テント日誌6月3日…政府への影響力を強いと言われる経産省

経産省前テントひろば1728日

政府への影響力を強いと言われる経産省 6月2日(木)から

夜からの強風が午前中続いたので幟旗が降ろしてあった。
夜中はきっと怖かったのではないかと思う。
時々来て下さる背広の紳士が今日もカンパをしてくださった。
感謝です。

「ふるさとかえせ津島原発訴訟」の方たちも寄って下さりテントが脱原発を頑張ってくれていて嬉しいと言って下さった。
そういう声を聞くとテントにいて良かったと改めて思う。
12時過ぎM子さんが来てマイクで通行人に呼びかけたがほとんど反応なし。
しばらくして全労連・新婦人の会の人などが経産省前で「川内原発はただちに停止を」と抗議の声を上げていた。
聞くところによれば最近は財務省などより経産省のほうが政府への影響力が強いようなのでそちらに向けての抗議は力強い。

午後はヨーカンさんMさんなどたくさん人が来てくれて良かった。
国会は閉会してまたも安倍の嘘つきが消費税の先送りをした。
それによって福祉が削られてしまうのが心配だ。
消費税は上がらないほうが良いけれど、彼の節操のなさは許せない。
オスプレイなど買わないで福祉に回せばよいのにと思う。

昨日のワールドニュースでベルギーの反原発デモのことをやっていた。
ドイツ・オランダ・ルクセンブルグなどでも反対運動をしているとのこと。
反原発は世界で取り組まなければならないようだ。
テント前を通過する観光バスの外人客は私たちにエールを送ってくれるが自国に 帰ってテントのこと話してくれるだろうか?
人が増えたので3時過ぎTさんと私は安心してテントを後にした。(I・K)

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院内ヒアリング集会が持たれた

昨夜確定での急遽ではありましたが、多くの参加者と共に、矛盾だらけの推進政策をただし、おそらく言っている本人たちも含め、誰も信用できない、さらに呆れ返るトンデモ答弁も次々と飛び出しました。

いつもは「それはウチの管轄外。どこどこの責任」などと転嫁し責任逃れし合ってきた経産省、文科省、環境省、資源エネルギー庁、原子力規制庁の5省庁の19名を一堂に喚問、彼ら自身で論争まで行けば面白かったですが、少なくとも「縦割り」の弊害、危険さをあからさまに出来ました。
今回、一方で、どうしても撮影拒否といい張る中で、あくまで例外的に妥協したので報告にて(詳細についてはのちほどの予定)
http://twitcasting.tv/showering00/movie/276475456 (H・S)

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院内ヒアリング集会「川内を止めず、伊方まで再稼働するという、原子力推進の矛盾を問いただす~熊本大地震が続いているぞ! 日本全国どこでも大地震が起こるぞ!~」 報告

