テント日誌3月29日…アルトサックスの音が/転載:古賀茂明、報道ステーション(生放送)で、降板理由を暴露

経産省前テントひろば1297日商業用原発停止561日

アルトサックスの音が霞ヶ関に鳴り響く

今朝は泊まり開けの人たちがたくさん残っていてくれてテント前は賑やかだった。1時からヨーカンさん企画のミニ々コンサート、Sさんのアルトサックス伴奏も加わって春にちなんだ歌などを歌う。

ヨーカンさんはウクレレ持参で手書の歌詞カードを作ってきてくれた。A子さんと私それにコンサートのことを聞いていて座間の方から来てくれた人とたった4人でマイクもなしのささやかなものだったが楽しかった。終わりごろ歌詞カードに無かった「菜の花」を歌おうとしたが、正確な歌詞が出てこない。昔よく歌ったのにと皆で思い出しながらやっと完成した。歌の後にもSさんにリクエストして吹いて頂いたアルトサックスの音が霞ヶ関に鳴り響く。

2時ごろM子さんが腰が痛いと言いながら今日も来てくれた。たんぽぽ舎のHさんも久しぶりに来て二人交代でマイクを持ち通りがかりの人に脱原発を呼びかける。

3時過ぎ学習院と北大に進学が決まっていると言う男女が寄ってくれた。K・TさんSさんなどと話が弾んでいた様子。最近黙ってチラシを持って行ってくれる人もいて嬉しい。夕方天気予報どおり雨が落ちてきたので椅子を片付けて帰途に着いた。  (I・K)

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外務省の夜桜を眺めながら、話は世界を駆け巡る

日曜午後に古くから市民運動を続け「北限のジュゴンを見守る会」、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」他で活躍し昨年暮れに亡くなったISさんを偲ぶ会があった。お余りのビールを片手にテント筋向いにある外務省の夜桜を眺めながら、テントの夜は話が弾み世界中を駆け巡った。

地下鉄サリン事件では駅で沢山の人が倒れているのを尻目に道を急ぐ人々、校門の扉で遅刻しかけた生徒を鉄の扉でひき殺した神戸の高校でも遅刻を恐れて犠牲者をすり抜けて教室に向った生徒たち。電車内でも幼子を抱えた妊婦が立っていても無関心な乗客。政治にも周りの現象にも無関心な「国民」。

韓国では全く違って地図片手に尋ねると沢山の人が説明し着いてきて案内してくれる。江戸時代にもずっと行き来があり世界の物品を日本にもたらした朝鮮。共通の単語はその為かそれとも植民地時代の影響か。表音文字ハングルよりも表意漢字付カナ交じりの日本語は斜め読みしやすい。

孫が海外にいるのでさほど被爆の心配をしなくていいじじばば。キリマンジャロやヒマラヤを登ったNさんが、ネパールでは人びとが牛・馬・羊などといっしょに生活し動物と共存していたと話す。人間が自然を支配する西洋の考えと全く違う。そう言えば、デカルトの「我思う、ゆえに我あり」以降に人間が自然に横暴になったのではないか。人間が制御もできない核を使うのはその典型。一人一人の人間が、周りや地球をさほど汚さないで死んでいくのがいい。

辺見庸が礼賛する魯迅は中国でも尊敬されている。Nさんが上海にある魯迅記念公園をついこの間見てきた。また、40年前に訪れた上海の当時女学生が20年前に日本で会いに来てくれ、つい先日(出会い後40年)上海に旅してその一家と再会してきた話には皆が驚愕。当時の女学生も40年前のNさんの訪問をきっかけに日本語を学び、今は邦銀に勤める優秀な中国人と子どもと上海に住んでいる。その一家とNさんのショットは楽しそう。何だか国際ドラマになりそうなお話だ。

昼にサックス演奏したSさんがTシャツ販売の企画を検討し夜中に企画案を作成。Kさんが電話してきてくれ、経産省前テントひろばがカラー写真入りで大きく報道されていることを知る。比較的客観的に事実を淡々と説明。

