「僕も仕事をしなくなったらここに坐りに来たいと思う」と言われた。
キャリアウーマン風の女性がにっこりと会釈してカンパをしてくださる。 若い女性が「もうすぐサリン事件の日ですね」という。「横浜市で、地域でミニコミ誌を出している。みなさんも頑張ってください」と励ましとカンパをくださる。男性が「皆さんは福島の人か」と聞く。「東電の裁判で会長などは無罪を主張しているけど、そもそも原発をつくったことに責任がある」という。それから、「安倍も弱ってきている。あいつを打倒しないと。もう少しだと思うから頑張りましょう」と。カンパも。

リニア反対を闘っている女性が、「リニア反対の第二次訴訟で、訴状を提出して来た。経産省前には座り込みの人がいるだろうと思って寄った。リニアも本当にとんでもない計画だ。地下道を掘るなんて言っているが本当に大丈夫と思うのだろうか。JR東海の葛西は安倍の親友だから」等々、いろいろ言う。 みなさんのご意見はみな本当だと思う。今日は、規制庁抗議をした後のKさん、Sさん、Tmさん、当番のIさん、Oさん、保っちゃんとT。Sさんは「今日は暖かいと天気予報で言っていたので来たが、寒い」と  (T・I)

「日の丸・君が代」裁判を傍聴したが… 3月14日(木)

座り込みが、始まると間もなく八王子のKさんと男性の方が参加された、Kさんは本日13時半より行われる「日の丸・君が代」裁判「懲戒処分取消等請求控訴審判決」の前に寄ってくださったとの事でいつものように、瓦煎餅を二袋も差入れてくれました。

私もこの控訴審判決の傍聴に座り込みを中座して参加致しましたが、この裁判のデタラメぶりには本当に驚きました。警備員を10数名配置し(以前より傍聴に参加していましたがこの様な事は初めて)裁判長が、わざわざ共同通信社のカメラを法廷内に入れて2分間も撮影をさせて、通常ならば判決主文だけを読み上げて終わるのですが、判決要旨まで読み上げ(この内容は原告の主張を一切聞かずに、被告都教委の主張だけを述べた全く最悪の不当判決でした)恐らく明日の朝刊には、国家権力に逆らえばこうなるという見せしめの様な不当判決が報道されると思われます。

座り込みの当番なので、この後弁護士会館で行われた報告集会には参加出来ませんでしたが、この先日本はどうなってしまうのかと、心底恐ろしい気分で経産省前に戻りました(この極悪不当判決を出したヒラメの後藤裁判長には天罰が降る事を祈るばかりです)座り込みの方は、風が強く陽がビルに隠れるとかなりの寒さを感じた、撤収後は首相官邸前で行われた報道関係者主催の「知る権利」の集会に参加した。(Y・R)

ぽかぽか陽気も日差しがある間で後は寒くなる 3月15日(金)

本日も遅れて座り込みに参加。セッティングに参加したイロハの女性陣に聞いてみるとMさんご夫婦が朝から事務所に来てくれ、 セッティングにも参加されたそうだ。Mさんのお連れ合いは農園に行き、むかごを(山芋の実)を収穫してきて皆に200gずつ分けてくれたそうだ。塩ゆでにすると美味で、酒の肴にピッタリである。

今日は早い時間にレジェンドSさんが到着したが、到着と同時に疲れたーとため息をつく。聞くと、中央線で45分間立ちっぱなしで、誰も席を譲ってくれなかったそうだ。立ちっぱなしで腰が痛くなったそうだ。

昼間のぽかぽか春の日差しで、かなり年配のご婦人が「お弁当を食べているの?」親しげに声をかけてきたそうだ。日中の暖かさで人々の心もウキウキするのだろうか?

