経産省前テントひろば1807日後
本当に権力は国民の財産の私物化を平気でやっているね 3月22日(木)
経産省の中から、千葉のNさんが出て来たので、今日何かあったのですかと尋ねたら地下鉄からの通路より出て来たとの事、私も初めて知りました。
面白いことに、そのNさんが地下鉄に乗るからと正門より入ろうとしたら警備員に止められて入館拒否。出て来た通路を何故戻れないのだと、押し問答をしていましたが苦笑いをしながら戻って来た。
この国は本当に国有地を始め国民の財産の私物化が目に余る、安倍内閣を倒しても回復までには、かなりの時間が必要と思われます、そのうちに座り込んでいたお二人が福島地裁いわき支部の判決に合わせた、東電本店前抗議集会に行かれた。13時過ぎに雲の合間より若干の陽射しが差し込み少し暖かくなりましたが、間もなくビルの陰になり再び寒さを感じる。(Y・R)
久しぶりに良い天気だった。Sさんがみえた 3月23日(金)
抗議集会後、「森友」問題の公文書書き換え徹底糾弾の議経産省正門前についた頃、汗ばむくらいの陽気で、カッターシャツだけで座り込み開始。季節はまるで初夏のようだ。幟旗6本をセットした。
3時を過ぎる頃、長らく入院されていたSさんがやってきた。久しぶりの登場に座り込み参加者が皆駆け寄ってくる。暫く外出もしていなかったのだろう顔色も白っぽく見えた。
日比谷公園でアスベスト被害者訴訟を闘う全建総連の集会があったそうで、そのデモ隊が我々の前を通り過ぎていった。座り込み参加者は拍手をしたり、手を振って声援を送った。デモ隊から我々に向かって「頑張って」とか「再稼働はんた~い」の声も返ってきた。
今日は、玄海原発再稼働反対の現地集会にFさん、Oさん、Kさんが参加していて5時からの経産省抗議、参加者が危ぶまれたが予想を超える参加者であった。
議員会館前集会に向かった。議員会館前や官邸前はかつてないぐらいの人数で溢れ返っていた。(S・S)
座り込みと花見の同時開催だ 3月24日(土)
経産省の桜は満開だった。ケヤキの新芽が先週より一気に増えて霞のように空に滲んでいた。外務省の桜はまぶしい程に咲き誇り、文科省の玄関前の桜も綺麗だった。ここから見える財務省には桜の木がそもそもない。あちらは桜どころではないけれど。
今日はUさんが用意してくれた和菓子を食べながら座り込みと花見の同時開催。桜の開花だけでなく味蕾も開花。三色団子怖い、桜餅怖い、濃いお茶が怖いと浮かれていたらUさんはお茶も持って来てくれていた。
いやいや怖いのは原発と戦争。電力をどうするか以前に原発を受け入れることは戦争への地ならし。そして自由、自主、自立を放棄することではないのか。仮に危険じゃなくても危ない原発、怪しい原発。 そして戦争は自衛のためだと必ずいう。いかがわしいったらありゃしない。
珍しく機動隊のお巡りさんがやってきた。「何時までですか」と尋ねるので「4時くらい」と答えると立ち去る途中で足を止めてしばし幟やバナーに見入っていた。コンビニから戻るとIさんから丸の内署の人も車から降りてきたことを聞いた。「丸の内署です。早めに移動してください」と言ったとのこと。今日もそばで財務省にカメラを向けている男性がいた。
夕方前にSさんが現れた。何だか少し色白になった感じ。座り込みが終わるといつものスタンディングに向かっていった。まだ無理しないでくださいね。残念だけど原発も戦争も逃げたりしないから。(逃げちゃえばいいのにな。)
〇悪政いたるところ改ざんあり (人間至る処青山あり)
辞任しない理由は「しっかり解明するのが責任」だとさ。解明を妨害・拒否してきたくせにね。
O・O黙って聞いてりゃ・・・この桜吹雪が・・・と思う今日この頃。 (O・O)
川柳句会と花見があり盛会の一日だった 3月25日(日)
外務省の桜も満開になった。テントがあった頃もこの時期外務省角の桜が最初に咲いてやがて道路沿いの桜が咲きだすのを毎年見ていた。桜は美しいが霞が関と永田町界隈は酷い景色だ。国会や役所に出入りする人の服装はとても立派で金の掛かった高級感漂う服で身を包んではいるがその中身は汚いものでそれを覆い隠して誤魔化す為に金をかけているように見えるのは私だけか?