産経新聞報道のことを述べながらチラシまきするとなかなか反応が良い。「安全、安い、電力足りないは嘘、既に560日原発稼働無し」「核と命は共存できない」「使用済み核燃料は十万年以上も放射能を持つ」「トイレなきマンションで放射性糞尿をこれ以上増やすな」「福島では、今でも十万人以上が避難。イチエフはコントロールもブロックも出来ていない。あなたは柏崎刈羽原発の電気を使いたいか?」「今朝の産経新聞が報道した経産省前テントひろばです」などと叫びながら地下鉄から階段を上がってくる虎の門・霞ヶ関族たちにチラシを配布した。

広島・長崎・福島を経験した日本には世界の脱原発運動が注目している。再稼働ゼロで560日を過ごした日本、経産省や原子力規制委員会や安倍政権の横暴を何としても止めたい。  (K.M)

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藤原節男さんのタイムラインから(一部転載) 藤原さんはテントのメンバー

【古賀茂明、報道ステーション(生放送)で、降板理由を暴露】

口論動画 (1/2) 番組冒頭⇒ https://youtu.be/QiSbmhekgWg
口論動画 (2/2) 番組中盤⇒ https://youtu.be/VXQyPcsAHV8

◎『報道ステーション』で古賀茂明が「官邸の圧力で降板」の内情暴露! 古舘が大慌て
リテラ(田部祥太)2015.03.28⇒
http://lite-ra.com/2015/03/post-980.html

元経産官僚・古賀茂明氏が『報道ステーション』(テレビ朝日系)に最後の一刺しを放った。

本サイトでは、1ヵ月以上前に、古賀氏が定期的に出演していた同番組から、3月いっぱいで降板させられることを報じていた。
直接のきっかけは1月23日の放送だった。「イスラム国」による人質事件の最中でほとんどのメディアが政権批判を控えているなか、同番組に出演した古賀氏は安倍晋三首相の外交姿勢を敢然と批判。「I am not ABE”(私は安倍じゃない)というプラカードを掲げて、『日本人は違いますよ』ということを、しっかり言っていく必要がある」と発言したのだが、これに対して、官邸が激怒したのだという。

「番組放映中に官邸からテレビ朝日に直接電話で抗議が入るなど、凄まじい圧力がかかった。それで、最近、安倍首相と急接近しているテレビ朝日の早河(洋)会長が乗り出してきて、降板が決まったんです。ただ、もともと不定期出演だったこともあり、番組サイドはおおっぴらにせずにフェードアウトという感じにもっていこうとしていた」(テレビ朝日関係者)

その古賀氏の最後の出演が昨日だったのだが、古賀氏は番組でその内情の一端を暴露したのだ。スタジオで古舘が古賀氏にイエメンの空爆についてコメントをもとめたところ、古賀氏がいきなり「そのお話をする前に」とこう切り出した。

「私、今日が最後ということで。テレビ朝日の早河会長と、古舘プロジェクトの佐藤会長のご意向で今日が最後ということで。これまで本当に多くの方に激励していただいた。一方で菅官房長官をはじめとして官邸のみなさんからものすごいバッシングを受けてきましたけれども、それを上回るみなさんの応援のおかげで楽しくやらせていただいたということで、心からお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。」
これに古舘は大慌て。「古賀さん、ちょっと、ちょっと待ってください。今の話は私としては承服できません」と話をさえぎり、こう反論したのだ。

「古賀さんは金曜日に時折出てくださって、私も勉強させていただいている中で、4月から番組の様相が変わっていく中でも、古賀さんに機会があれば、企画があうなら、出ていただきたいと相変わらず思っていますし、古賀さんがこれですべて何かテレビ側からおろされるということはちょっと古賀さん、それはちがうと思いますよ」

しかし、古賀氏はひるまない。「いや、でも古舘さんおっしゃいましたよね、私がこういうふうになるということについて、『自分は何もできなかった。本当に申し訳ない』と」とさらに内情を暴露したのだ。

これに対して、古舘が「この前、楽屋でお話しさせていただいたのは、古賀さんの思うような意向に添って流れができていないとしたら、大変申し訳ないというと。今でも私はそう思っている。でもさっきのはちょっと極端すぎる」と弁明にならない弁明をすると、古賀氏はなんと、「私は全部、録音させていただきましたんで、そこまで言われるならすべて出させていただきますけども」と断言したのだった。

