テント日誌6月20日…希望の牧場の吉沢さんが牛とともに登場した

経産省前テントひろば1014日 商業用原発停止275日

 希望の牧場の吉沢さんが牛とともに登場した。

 3時ごろテントに着いたらいつもと雰囲気が違う。テント前に希望の牧場の車止まり、カメラを抱えた人がうろうろしていた。農林省前から吉沢さんの怒りのスピーチが轟く。福島から被曝牛を連れて来たと言う。牛は日比谷公園に置いて来たので見られなかったが…。

  彼が移動した後、今度は桜チャンネル部隊がたくさんの日の丸を掲げて農林省前に現れわめき始めた。テントからは何を言っているのか判別出来なかったが、何でも水産省が尖閣漁業活動を阻止したことへの抗議だった様だ。

  そして吉沢さんがテント前に戻ってきて車の屋根から経産省と聴衆に向けて長時間にわたって福島の様子や被曝牛のことなど切々と叫んだ。そして原発の再稼動は絶対するべきでないと。テント前はカメラマンと聴衆でごった返す。そして桜チャンネルがテントに来るとでも思ったのか、公安、機動隊がたくさん現れて物々しい感じだった。

 いつもならテント前にテーブルを出して来訪者にそなえる時間なのにそれも出来ない。そんな時街宣車が通る。すわ!来襲?と身構えたら違う派で「脱原発がんばれ!俺たちも原発反対!」と叫んで行った。原発は皆の問題だと改めて思う。

 そんなざわざわした中、柏から来た人、初めて来た人などとの会話が弾む。
柏、松戸などホットスポットが多いこと、東海第2原発も再稼働しようとしているが反対しないといけないことなどなど。

5時きっかりに桜チャンネルの抗議は終わりテントに寄らず引き上げていった。安心していつもの準備に掛かる。若いSさんが作業を手伝ってくれて助かった。吉沢さんは赤いオブジェの牛を引いて国会前に向かう。夜になって福島の方等も訪れて賑やかな一日でした。夜にわか雨との予報が外れてよかった(I・K)