今日の座り込みは川柳句会と花見があり参加者も多い。右翼街宣車が何台も走り回って騒々しく、相変わらずお下劣な言葉をこちらに向けながら日比谷公園の方へ走り去って行く。4時に座り込みを終了し、少し肌寒い日比谷公園へ移動してテント広場花見会が行われた。飲みきれない酒や食べきれないほどの料理やおつまみが出て盛会のお花見会だった。片付けの後、事務所へ移動して再び飲み会をやってオヒラキとなりました。ハシユキさん永瀬さん、色々とご苦労様でした。(S・K)
3月25日(日)午後1時より脱原発青空テント川柳句会開催
選者は乱鬼龍氏、席題は 「真実」 「迷惑」 3時投句締切、3時半頃より入選者の発表、披講となりました
良く晴れて日差しは暖かく、経産省、斜め向かいの外務省の桜が満開でした。
今回の参加者は初参加の方2 名を加えた11名、 入選句の発表後 入選者へ選者よりお菓子、雑誌など様々な景品が手渡されました。
入選句は以下の通りです。(S.E. )
「真実」
特選
・為政者の口を通ると嘘になり – 草地
秀句
・真実はかすみの外にさらけ出せ – 月居
・全世界呆れ果てたる安倍の真実 - 落葉
・原発の安全神話ウソばかり - 乾草
・真実を濁ったお目目が言ってない - 水蓮仏
・うそ重ねさらにうわぬり安倍夫妻 – 月居
「迷惑
特選
・大迷惑東電福島補償せよ – 芒野
秀句
・かえりたい双葉の町にかえれない - 東電ゆるさず
・やることがみんな迷惑経産省 - なごやん
・国民を守ると言うな迷惑です - のら
・警察にとっての迷惑条例化 – 草地
・ 他人(ひと)迷惑それも解らぬ安倍哀れ – 落葉
次回の 脱原発青空テント川柳句会は4 月29 日 (日)午後1時からの予定です。
病気を抱える人も春になってこられるようになってきた 3月26日(月)
先週に咲き始めた霞が関の桜はどこを見渡しても満開になっていて華やかな雰囲気で一杯になっていた。経産省前に着くと共産党系の労働者組合である全労連の人々がやって来て、経産省への申し入れに来たので隣で昼休み抗議集会をやらせてほしいと言って来たので、敵は同じなので遠慮することはありません、どうぞということで抗議集会をやってもらった。20人程の人が正門前に集まったので昼飯を食べようという人々と重なり大いに賑やかな抗議集会になってよかった。
その人達が去るといつもの四人になったが、昨秋から病気で来られていなかった下山さんが杖を付かれて来られた。右足が帯状疱疹にかかって足に力が入らなくなり歩けなかったとのこと。足の具合を見ながらテントに通ってくれるとの事だった。先の江田さん共々早く全快されんことを祈るばかりです。その後、財務省に一人右翼がやって来てひとしきり抗議をやっていたが終わった時点で我々の幟旗をみてこちらに抗議の矛先を向けてきた。
その言い分は福島原発事故前に原子力ムラが言っていた、資源がない日本は原子力に頼るしかないのだ、お前たちはいつも政府のやることに反対して日本を弱体化させようとしている亡国の徒だ。今や政府でさえこれからは洋上発電に力を入れていくと発表したばかりではないか。河合さんが作った映画で明らかにされたように、世界は急速に再生エネルギーにシフトしている。安倍政権の為に日本は大きく出遅れている。安倍を早く辞めさせて再生エネルギーに一日も早く転換していかなければならない。最後にレジェンド・Sさんが国会前座り込み行動を終えられて助さん格さんに肩を貸して貰ってようやく到着された。一緒にいたOさんが我々にしらせてくれてから30分以上たっていた。
