テント日誌6月20日…てんこ盛り 森友加計の 不正疑惑

経産省前テントひろば1807日後

共謀罪に委縮せず反原発を高らかに訴える  6月16日(金)

朝11時から「eシフト」が日比谷図書館で「要請:エネルギー基本計画見直しに民主的プロセスと市民参加を」と訴える記者会見をした。勿論、経産省前テントひろばも賛同団体。(17日朝の東京新聞で提言を経産省に提出したことを報じた。)。会見終了後に「eシフト」の数人が経産省本館の座込み場所に来て、毎日の座込みに共感してくれた。

私は座込み準備に初めて参加。風の様子を見ながら椅子やのぼり旗を一つ一つひもで結びつける作業は、撤収より大分大変なことを知った。梅雨というよりも真夏を思わせる強い日差しを浴びながら座り込みを開始。意外にも並木の木陰は涼しく心地よい、読書も居眠りも。

かっこいい上等の自転車に乗った人が座込みに参加、いよいよ年金生活に入るそう。沢山のアイスキャンデーを買って皆に振舞ってくれた。

共謀罪成立の参議院本会議を徹夜で傍聴した話をしていて、6月15日が警察に殺された樺美智子さんの命日であったことを教えられた。と、一緒に傍聴した斉藤美智子さんも現われ、だんだん人が増えて3時半頃には十名以上になる。

4時からは、筋向いの文部科学省前で朝鮮高校の授業料無償化を訴える若者たちが「どれだけ叫べばいいのだろう、奪われ続けた声がある、聞こえるかい、聞いているかい」と訴えていた。我々年寄の責任が重い。

5時から経産省抗議行動。誰もが共謀罪成立を厳しく糾弾するとともに、経産省に対して原発推進政策を止めるように強く訴えた。帰途につく人たちもこの日は私たちに好意的な反応を示しているよう。共謀罪を強引に通してから加計学園の調査を発表して逃げようとする安倍政権のひどさを誰もが実感したのだろう。いつもの「原発止めろ、経産省は嘘をつくな」とともに「共謀罪廃止、委縮しないぞ」の声が霞ヶ関に響いた。少し早目に座込みを撤収したあとの帰途、新宿西口地下広場は沢山の人の群れ。参議院議員山本太郎が路上記者会見だった。

共謀罪は現代の治安維持法、国連にまでたてつき、国会の委員会ルールを無視して「中間報告」決議、国会会期延長すると加計学園で政権が持たないとの判断か、経団連の提言で格差拡大、と山本太郎の演説に何度もうなずいた。
長い一日が終わった。 (K.M)

てんこ盛り 森友加計の 不正疑惑 6月17日(土)

〇増える一方の何々の日

「3.11」「9.19」そして「6.15」。不正解の円周率じゃあるまいし、次は何だ。

〇風と雲と街路樹が味方

先週と木陰の大きさと位置が少し変わっていた。予報では最高気温28度だったが27度。青空がくっきりと見え陽射しが強かった。ところが。

丸い大きな雲が沢山浮かんでいて日傘になってくれた。周囲の木陰がくっきりと見えたり影が消えたりと高速度撮影のように目まぐるしい。風は弱いが誰が冷やしてくれるのか心地よい冷気。梅雨入りしたというのに湿気がなくて凌ぎ易かった。経産省の幾つかの部屋は窓を大きく開けていた。

〇押し付け

戦争に負けた日本はそれまでの憲法を否定され新しい憲法を制定することになった。昭和21年、国会における日本国憲法草案の議論は2か月に及び答弁回数はなんと1365。同年総選挙後の衆議院では得票総数429のうち賛成421、反対8で採択された。主権在民、戦争放棄、現在の日本国憲法である。

あれからおよそ70年。秘密保護法、戦争法、そして共謀罪、まともな答弁もできず強行採決、中間報告、それら一連の行為は数頼みの押し付けと言ってもよいだろう。また今村前大臣の発言「うるさい!」を彷彿させるものだ。まるで戦勝国のような振舞い。

だが勘違いしないように。押し付けだからではなく内容に問題があるから否定しているのだ。そして負けたわけではない。

〇毎度お題を頂戴し感謝に堪えません

てんこ盛り 森友加計の 不正疑惑

尽きることない温泉かけ流し (O・O)

子は親を映す鏡 6月19日(月)

強い日差しが照りつけ「今年3度目の真夏日」となったが、湿度も少なく風が吹き抜け爽やかな座り込みになる。大小のパラソルも風に耐えて日影を作る。昨日の雨で濡れたノボリや紐もすぐに乾いた。水分補給の必要性を感じ事務所に戻り、大型ポットに冷蔵箱にあった甲州水を満たしコンビニの氷を投入する。時々座り込みに参加するという初顔の男性に手渡す。美味い!国会通りの掲揚旗は、赤・黄・緑の縦縞で調べるとギニア共和国で大統領が来日するらしい。オスマン・サンコン氏の母国だそうだ。

16日朝の「共謀罪」法の強行採決は、同時に廃案へのスタートと胸に刻む。自らの反対行動もやわだった。強い意志を鍛えなおす契機と肝に命じる。監視と密告のあった戦前回帰はゴメンだ!かつて先輩から聞いたのだが、戦時中、10歳の少年は知らない人物がカメラで撮影する姿にスパイだと思いこみ派出所に通報した体験を恥じていた。「現代の治安維持法」も教育面からも指導していく。子は親を映す鏡であり、教師も然りで何よりも危険で怖いところだ。「共謀罪」法は7月11日施行の見通しという。その前に都議会選挙がある。テント撤去2年目も近づく。新たな正念場として位置付けたい。

3時半まで10名の座り込み。(I・M)

