経産省前テント1807日後
5月3日(金)は憲法集会と重なるが、座り込みメンバーは 4月12日(金)
経産省正門前まで来て、セッティングを始める頃ポツリと降ってきた。今日は雨が降るとの予報だったがこんなに早く降るとは❗と言って用意したカッパを着込む。が、心配された雨も今思えば、その時だけですんだ。今日の座り込みメンバーは女性3人と私の4人で、暫くしてからイロハのYさんがそろい5人で座り込みが始まる。
座り込みを始めてすぐに、地下鉄の方から一人の女性が会釈をしながらやってきた。何度か見慣れた方だ。「今日は時間がないから座り込みはできないけどカンパだけしていきます。」とのことだった。この近くでお仕事をされている方の様で、今から会社に行かなければならないそうだ。カンパのお礼を言い、新しいチラシを差し上げると頑張ってくださいと励まされた。
2時少し前に病気療養中のTさんとレジェンドSさんとやってきて椅子が足りないくらい賑やかになる。Tさんは痛みを抱えながら、でもやっぱり反原発のこの運動が気にかかるとのこと。薬のおかげで最近は痛みも随分和らいできたと言って薬を見せてくれ飲む。Sさんは90歳を超えてはいるが寒い日も暑い日も、雨が降うが雪が降ろうと毎日この座り込みに参加している。原発許さないという揺るぎない意志がそうさせるのだろう。
3時を過ぎるとイロハのメンバーがミーティングのため場所を変えるので座り込みは若干寂しくなる。後半のKさんやHさんが見えると活気を増すのだがこの交代の一時期、空いた椅子が目立つ。Yuさんや何人かがぼちぼち集まってくるので空っぽになることはない。
世の中10連休なんて言って騒いでいるけど、非正規の日雇いの労働者は大幅な減収になるそうだ。あまり喜んではいられない。ということが話題になった。また、㋄3日の憲法集会が丁度金曜日になることがわかり、どうしようかという話になる。有明の会場に行くか、この座り込みに参加するか選択に迫られる。今までは疑問の余地もなく有明を選択していたが、この場所にも人を確保せねばならない。Sさんは3人いれば大丈夫だからと言ってくれるのだがどうしよう。まだ日にちがあるのでゆっくり考えよう。(S・S)
「税金を原発に注ぎこむための蛇口」東電の電気を拒否!4月12日(金)
15時過ぎに本館前に到着、しばし反原発のあと、「東電の電気を使うのを止めよう」と訴えながら「さようなら原発」リーフとテントニュースのセットを撒く。文科省前の朝鮮学校差別反対の行動に少し参加、安倍政権下の文科省は差別・排外を押し付け、放射線副読本で「国民」に被曝を強要している。
17時から経産省抗議講堂開始。原発推進を止めろとコール。斉藤美智子さんが経産省に原発止めろと訴えたあと、久しぶりに希望の牧場(浪江町)の吉澤正巳さんがアピール。3.11は終っていない、再び大地震・大津波が起こる、3.11を忘れるな、これからは風力発電の時代だ、…と。
更に、沼倉さんが原発再稼働を強行する関電との契約を打ち切った件数223万を報告し、東電からも関電からも電気を買わないこと、中西経団連会長の老朽原発の60年以上延長話を批判し、老朽原発を廃炉にしよう、5月19日には関電本店(大阪中之島)で大きな抗議行動を予定している、とアピール。続いて、藤原さんが空母ロナルド・レーガンについて、亀屋さんが東電の東通村にふるさと納税批判、三上さんが中西運転延長提案を批判し、木村が「税金を原発に注ぎこむための蛇口」東電から電気を買うのを止めよう、旭さんが安倍独裁政権を糾弾、などなどの抗議の声が続き、「座り込めここへ」の歌とコールで経産省を追求して終わった。
終了後も、渕上太郎さんのビデオ上映と峠の茶屋が続いた。私は、椅子類の事務所への片づけを急遽他の方にお願いして、首相官邸「裏」の抗議行動に移動、数人で憲法守らぬ安倍は止めろと大声を張り上げた。 (K.M)
桜を見ずに旅だった「むらおさ」を惜しむ 4月13日(土)
桜はまだ残っていた。桜を見ずに旅立ってしまった「むらおさ」を惜しむかのように枝ばかりか幹にも花びらと若葉がびっしり。
14時までは暑いくらいの陽気で日陰が欲しくなった。最近では珍しく極上の天気。今日はYDさんとOYさんが来てくれた。
OYさんはせっかく仕事を抜けて来てくれたのに、日陰に入ってしまったので急速に寒くなってきた。(O・O)
座り込み後の茶会の討議も楽しい 4月14日(日)
今日は藤原節男氏が私用で遅れるため事務所から一人で経産省前へ向かうと自転車隊のEさんが到着。二人で座り込みのセッティングを終えると横浜のObさん、板橋のTwさんが来て恒例の記念撮影をして座り込みだ。天気が心配されたがなんとか夜まで雨は降らないということらしい。12時を20分位すぎたところで藤原節男さんが到着。早速テレビ放映のセットをしてご自身の阪大での講演の内容を繰り返し放映していた。なにやら、内部告発により彼が受けた仕打ちを経産省に対して猛抗議をしているように思えた。