余りにも遅いので二人に説得されて帰っていったのかと思っていました。テントひろば命との思いで休み休みしてたどり着いたそうです。私はいつもきつく言っていますー昼間はいいけど夜はダメと。その根性には頭が下がりますけど。日誌書くのが一日遅れたのでテレビでは佐川の証人喚問の様子を中継していますが肝腎なことは一切言ってないようです、思っていた通りで、首相夫人の元秘書・谷さんをイタリアから呼び寄せて証人喚問して貰いましょう。 (保)
原発震災における国の責任を追及しよう 3月27日(火)
先週までの寒さが思い出せないほどの暖かな一日。12時前にセットが完了して、経産省本館脇の満開に近い桜を見物していると、通りかかった男性が「鳩に餌を与えるのは止めてもらえないか」と穏やかな口調で私に訴えてきました。霞が関に限らず、世間にはいろいろなご意見を持っている方がいるので、とりあえず「なぜ、鳩に餌を与えてはいけないのですか」と尋ねる。すると、今度は機嫌を損ねたらしく、吐き捨てるように「鳩の糞が汚いからだ」と言って立ち去ってしまいました。鳩の糞より原発のゴミの方が問題なのに。
1時近くになって、外務省方向から警察車両に先導されたデモ隊がやってきました。先頭の横断幕には「官民共同行動」と書かれ、民間単産の組合旗、幟旗などが続き、その後ろに官公労の旗を持った皆さん。併せて100名ほどでしたが、経産省の組合(全商工)の方はいませんでした。しばらくして、通りを挟んだ財務省側の歩道で拡声器を使って一人で演説を始めた方がいました。しかし、20分ほど経過したとき、それまで少し離れて演説を聞いていたマスク姿の3~4人の男(私服警官でしょうか)に囲まれて、話の途中でどこかに連れ去られていきました。内容は別として、大変に熱のこもった「九州弁」のお話でした。
その後、経産省本館から数名の職員が出て来て、鉄柵を閉めるだけでなく、歩道側の通路を鎖で封鎖し、所用でやってきた来客を地下鉄通路と直結した入口に誘導を始めました。これは、この日の午後に予定されていた「げんげんれん」(原発被害者訴訟原告団全国連絡会)の経産省に対する申入れ行動からガードする意図的な嫌がらせでした。2時半には本館前の歩道に100名を超える連絡会関係者が集合し、経産省の「加害者としての責任と自覚に欠けた言語道断な対応」に対して抗議行動が始まりました。福島原発事故の被害者が訴えた裁判では3月に京都、東京、福島と勝訴判決が続いており、司法は東電は勿論、国の責任を明確に認めているからです。経産省前テントひろばでも国の責任を今まで以上に追及する行動を始めようではありませんか。
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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その63
あいまいな目標で問題を先送りするイチエフ中長期ロードマップ
~核のゴミ問題同様、問題先送りして税金を注ぎ込む経産省のいつものやり口~
木村雅英(経産省前テントひろば)
東電福島第一原発(イチエフ)の事故収束作業は「福島第一原子力発電所の廃止措置等にむけた中長期ロードマップ」に従って行われている。事故後7年このロードマップがどうなっているか? ここでも経産省が湯水のように税金を使いながら問題を先送りし続けている。
以下は、岩波科学3月号「あいまいな目標で問題を先送りする中長期ロードマップ」(木野龍逸)から。
○中長期ロードマップは、第1版(2011年12月)から第4版(2017年9月)まで3回改訂され、目標設定が二転三転しており実現可能性に疑問がある。
○第1期(プール内燃料取り出し開始、2年以内)、第2期(燃料デブリ取り出し開始、10年以内)、第3期(廃止措置終了、目標年30~40年後)の期間設定に変更はないが、目標とする作業開始時期はどんどん遅れている。