ベビーカーを押した女性が「東京駅はどう行ったらいいですか?」と訊ねてきた。傍らに白人男性がいる。上野駅に行きたいそうだ。「それなら、新橋まで行って電車に乗って上野まで行った方がいいよ。」と言って、新橋駅方面を教えてあげた。

文科省抗議のtyさんも早めに来て、座り込みに参加。日差しがあるうちは楽しく談笑していたが、3時近くになって、日が陰りだすと気温がグーンと下がってくる。

久しぶりにY夫妻のうち奥方が一人でやってきた。大間の話や沖縄の話など話題が広がる。また闘病中の℉さんのことに話が及ぶ。もう少しすると、うちの庭に茗荷がいっぱい出るから茗荷を食べさせたいな。彼の大好物だもの。と言って懐かしがっていた。暖かくなって、体調が良ければ顔を見せるかもしれないね。と語り合う。

3時時過ぎにはイロハの方々はミーティングのため一旦場所を離れるため暫し寂しくなる。後半のKさんやHさんが到着するまで少々ひっそりとなる。(S・S)

3.11後も厳しく経産省糾弾 3月15日(金)

3.11直後だからか、チラシの受取がなかなか良く、用意したものがすぐに無くなった。文科省抗議行動に出て高校生たちとともに朝鮮学校の差別をするなと訴える。その後、YさんやSさんと何故日本は早くに江華島事件を起こしたかを話しあう。

5時からは経産省抗議行動。コールや歌の合間に次のアピール。 Sさん:3.11以前から経産省は強引に間違った施策を実施 Mさん:上を忖度して原発を止められない官僚たちよそろそろ本気で脱原発を Kさん:経産省よ、施策の誤りを正せ Kさん:エネルギー基本計画のファクトシート。間違った論文を使って被曝強要する放射線審議会 Hさん:30km圏に96万人も住む東海第二を運転延長してはいけない Mさん:経産省が進めている電力容量問題に注目しよう Sさん:被曝健康被害から逃れよう。大阪でサミットを前にして労組への弾圧(不当逮捕、拘留) Hさん:経産省よ、いい加減に目を覚ませ Nさん:何としても東海第二を止めよう。

次は、毎日の座込みと共に、3月21日(木)のさよなら原発全国集会へ

代々木公園B 11時からブースを開きます。

日曜座り込みシアターもはじまる 3月17日(日)

今日は藤原節男さんが私用で遅れて来るので、保ちゃんに助人をお願いしてのセッティングだ。自転車隊の二人と4人で座り込み準備は完了。ハシユキと斎藤美智子さんとObさんが来てフェイスブック用の撮影をした。風は強いが暖かい。それでも、陽が遮られるとやはり寒い。

1時前に藤原節男さんが来て、40インチモニターをセットして、日曜座り込みシアターを始めた。311震災復興状況と福島3号核爆発の映像を流して道行く人に訴える。阻止の会のHrさんが渕上さんのことが心配でいらした。三上さん、永瀬さんが来て結構人数的には多めの座り込みだった。3時に撤収後は恒例のお茶会をやり、渕上さんの病状ことや雑談をしたあと、6時ごろ事務所を後にした。保ちゃん助人有難うございました。(SK)

外務省の桜はもう咲いているのもあるね 3月18日(月)

きょうは暦の上では彼岸の入りで、暑さ寒さも彼岸まで、といわれるように本格的な春になると思っていましたが経産省前は強い風が吹き付けていて寒くセーターを着こんでやっと過ごすことができた。風は南風であったのだが。       それでも季節は変化していてこの辺りで一番早く咲く外務省の桜は先週から咲いていたようです。それに気が付かなかった私は、外務省の桜はまだ咲いてないようだね、と言って皆のヒンシュクを買ってしまったー昨日。

きょうの経産省前は天気が良かったので昼休みには大勢、虎ノ門方面へ向かっていった。反対側からも通り過ぎていった。いつもここを通っている輩は談笑しながら、相変わらず座り込んでいるな、と思いながらこっちを見て通り過ぎていくだけだが、たまたまここを通りかかった人は何じゃこれは?と驚きながら通りすぎていく人が幾人か居たのが印象に残りました。しかしそういい人にリーフレットを読んで貰うまでには至っていない、次回ここを通ったときには受け取って貰えるよう声かけを継続していかねばと思いました。