その後、斎藤美智子さん、堀江君、三上さん、永瀬さんが来て人数的にはなんとか恰好がついたような(笑い)。座り込みを終えて撤収後は事務所でのお茶会で、今日の話題は新天皇即位を控えて「天皇制」についてであった。皆さん活発に意見を出されて日曜座り込みのお茶会は白熱する。この日誌をご覧になっていらっしゃる方でお茶会での議論に加わりたい方は大歓迎しますのでどうぞお越しください。来週は川柳句会があります。奮ってご参加ください。 (S・K)
英語版リーフレットを用意しておこう 4月15日(月)
今日は懸念していた雨も明け方には止み気温も上がって暖かい座り込みであった。しかし経産省前は相変わらず春の嵐が吹き荒れていてのぼり旗を椅子にくくりつけるのに手間取り、かつ人が座り込まないといとも容易く引っくり返される有り様であった。そのあと常連に加えて二人が応援に来てくれたので何とか座り込み体制を確保することができた。
周りを見渡すとさすがに桜も散っていて外務省の桜も先週はピンク色であったが白くなってしまって最後の時を迎えている。来週になったらもっと緑色が鮮やかになり新緑の季節になっていることであろう。きょう座り込みに参加してくれた人は我々3人を除いて8名。入れ替わりで参加してもらっていて終始途切れることはなく月曜日としては充実した座り込みになったと思います。
反省点。風が一日中強くバナーが掲げることは無理であったが経産省前を大勢で通る外国の人のために英語版リーフレットを手渡す必要性を痛感した。我々が何か抗議のために座り込んでいるのは分かるがそれが何か?分からずにただ経産省をバックに写真を撮って通りすぎていく人が多かったように思われたので。事務所に帰ってきて探したら数十枚出てきた。来週からはそうしようと思う。
昼間は汗が滲んでくるほど暑いが太陽が金融庁のビルに隠れると風の冷たさが体に染み込んでくる。我々が暖かさに馴れて少しでも気温が下がると寒く感じてしまうから。まだまだジャンパーが手離せないと感じた今日の座り込みでした。参加してくださった皆さんご苦労様でした。(保)
連日のS女子の行動力に感服 4月16日(火)
昼12時、経産省前歩道は暖かった。 経産省の桜は、昨日の強風で殆ど散ってしまった。 歩道にはサクラの花びらだけでなく、雀や鳩も多数舞い降りてくる。 暖かさのお陰もあって昨日同様Sさんが登場、持参された菓子を皆で食する。 3時になっても予定していたKさんはダウンした模様で来ない、速やかなる回復を祈る。連日のS女史はいつも通り国会通りの交差点をゆっくりと渡ってきました、さすが女子力。おしまい。(O・E)
プラカードを持ってイギリスの方がこられた 4月18日(木) 今日は快晴で陽のあたっている間は暑いくらいだった。 久しぶりにようかんさんが来てセッティングを手伝って少し座ってくれた。 先週風邪でダウンしていた勝爺も来てくれ嬉しかった。 1時過ぎ大きなプラカードを持って外国の方がやって来た。 国会前で地球温暖化についての集会に出てテントのことを聞いて来てくれたそうだ。
後で調べて「安倍総理に気候変動対策を求める手紙を渡すアクション」ではないかと思う。彼は以前日本に住んでたことがあり、奥さんは日本人だと言うことで日本語を少し話すがやはり専門的なことになると難しいので私のつたない英語をまじえての会話になった。 イギリスでは地球温暖化のことが大問題になっていてロンドンでは車や地下鉄を止めての行動が行われていると言う。 集会には2万人も集まり、400人逮捕されたとか? 日本と規模が違うのでショックだ。 彼は二人の子供たちのためにもこの運動をしているけどもう時間がないと焦っていた。そして金儲けのために色々やられていることを怒っていた。 地球温暖化は問題だけど、そんなに深刻とは知らなかった。 彼の属しているグループはExtinctionRebellionです。 3時から月例祈祷会があることを伝えたら興味を持って待っていて写真をいっぱい撮っていた。
テントのことが広がると良いですね。 月例祈祷会のバナー追悼の欄には渕上さんの名前も加えられていた。 三上さんがお休みだったので杉山さんが代表挨拶することになった。 JKS47からいつものように過分なカンパを頂き感謝です。 私は祈祷が終わる前に失礼したけれど…(I.K) イギリスの方が持って来たプラカードを添付します。 真ん中のなるは地球で中のマークは砂時計だそうです。 大島さんが差し上げたバッジを早速真ん中に着けてくれた。
:::::
4月19日・26日(金)経産省前抗議行動 17時~18時 官邸前抗議行動(首都圏反原連)は18時30分~
4月24日(水)東電と政府の責任を問う井戸川裁判
「福島被ばく裁判14回口頭弁論」東京地裁 103号 10時30分