○第1期のプールからの燃料取り出しは、4号機は取り出したものの、現計画では1,2号機が2023年度、3号機が2018年度の着手予定と後ろ倒し。理由は、1号機の建屋カバー解体作業や3号機のがれき撤去作業遅れで、遅れの最大の理由は作業員の被ばく線量大。
○現第4版計画では、2019年度に初号機の燃料デブリ取り出し方法確定、2021年度に取り出し開始。
○建屋などの施設解体の項目は第3版から項目削除されている。
○燃料デブリ取り出しは、「1000トンを超える燃料デブリを耳かきで取り出す作業」で、いつ終わりがくるのだろうか。
木野さんは「そうした曖昧なものに税金も含めて数兆円が注ぎ込まれ、この先もさらに多額の資金が湯水のように流れ込む。現実的とはいえない曖昧な目標設定は、膨大な資金の浪費を生む原因にもなっている。」と結んでいる。
曖昧な目標設定で問題を先送りし税金を浪費しているのだ。
核のゴミ問題を40年以上放ったらかしにして原発を推進してきた経産省・資源エネルギー庁のいつものやり方と言えばそれまでだが、私たちは現実を見据えしっかり監視していかないといけない。
(追記)昨日(3月26日)夕刻に資源エネルギー庁総務課から電話が入った。<本日開催の「エネルギー基本計画」策定にかかわる「総合資源エネルギー調査会基本政策分科会」で、「意見箱」(一般公募)意見を個人情報を黒塗りして配布したが、配布資料の一部に個人情報が透けて見えたのでそれを回収した。が、会議を早退した14人は持ち帰った。お詫びする>と。私からは、「過去の反原発運動への弾圧の様に変な人から何かあったら連絡する」と答えた。
【ニュースリリース】総合資源エネルギー調査会第25回基本政策分科会における配布資料での個人情報の漏洩について
http://www.meti.go.jp/press/2017/03/20180326007/20180326007.html
【配布資料】総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会(第25回会合)(平成30年3月26日(月))
http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/025/
福島原発告訴団からのおしらせ
福島原発刑事訴訟の次回第5回公判は4月10日(火)です
時間は10時~17時。
傍聴整理券配布時間は、前回と同じく8:20より9:00と思われます。
また、第6回公判は翌日11日(水)、第7回公判は17日(火)です。
10日と11日は、公判併行の集会はなく、公判終了後の
報告会のみ予定しています。
・4月10日(火)第5回公判報告会 17時頃~参議院議員会館101室
・4月11日(水)第6回公判報告会 17時頃~参議院議員会館102室
4月17日(火)は、公判併行の院内集会を開催します。
裁判終了後は、同会場で裁判報告会・記者会見を行います。
・4月17日(火)第7回公判併行集会 11時~16時半頃、
裁判報告会・記者会見17時頃~ 参議院議員会館講堂
以降の公判予定
4月24日(火)、27日(金)
5月8日(火)、9日(水)、29日(金)、30日(水)
6月1日(金)、12日(火)、13日(水)、15日(金)
連絡先:福島原発告訴団 電話 080-5739-7279
安倍・麻生の国家の私物化糾弾!公文書改ざんを許さない!
連日の緊急行動 12時~ 18時~
場所:衆議院第2議員会館前を中心に
呼びかけ:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 など
3月30日(金) 5時~6時経産省前抗議行動(テントひろば)
反原連の官邸前抗議行動は6時30分から