いつのころからかこまめに天気予報をみている。天気予報に出てくるキャスターのお姉さんもいいが、割と予報が正確になったこともあるのだろう。ひとむかし前の天気予報は当たらぬ方が多かった記憶があるが、あまり、信頼はされていなかった。経済予想は依然として当たらないといか、あまり信頼が置けないのは確かだから、こちらの方は進歩したのだろう。アベノミクスもいつのまにかアホノミクスと呼ばれるようになってきて、はやくもその地金が露呈してきているが、それにしても予想の結末が明らかになるのも早い。歴史的な時間の速さがこんなところにも出てきているのか。
梅雨に台風というのは最近のことか、と書いたのだがどうも違うらしい。台風は秋のものと子供のころから思っていたのだが、芭蕉が「奥の細道」の旅に出掛けていた時も、8月の末までに三度も台風にあっている。芭蕉は旧暦の5月2日(今の6月18日)の頃は福島にあって「笈も太刀も5月(さつき)にかざれ帋幟」と読んでいるが、雨風には結構難儀をしていたらしい。飯坂では雷にあったりして、苦労したらしいが、いずれにしても今の時期は強い雨や強風を避けられない。強い風に対する対策をあれこれ考えていたのだが、秋からは原発再稼働の嵐もやってきそうだ。
原子力規制委員会は19日原発の新しい規制基準を定め、7月8日には施工になる。これを待っていたかのように各電力会社は現在停止中の原発再稼働を申請する。できレースという言葉があるが、福島第一原発の事故が収束せず、本当の原因が究明されることなく。早々と安全基準を定めるというのは誰が考えてもおかしい。安倍首相は「安全優先」という言葉で口を濁しながら、再稼働の申請に盲目的に判をおすだけと推察する。経産省や原子力ムラの原発再稼働→原発保持戦略を鵜のみするだけであり、歴代の自民党政権の原発政策を踏襲するだけだ。電力業界や電力独占体に連なる産業や官僚組織の既得権益擁護以外のなにものでもないこの政策は日本の未来に暗い道を用意するだけだ。闘いはしんどいがあらゆる方法でやり抜いていくしかない。
この日(19日)には外務省前で原発輸出を画策する政府への抗議行動がなされており、行動を終えた面々がテントを訪れた。テントの中では遅くまで談笑が続いたが、毎週火曜日と金曜日の午後12時~13時の東京地裁前抗議行動も始まっている。これはあまり、知られていないためか、まだ、少数の行動にとどまっているが機会をみて参加して欲しい。テントにはテント応援団のリーフレットも出来ている。なかなかの出来栄えで読み応えもある。テントに寄ったら自分で配布できる分を持って行ってもらいたい。最後に嬉しいお知らせ。下記で大飯のバスツアーを募集しているが、費用は16,000円から10、000円になった。費用の応援カンパが寄せられたため。まだの人は申し込みを。 (M・O)
☆★☆★☆★ 大飯1周年行動へのバスツアーでの参加 ☆★☆★☆★
6月29日(土) 午前8時集合(新宿駅西口スバルビル前)8時15分出発(バス1台)
→小浜市・明通寺(中嶌哲演さんのお寺) コンサート+哲演さん、木原壮林さんのお話(宿泊は明通寺もしくは民宿)
6月30日(日) 午前中;全国交流会(大飯町・大島公民館)
13時半 全国集会(大島公民館)→ゲート前へのデモ(16時終了予定)
→帰京 22時頃(新宿西口)
費用:16,000円(バス代+宿泊費)→10、000円
問い合わせ 070-6650-5549 再稼動阻止全国ネットワーク
090-1791-1105(八木)
申し込み 以下の添付文書の申し込み用紙に必要事項を記入の上
FAX 03-3238-0797(たんぽぽ舎気付)