古舘は「そしたら、こちらも出させていただくことになっちゃいますよ」と言いつつ、「それはおいて」と話をイエメン問題に戻したが、終盤になって、再び話が蒸し返された。

古賀氏は安倍政権と安倍首相の政策についての批判を5分以上滔々と述べ、最後に「これは古舘さんにお送りしたいんですけど」と前置きしてマハトマ・ガンジーの「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。 そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである」という言葉を紹介。そのうえで、こう述べたのだ。

「つまり圧力とか自粛に慣れていって、何もしない、ひとりでやったってしょうがない、ただ叩かれるだけだ、ということでやらないと、知らないうちに自分が変わってしまって、本当に大きな問題が起きているのに気がつかないということがあるんですよ。(中略) 私が言いたかったのは、言いたいことはそのまま自然に言いましょうということ。もちろん、ちがう意見があれば、古舘さんだってどんどん言っていただいて、全くなんの問題もない。何か言ったことについて、裏で圧力をかけたり、官邸から電話をかけてなんだかんだ言ったりするのは、そういうことは止めていただきたい。そういうふうに思うわけです」

この二人のやりとりを見れば、本サイトが指摘したように、明らかに官邸からの圧力によって古賀氏が降板に追い込まれたのは間違いないだろう。実際、番組終了後、古賀氏は、ジャーナリスト・岩上安身氏の直撃にもっと詳細な証言をしている。以下はその概要だ。

「今日の放送は官邸に抗議するというのが僕の目的だった。僕がなぜ『I am not Abe』を出したかと言うと、官邸が僕のことを個人的に攻撃しているんですよ。官房長官は名前を出さないけど明らかに私を攻撃してくる。「俺だったら放送法違反だと言ってやったのに」と言っているという話も聞いている。官房長官という政府の要人が、放送免許取り消しもあるよという脅しですよ。私は脅されているからと言って黙るということはできない。だから自分を無理矢理追いつめていました。
番組終わってから、報道局長がきてあんなのおかしい、裏切りだとガンガン言われて、こっちもやり返してやりましたよ。いま、マスコミには黙ってほしくないのですよと言ったら、世の中の人にはわからないと言うんです。僕は一石投じることをしたかった。それ言ったら番組を私物化していると言われたけど。
でも官邸、政府はお金も大量にあるし組織的にマスコミを抑えることをガンガンやっている。あいつはキチガイだと言う人もいると思います。みんながどんどん転向していっている。官邸の偉い人とご飯を食べて、審議会にどうこう言われれば、みんな変わるそうです。官邸に攻撃されたら民主党のブレーンだって官邸の味方だからと言っているらしいんですよ。僕も官僚だったからわかりますよ。でも、テレビキャスターで官邸側に転向しないのが僕以外にたった一人だけいると言っていたらしいです。
電通の人も言っていましたよ。官邸だけじゃなく自民党にはお金が余っているからそれを取りに行くんだと、だから優秀な営業マンを付けるんだとね。みんな官邸になびいていくのですよ。これで当分僕の東京のキー局での出演はありえないですね」(『岩上安身チャンネル』)
放送終了後のインタビュー、by IWJ 岩上安身
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240770

しかも、気になるのは、古賀氏の降板だけではない。古舘は古賀氏との口論の中で「4月から番組の様相が変わっていく中でも」という台詞をはいていたが、『報道ステーション』では、番組統括の女性チーフプロデューサー、松原文枝(まつばらふみえ)が、古賀氏と同時に4月から“粛清”されることが決まっている。

これについても、古賀氏が昨夜の『報ステ』で「プロデューサーが今度、更迭されるというのも事実です」と暴露、古舘を慌てさせていたが、この女性プロデューサーは『ニュースステーション』時代からディレクターを務めてきた人で、安倍政権やテレ朝上層部からの圧力に盾になって今の『報ステ』路線を守ってきた。その番組の柱ともいえる存在に突如、更迭が言い渡されたのだ。

