テント日誌5月28日

経産省前テントひろば1807日後

蚊の発生に注意だ、そんな季節だね 5月23日(土)

天気予報では雨だったがうっすらと陽射しが見えた。最近雨の日が多かったので嬉しかった。日照がころころと変わりジャケットを脱いだり着たりと忙しかったが濡れずに済むのはありがたかった。

早速の蚊のお出ましに急いで虫よけを買いにいった。皆が刺されているのに虫よけを使っていない私は何故か刺されない。そんなに不味い血かと安心していたら15時近くになると痒くなってきた。あ、私はデザートなのか。

〇お猿の電車に乗るのはもういやだ。

2012年12月26日からおよそ7年半間、嫌も応もなくその乗客だった。最初からいやだった。でも一強が戦々恐々に変わり始めた。

・5月8日午後8時から11日の午後3時までの間に約473万件に及ぶ「#検察庁法改正案に抗議します」のツイッターへの投稿。

これが最初のツィートといわれている。

1人でTwitterデモ#検察庁法改正案に抗議します 右も左も関係ありません。犯罪が正しく裁かれない国で生きていきたくありません。この法律が通ったら「正義は勝つ」なんてセリフは過去のものになり、刑事ドラマも法廷ドラマも成立しません。絶対に通さないでください。

これを読んだときに思った You’ve got to power.(あなたは力を持っている) そして  I’ve got to power. と。

・5月18日 元東京地検特捜部ら検察OBが意見書を公表。

・5月21日 桜を見る会」前夜祭で、参加した有権者に飲食代を提供した行為は違法とし、全国の弁護士や法学者ら662人が首相と後援会幹部2人を東京地検に刑事告発。

戦線に穴が開き始めた。(O・O)

経産省前テントひろば(365日脱原発座り込み) 5月24(日)

今日は曇り、雨の気配なしやや蒸し暑い。現在8人で座り込み。何か餌をくれと雀と鳩が足元に寄ってくる。 やっと安倍のマスクが届いたという話題が出る。 「今自民党じゃなくて自滅党になってる」 「口は(ワザワイならぬ)話題の元だ」(乱鬼龍)

曇り時々晴れ、やや暑い。経産省の植え込みの前に座っているので蚊がひどい。蚊取り線香を6つつけてやっと撃退。写真は座り込みの向かいの交差点。向こうに見えるビルは左から外務省、総務省、警視庁のビル。

終了時11人、帰った人も合わせると14人の参加でした。

先週の今日なので心配しましたが、T久さんとサッシーさんがセッティングした後でE藤さんS藤さん現れ、あえてマスクのことは話題に出さずに合流、写真撮影。というか何故かマスクのことは絶対に話題にしちゃいけない雰囲気で、あとはにこやかに座り込みしました。

句会の日じゃないのに参加者なかなか多く、差し入れも結構ありました。残ったお煎餅(未開封)は、明日の当番の方にお裾分け。終了後はコーヒーとカレーライスでおしゃべりしました。

蚊取り線香を袋に入れて箱に入れました。マッチはやや湿気っているので100円ライター買った方がいいです。(はしゆき)

総理大臣募集中、仕事簡単、官僚の文章棒読み 5月25日(月)

今日も晴天で気温は30度もあったが湿度が50%と丁度良く、強めの風が吹いていたので楽な座り込みであった。経産省前に着いて準備を始めていたら高級自転車の彼が一円玉と十円玉をガラス瓶二本に入れて持ってきてくれた。有り難く頂いた。腰痛がひどくて最近は来られていなかったそうだ。反原発の闘いはまだまだ続くのでしっかり腰痛を治して貰いたいものだ。

これが呼び水となった訳ではないだろうが今日は皆さん早めに来られた。

(月)担当のOさんが歯の治療で近くに来たので寄ったと言ってカンパしてくれた。来週から復帰しますと言って帰られた。そのあと久しぶりに来られた人が、今ネットで話題になっているという・総理大臣募集中、簡単なお仕事です、官僚が書いた文章を読むだけです・というチラシを持ってきてくれた。なかなかウィットに富んだ出来映えだと思いました。

今日の午後4時から・桜を観る会・抗議行動があるというので3時半過ぎに座り込んでいた人達が皆そちらに向かいました。(保)

テントにひろばの仲間だった佐藤秋雄さんが亡くなった 5月26日(火)