きょうテントひろばを訪れてくれた人々。金曜担当のS・Sさん。昼過ぎ来られた。1時過ぎから日の丸・君が代裁判の傍聴に来られたとのこと。裁判が終わったあとも寄ってくれた。少しあとから木曜担当のIkさんが来られた。S・Sさんとは別の裁判の傍聴に来られ、終ったので寄ってくださったとのこと。お二人ともしばらく談笑されたあと、あまりの風の冷たさに、風邪を引いては大変と3時半過ぎに帰られた。3時過ぎには現役労働者のS君が来られた。いやに早いと思ったが早めに終わる仕事であったそうだ。しかし今の仕事場は暇になるので来月から岡山の現場に行くそうである。暫く会えなくなるが元気で戻ってきて貰いたいものである。

最後に。4時半前にレジェンド・Sさん御一行が国会前座り込み行動を終えられて来られた。お二人が荷物を持ってくれていたので足取りはしっかりしていたようです。国会前も寒かったようでしっかり手袋をされていたので安心しました。事務所に帰ってきたらテントひろばニュース第161号が刷り上がっていました。(保)

経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき112 原発「国産強調」や事故「矮小化」の「印象捜査」 ~eシフトが「エネルギー基本計画」のファクトチェック~  第5次「エネルギー基本計画」により、原発が再稼働され、再エネが制御され、系統連系できずに中小再エネが圧迫され、原子力損害賠償法まで改善されなかった。3月14日のeシフト主催の院内集会で、明日香壽川さん(東北大教授、環境エネルギー政策)が、昨年7月に閣議決定された第5次「エネルギー基本計画」を分析してファクトチェックを発表した。

「エネルギー基本計画」の個々の記述について事実を指摘したもので、多くは「エネルギー基本計画」策定時に私たちが反対を訴えてきたことであるが、一般の人にも分かりやすく整理してホームページに掲載されている。eシフトの次をご覧いただきたい。 http://www.eshift.club/energyb_fc.html ここでは東京新聞が表にして報道したので紹介する(「<=」が指摘事項)。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201903/CK2019031502000147.html
○直近4年間のエネルギー動向 「本質的に変化はない」  <=再生エネのコスト低下、化石燃料価格の低下、原発コスト増加は極めて大きな変化 ○福島第一原発事故の避難者数 「2018年現在、約2.4万人の人々が避難指示の対象」 <=福島県だけでも2018年2月現在で約5万人。区域外避難者を含めず被害を矮小化 ○再生可能エネルギー ・「太陽光や風力は火力などによる調整が必要」 <=水力やバイオマスで補完すれば火力も必要なくなる。原発なども調整が必要 ・「2030年度の再エネ導入目標を達成するために国民負担4兆円程度に」 <=再生エネの普及で石炭や石油などの輸入が減っている点が考慮されていない ○原発 ・「日本の原発派準国産のエネルギー源」 <=ウランは100%輸入なので準国産とは言えない ・「世界では原子力の利用を掲げている国が多く存在する」 <=温暖化対策として原発増強するのは、中国、インド、トルコ、ベラルーシ、UAEのみ ○言葉遣い 「2050年のシナリオ設計に向けては 野心的かつしなやかな複線シナリオ が必要」 <=曖昧な言葉を具体性が求められる計画で使うのは問題  第5次「エネルギー基本計画」の廃棄と再策定を強く求めたい。 ()木村雅英 )

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3月21日(祝) さよなら原発全国集会

会場:代々木公園B地区 11時:ブース開店 15時10分(デモ)

3月22日(金)経産省前抗議行動 17時~18時

官邸前抗議行動(首都圏反原連)は18時30分~

脱原発青空川柳句会は3月31日(日)

昼~3時 経産省前ひろば 終了後に日比谷公園で花見

乱鬼龍の森羅万笑  乱鬼龍 3月18日

脱原発 川柳

  • フクシマを忘れ亡国また忘れ
  • 暮らしとは暗し福島苦闘する
  • 避難を誰が非難をするという
  • 国策は昔戦争今原発
  • ジワジワトまたジワジワと原発禍

脱原発青空川柳句会は3月31日(日)昼~3時 経産省前ひろば