椅子付きパラソルを送っていただいた。 6月20日(火)

今日は、一日中陽射しが強く暑い中の座り込みになりました。

水分補給用に、保冷用のBOXにコンビニで購入した氷と天然水を入れて、座り込んでいる人達に、飲んで頂きました。

話は前後致しますが、事務所に着いた時に、郵便受けにヤマト運輸からの、不在票が投函されていたので連絡をして、12時半過ぎにその荷物を受け取りましたところ、何とその人はテントニュ―スや日誌を、見ていた方で、座り込みには行けないので、座り込んでいる人達を気遣いカンパとして、椅子付きパラソル3組も寄付して頂きました。西東京市のKさんというお方です(感謝一杯です)。

早速一組をセットして(写真を添付)常連のSさんに座って頂いたら効果抜群だそうです。量は350Gで軽くて丈夫、持ち運びに便利です。

背もたれ、肘掛けもあり、日差しの向きに合わせてパラソルの取り付け位置も調整可能です。本日はテント運営会議があり、チョット早めに撤収をしました。

Y・R

:::」:

経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その35
原発の新増設を視野にエネルギー基本計画見直しを謀る経産省
~韓国が「脱原発」宣言したのに、日本では新増設?~
木村雅英(経産省前テントひろば)

6月19日に韓国の文大統領が新規原発の建設白紙化や設計寿命を超えた運転の禁止なと、脱原発を推進すると宣言した。同様の動きは、脱原発を決めたドイツのほか、スイス、台湾でも見られる。

一方、日本では、経済産業省・資源エネルギー庁が未だに原発の新増設まで目論んでいるらしい。6月9日に日本経済新聞は「原発新増設を明記、経産省が提案 エネ基本計画」と報じた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H2K_Y7A600C1MM8000/
<経済産業省は国のエネルギー基本計画の見直しに着手する。将来の原子力発電所の新増設や建て替えの必要性の明記を検討する。原発依存度を低減させる方針は堅持しつつ、長期的に電力の安定供給や技術や人材の確保のために最低限の原発が必要だと提起する考えだ。ただ原発再稼働は進んでおらず、世論の慎重論も根強いため、新増設のハードルは高い。…>

一方、ロイターが「エネ基本計画で原発新増設明記との報道は事実無根=世耕経産相」と同日すぐに世耕経産相の否定発言を報じた。
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN19005H.html
<世耕弘成経済産業相は9日、閣議後の会見で、経産省がエネルギー基本計画見直しで原発新増設の必要性の明記を検討するとの一部報道について、検討の仕方やスケジュールについては現在議論している段階であると述べ、報道を否定した。
…同相は、6月に有識者会議を立ち上げるということはありえないとし、(日経記事は)「全く事実無根の記事。完全に否定する」と述べた。
…原発の新増設に関する考えを聞かれ同相は「有識者にしっかり検討いただいたうえで、エネルギー情勢なども見て判断をしていく。現時点では、新増設、リプレイスということは全く考えていない」と答えた。>

広島・長崎・福島を経験し、イチエフ事故が全く収束しないまま、使用済み核燃料の保管の当てがつかないまま、多くの「国民」の意向や周辺住民の心配をよそに、原発再稼働した経産省・資源エネルギー庁は、遅れているエネルギー基本計画見直しを開始するに当たり、ひいきの日本経済新聞にだけ担当者が経産省の本音を表明してしまったのであろう。国民世論にも世界の潮流にも反して原発新増設を目論む経産省・エネ庁は亡国の省庁である。

なお、それゆえ、私たち「経産省前テントひろば」もe-シフトによる「エネルギー基本計画見直しに民主的プロセスと市民参加を」と経産省に訴える要請(6月16日)に賛同・参加した。今後のエネ庁による「エネルギー基本計画」策定を監視していかねばならない。

::::」

6月23日(金)東京電力株主総会の日 9時~10時 アピール行動

会場:国立代々木競技場―体育館 原宿駅3分

6月23日(金)5時~6時経産省前抗議行動 官邸前抗議行動は6時30分~

6月28日(水)大間原発NO!スタンディングデモ 9時~10時

電源開発株主総会 東京プリンスホテル前 地下鉄御成門駅徒歩4分

東京プリンス前にて大間原発の危険性と建設計画停止を訴える

原発告訴団からのお知らせ

初公判決定!630
福島原発告訴団が2012年6月に告訴してから5年。
とうとう東電元会長ら幹部の刑事責任を問う裁判が始まります!
原発事故の責任をうやむやにはさせない新たなたたかいの一歩です!
6月30日(金)
タイムスケジュール
 9:00 東京地裁前 福島バス到着予定

【傍聴者】
10:00開廷~17:00閉廷(開廷より前に抽選あり)
*裁判は傍聴希望者が殺到し、高倍率の抽選となることが予想されます。抽選で外れた方は、参議院議員会館での集会にご参加ください

【傍聴しない方(抽選で外れた方)】
院内集会(参議院議員会館  講堂に移動)
11:00~12:00 第1部  リレートーク等
13:00~16:40 第2部 「東電テレビ会議49時間の記録」上映(途中休憩有)
17:45~18:35 第3部  弁護士による裁判報告会

19:00 参議院議員会館前  バス出発

■福島発バスのご案内(帰りの出発を19時発に変更しました)
行  4:00 福島駅西口発 ~5:00 郡山教組会館発
帰  19:00  参議院議員会館前発
料金1,500円

*福島から来られる方で、浜通り方面等バスをご利用になれない方は、高速バス代相当の交通費補助をいたします

お問い合わせ:福島原発刑事訴訟支援団
電話:080-5739-7279  メール:info@shien-dan.org
福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1(支援団・告訴団事務局)