「昨年9月10日の川内原発再稼働をめぐる報道で、原子力規制委員会の田中俊一委員長の会見での受け答えに関する報道が原子力規制委員会から「恣意的な編集だ」と抗議を受け、BPOの審議対象になった。そのことの責任を取らされた形です」(前出・テレ朝関係者)

しかし、この報道は「恣意的」でもなんでもなく、途中のやり取りを省いただけ。明らかに官邸と連動した原子力規制委員会からのイチャモンにすぎなかった。だが、テレ朝側はその抗議を積極的に受け入れ、謝罪。自らBPOの審議入りを申し出たのだ。「上層部が官邸サイドから『あの女プロデューサーをなんとかしろ』と言われているという噂はずっとあった。そこに、都合よくこの問題が起きたため、早河会長と、安倍首相に近く、テレビ朝日番組審議会委員長を務めている見城徹・幻冬舎社長が組んで、問題を大きくし、プロデューサーの更迭に持ち込んだといわれています」(前出・テレ朝関係者)

チーフプロデューサーの交代によって4月以降、番組の政権批判の方針がガラリと変わると言われていたが、昨日の番組のやり取りでそれが裏付けされたというわけだ。しかも、昨日の放映では、一時は降板覚悟で徹底抗戦をするといわれていた古舘もこのテレ朝上層部の意向に恭順の意を示していることもわかった。政権批判ができる唯一の番組も風前の灯火ということらしい。

なお、この間、『報道ステーション』の裏側で起きていたこと、古賀氏や女性チーフプロデューサー、松原文枝(まつばらふみえ)更迭の真相などについては、本サイトの以下の記事を読み返してほしい。
●朝日新聞の次は『報道ステーション』がやられる!? 古舘降板、番組終了も
http://lite-ra.com/2014/10/post-550.html
●官邸の圧力!?『報道ステーション』で安倍批判をした古賀茂明が番組を降ろされた!
http://lite-ra.com/2015/02/post-869.html
(田部祥太)

そして、今回の古賀氏の爆弾発言を取り上げた第一報はこちら。
●朝日新聞の次は『報道ステーション』がやられる!? 古舘降板、番組終了も⇒
http://lite-ra.com/2014/10/post-550.html
●官邸の圧力!?『報道ステーション』で安倍批判をした古賀茂明が番組を降ろされた!⇒
http://lite-ra.com/2015/02/post-869.html
●『報道ステーション』で古賀茂明が「官邸の圧力で降板」の内情暴露! 古舘が大慌て⇒
http://lite-ra.com/2015/03/post-980.html
●メディア工作も? 幻冬舎・見城社長と安倍首相のただならぬ関係⇒
http://lite-ra.com/2014/07/post-280.html
◎藤原 節男のタイムライン:【古賀茂明、報道ステーション(生放送)で、降板理由を暴露】⇒ http://goo.gl/r5WDku
◎3月27日『報道ステーション』放送終了後のインタビュー、by IWJ 岩上安身
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240770
◎藤原 節男のタイムライン:【続報! 古賀茂明『報ステ』爆弾発言は菅官房長官の圧力が動機だった! 古賀批判は的外れ】⇒ http://goo.gl/3NdCW2

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★4月1日の抗議行動にご参加下さい
■ 4/1(水)九州電力川内原発再稼働反対 九電東京支社抗議行動
4月1日(水)17:30より18:30 JR有楽町駅日比谷口電気ビル前
主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
■ 4/1(水)第19回東京電力本店合同抗議行動
4月1日(水)19:00より20:00 東京電力本店前
呼びかけ:「経産省前テントひろば」、たんぽぽ舎 賛同119団体

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映画『日本と原発』の無料公開案内
日時 4月8日18時~20時30分
(上映時間2時間15分)
場所 東京霞ヶ関 弁護士会館 クレオ
主催 二弁

http://niben.jp/news/ippan/2015/150309111243.html

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事前申込みが無くても席が空いていれば入れると思いますが、
満席の場合は、入れないと思います。是非、メールで、事前申込みしてください。
【申込方法】
参加者は、件名を4/8映画上映会参加とし、
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【宛先】
E-mail:kankyo-event@niben.or.jp