昨晩、政府は新型コロナウイルスに関する「緊急事態宣言」を全面解除すると発表した。これで経産省前も人通りが増えると、朝、勇んで出かける。

先週は傘をさしての座り込みだったが、今日は一日曇りの予報だったので、雨傘を用意しないで経産省前に向かう。ところが、2時少し前から雨粒が落ちて来た。それは、強くなりそうな雰囲気ではなかったが、すぐには止みそうにない。そこで事務所に傘と雑巾を取りに戻った。

4時の座り込みが終わりに近くなって、いつもテント運営会議にフラリとやってくるMさんが雑誌「流砂」の新刊18号を持って現れる。そこには「緊急特集」と題して、コロナ蔓延に寄せて「“科学”は政治の上におかなくてはならない」とあり、11本の記事が並んでいる。このまま本当に感染が治まれば、「出し遅れの証文」みたいな話になるが、いまは第2波が来ないという確証はない。

夜、事務所で運営委員会が開催され、座り込み時間を一時間延長して12時から17時まで(但し平日のみ)とした。翌日になって、テントひろばの仲間だった佐藤秋雄さんが亡くなった、との連絡を受けた。合掌。(EO)

青森六ケ所村核燃料再処理工場が安全だって(?)5月27日(水)

雨が降るかもしれないということで、緑色のアウトドア-・チェアーは持って行かず。その代わりに黒の椅子をいつもより2個増やした。しばらくして、Hさんが来て、座り込み。

12時30分~13時までの30分間、道を通る人を観察した。その結果、ほとんどの人はマスクをしていた。マスクをしていない人は20人。アベノマスクをしていた人3人。アベノマスクかどうかのチェックポイントは、マスクの小ささと顎が包まれているかどうか。

保っちゃんは小麦粉の枯渇の中でもパンを引き続いて焼いてきてくれる。感謝。今日は3時から経産省別館(裏門に面した建物。原子力行政関係の部局が入っている)前で、毎月1回抗議行動をしている「止めよう再処理 共に行動を」闘う人たちが、いつもは6時からなのだがコロナ情勢で3時に変えて抗議活動。

テントひろばにもOさんがニュースを配りに来てくれた。日本原燃が建設中の青森県六ケ所村にある核燃料再処理工場に対して、原子力規制委員会が「安全性基準をクリアーした」と許可を出したことに対する抗議が中心だった。各レベルの怒りに満ちた抗議声明が載っていた。その抗議行動に参加する青年とKさんがテントに寄る。2人はそれまで国会前で、「スーパーシティ法案」の参院可決反対の抗議行動をしてきたそうだ。レジェンド斎藤は別館前の抗議に参加した。また、Yさんは別館抗議が終わってからテントにきてくれて、テントの撤収を手伝ってくれた。国会前でおなじみの「自転車おばさん」もテントに寄る。本当に安倍を倒さないとダメだ。(T・I)

佐藤秋雄さんと交流のSさん、その最後を…5月28日(木)

太陽ギラギラで暑い。時々強い風が吹いたが何とかバナーもつけられた。

セッティングが終わるとすぐ憲法審査会開催に反対の座り込みをしていた改憲阻止ネットの人たちが寄ってくれた。

そして佐藤秋雄さんと交流のあったSさんが彼の最後について話してくれた。あと2年は生きたいと言っていたそうで悲しい。その後長老Sさんレジェンド斉藤さんがいつもより早く来てくれた。

水曜恒例の原子力規制委員会行動が今日に変更になったと参加した人たちも寄ってくれていつになく賑やかだった。Krさんが自前のトラメガで経産省に反原発を力強く訴えていた。緊急事態宣言が解除されたせいか人通りも多くなった。通りがかった中年の女性・若いカップルそしてサラリーマン風の男性と3組もの人がカンパをしてくれとても嬉しい。反原発しっかり頑張らなければと改めて思う。(I・K)

5月31日(日) 脱原発青空川柳句会 

時間:12時~ 場所:経産省前テントひろば 選者:乱鬼龍

6月3日(水)13時「アベ政治を許さない」のポスター日

13時:国会正門前でも行います

お知らせ 6月1日(月)から座り込み時間の変更

月~金は12時から17時 土・日‣祭は12時~15時

6月5日(金)経産省前抗議集会

時間:17時~18時 主催:テントひろば(時間変更に注意を)