経産省前テントひろば1359日商業用原発停止623日
暑い一日だったが川柳句会は盛況
5月とは思えない暑い一日だった。
テントに着いたら上野・水上音楽堂「さよなら原発ライブ・&トーク」に出かける人たちが、幟旗や会場で配るチラシなどの準備をしていた。
11時半にみんな集まって出かけて行った。
午後のテントでは月例川柳句会
乱さんの選んだお題は「揺れる」と「言葉」
昨夜の地震を思って出したようだ。
いつもより多い11名の参加だった。
「揺れる」の秀句
* 憲法改正国の根本議会揺れ 藤康
* 地がゆれて心は福島想う夜 こうへい
* 揺れ続く日本列島予知不能 芒野
* 太古から揺れてる島に核発電 落葉
* 戦争法拒否する心揺れはなし はぐれ雲
特選
* この国の信頼がいま揺れている 草地
「言葉」の秀句
* 安倍が言うアンダーコントロール辞書にない やまつつじ
* 自衛だと言葉たくみにだますアベ ハスウキ草
* 開戦へ言葉一つ国滅ぶ はぐれ雲
* 政治家が軽い言葉で国つくる 草地
* ていねいに説明するが早くしろ ハテナ
特選
* 民主主義土台の言葉骨抜きに 芒野
はぐれ雲さんは初参加で秀句2つ取った頼もしい。
入選発表のあと落選した句の評があり、標語調やありのままを読んだのでは駄目、工夫が必要だと教わった。
テントのことを心配して寄ってくれる人も多く今日は賑やかだった。
(I・K)
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おしっこは飲める! 尿療法と原発NO療法
好天に恵まれて上野水上音楽堂に大勢が集まり上野界隈をデモ行進して脱原発を訴えた。動画を次でご覧いただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=UffLDFTBi6A
また、3日前に不当逮捕された3人のうちの1人が勾留されている東京空港警察署前激励行動に130人が駆けつけた。夕刻のテントひろばはにぎわっていた。Tシャツプロジェクトの女性たちがTシャツ販売戦略を練っている一方、第一テントでは珍しく高校生も交えて雑談、彼が去ってからモデルTさんと酸化防止剤無添加ワインを飲み始める。
5人程で3年以上にわたるテント生活を振り返りながら、平等で互いに個性を尊重しあいながら高めあえるテントでありたい。「我以外、皆我が師」。Rさんが最後に話したこの言葉が、何と今朝(6月1日)の東京新聞「運勢 う年」に出てきた。「身近な事から日々学ぶべし」とも。
いつの間にか身体と健康の話になったところ、Oさんから意外な治療法の話。
尿療法だ。
Oさん曰く、排泄したばかりの自分の尿を飲むと再発した持病が簡単に治る、いろいろな病いに効く、これが流行らない理由は薬の売り上げが下がるからか。
確か日本は世界一の薬消費国。尿療法を普及させて薬の消費を減らして皆が健康になるならいいかも。ウィキぺディアによれば効能を与える可能性としては、尿素尿素説、抗体抗体説、ホルモンホルモン説、喉センサー説、偽薬プラセボ(心理的効果)説など。遭難時のサバイバル対策の実績も報告されているそうだ。
試してみませんか?テント泊り時の夜中のコンビニ行きを減らす効果も期待できる。年末の越冬対策にも有効?
ところで、来年4月から電力が自由化され、東京では東京ガスも電力小売りに参入するとか。原発を稼働させる大手電力会社からは買わない「原発稼働電力会社不買運動」はどうだろう。今から不買登録を開始して脱原発実現の為の「尿療法」ならぬ原発「NO療法」の効果を期待できないか?
泊り明け快晴の月曜日。いつものようにIさんとともに、テントひろばやTシャツのチラシをテント前と経産省前で撒いた。
「経産省や資源エネルギー庁は大嘘つき。原発は安全ではない、安くはない、原発無くても電力は足りている。既に622日間も原発稼働無しで過ごしている」
「経産省や資源エネルギー庁は無責任。13mの津波が予想できていたのに。原子力安全・保安院は対策を命じなかった。それなのに責任をとらず東電も解体しなかった」「イチエフをコントロールもブロックもできていない東電が、柏崎刈羽原発の再稼働を目論んでいる。余りに無責任ではないか?」
などと訴えながら。いい反応もあり結構チラシの受取りが良くなってきた。
その間に愛知の方2人がテントに立ち寄られカンパをしてくれた。
経産省前テントひろばは、全国の脱原発・再稼働阻止の声を結集して霞ヶ関で闘う。 (K・M)
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●6月3日(水)抗議行動のお知らせ 参加を!
九電東京支社前抗議行動(川内原発再稼働反対行動)
17時30分~18時30分 有楽町電気ビル前(JR有楽町駅日比谷口下車)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
第21回東電本店合同抗議(東電前抗議行動)」
19時~20時 東京電力本店前 賛同121団体