テント日誌4月11日…いつもと変わらぬ風景が/統一地方選挙の前半の開票結果が

経産省前テントひろば1309日商業用原発停止573日

いつもと変わらぬ風景がここにはある

また雨テントに着いたら前の道路で工事中、やかましい音が鳴り響いていた。
「電気設備埋蔵分の調査」との表示があった。
幸い11時頃に終了して引き上げていったので助かった。

彼らが去った後虎ノ門方面から街宣の音が聞こえてきたのでドキっとする。
テント前でお前ら「何時までいるのだ!」「お前らの仲間の辺野古基地反対運動で周辺の住民は困っているのだ!」
などなど叫んで通ったが、農林省前にいた警察車両が即テント前に移動してくれ何事も無く終わる。

彼らは通りがかりに悪態ついただけだった様です。
今日はテントに数人いたので心強かった。
午後やっと雨が上がり陽もさしてきて暖かくなった。
いつも日曜日に寄ってくれるヨーカンさんが明日は来られないのでと来てくれた。

毎日来てくださるM子さんと原発のこと憲法のことなどの話に花が咲いた。
そして改憲阻止の会の人たちも寄ってくださり賑やかだった。
昼近く郵便で井戸川克隆さんの新刊「なぜわたしは 町民を埼玉に避難させたのか」が届いた。彼の謹呈とあった。感謝です!次回ゆっくり読ませて頂こうと思います。4時半近く第2テントのTさんたんぽぽ舎のOさんやKさんにお願いしてテントを後にした。M子さんは新宿のスタンディングへと向かう。  (I・K)

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統一地方選挙の前半の開票結果が伝えられるが…

いつの間にかというが、本当にいつの間にはじまって開票を迎えている統一地方選挙である。知事選や政令都市の市長選などであるが、人々の関心は薄い。何を隠そう僕も選挙があることくらいは知ってはいたが、何の関心もいだかなかった。テレビの開票速報も興味がない。新聞の選挙関連の記事も読まなかった。原発の再稼働を抱える地域もあってこんなことじゃいけないとは思うけれど、これが実際のところだった。これらは新聞記事でいえば、各地での投票率の低さとして端的に現れているのだと思う。選挙状況とは違って、週末には各地でいろいろの催しがあり、それらを告知するチラシ類がテントには多く持ちこまれている。その中で皆さんにお知らせしたいのは、4月14日(火)に福井地裁で「高浜原発仮処分の決定」が出されるために、福井地裁前に集まろうという提起だ。僕らは福井地裁まではなかなか行けないが、注目し可能な形の連帯行動をとりたいと思う。4月15日(水)には首都圏反原連提起の経産省に対する抗議行動(14時経産省前)がある。また、4月16日(木)には東京高裁(13時30分・大法廷)で「浜岡裁判」が、4月20日(月)17時~18時には電源開発本社前(地下鉄東銀座駅下車3分)で「大間原発いらない、スタンディングデモ」がある。これはほんの一端であるが、時間を都合し、参加してもらいたい。

統一地方選挙の後半が始まる。こちらはいくらか身近なところもあるが、果たして関心は喚起されるのであろうか。その選挙をにらみながら、できる限り提起されている行動に参加しようと思っている。  (三上治)