6月3日(金)午後参議院101会議室で経産省前テントひろば主催の院内ヒアリング集会を実施した。4月13日、4月22日に直前のドタキャンがあり今回も開催が危ぶまれたが、経産省・資源エネルギー庁(11人)のみならず、文科省、環境省、原子力規制庁からも各3人ずつが対応、総計20人の官僚を前に並ばせて2時間のヒアリング交渉を実現した。こちらの参加者は約50人。
まず2か月前に提出してあった抗議・質問書に対して各省庁から口頭で回答、続いて逐次参加者から質問、追及し、原子力推進の矛盾を厳しく指摘した。特に、原発をベースロード電源とする「エネルギー基本計画」が、原発の環境適合を「ゼロ・エミッション」とする全く間違った比較表の基に策定されたなど多くの矛盾があるにも拘らず、もんじゅを管轄する文科省や原発の安全性を確認するはずの原子力規制庁を縛っている実態が明らかになった。
テーマ別回答とこちらの追求の概略は次のとおり。
(1)電力自由化と電源構成
【回答】電源構成を事業者に明らかさせることが「望ましい」が強制しない。
【追及】せっかくの自由化だ。原発の電気を使いたくない・東電の電気を使いたくないと考える利用者が多い、直ちに電源構成の公表を義務付けよ。
(2)「エネルギー基本計画」と「40年ルール」
【回答】2030年の原発20~22%は達成可能性がある。規制委は独立に安全性の観点で審査する。
【追及】福島第一原発事故の深い反省が足りない。原発がベースロード電源にすべきでない。原発の稼働率を実績(65.7%)に反して80%とする根拠がない。原発の老朽化が進む中で20%は実現できない、2040年には531万kwになる。原発の環境適合「ゼロ・エミッション」は間違っている(原発はウランの採掘から放射性廃棄物投棄まで様々な局面で化石エネルギーが必要で、総合的に見るとかなりの二酸化炭素排出を伴っている。また、原子力発電の際に大量に発生する放射性廃棄物、数十万年以上放射性廃棄物を安全に投棄する技術が未だ確立されていないという問題も残っている。真のゼロ・エミッションの道は遠く険しい)。間違った前提で「エネルギー基本計画」が策定されている。「安全」についての皆さんの認識が間違っている。
規制委がイチエフ事故を踏まえてより厳しい審査をしているとエネ庁が回答したが間違い。「新規制基準」はイチエフ事故検証せずに作成、耐震・立地指針・ストレステスト無し・米国規制15項目不採用などなど甘い基準で、審査もいい加減。審査中には今年の3月に建設されることになっていた川内原発の免震重要棟は未だに着工すらせず耐震に切り替え。
(3)核のゴミ問題
【回答】もんじゅについて、9日印検討会を開き、運営主体の検討報告を出す段階。もんじゅの技術的実現性の問題は「エネルギー基本計画」で定めた国の方針に従う。核燃料保管については、人間管理でなく地層処分を目論んでいる、法律が出来たが調査に入れていない、国が全面に出て科学的融合地を検討、国民に知ってもらう。
【追及】もんじゅは管理主体の議論よりも実現可能性と費用を議論するべき。核燃料サイクルが破綻している。米高官も「再処理には経済性合理性がほとんどない。米国は再処理を支援も奨励もしない。」と言っている。
核燃料問題は、何よりも日本学術会議の提言(再稼動前に核のゴミ)を尊重するべき。トイレなきマンションでうんちするな。
(4)福島第一原発事故の責任問題
【回答】来夏に1-3号機のデブリ取り出し方針を決定する予定。汚染水は指摘通り80万トンあり増えている。ALPSで処理しているがトリチウムが残る。フレコンバッグは仮置き場で保管、放射能が外に出たり地下水に出ないように留意。
【追及】イチエフ3号機は証拠写真が示すように核爆発だ。他は時間切れ。 (K・M)

ある感想

お早うございます。

昨日の話し合いの場は、思考停止の官僚の実態を見ることができて、収穫でした。

思い込みの数字予測、真珠湾に行ってしまった大本営もこうだったのかと、思いました。もう少し、本音を引き出す、本筋の突っ込みができなかったか、残念です。自分の体験からも、むつかしい事なのですが。

あら探し風に終始した様に思えました。

タンポポ舎の柳田さんと話したのですが、官僚の壁は厚いですね。

19人の生ものを見ての実感です。(埼玉・M)

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・6月4日(土) 女の平和 戦争を止めよう!13時~15時

国会ヒューマンチエーン(国会周辺) 赤い色で…

・6月5日(日)14時~全国総がかり大行動

国会周辺を埋め尽くそう!今こそ意思表示を!

  • 国会正門前ステージ ●農水省・霞が関郵便局ステージ
  • 日比谷公園かもめ広場ステージ 

・安倍政権と報道の自由 6月9日(木)17時~

参義院議員会館 講堂

講演 「安倍政権と報道の自由」講師:岸井成格

連帯挨拶 金平茂紀・青木理他 

入場無料

主催:改憲問題対策法律6団体連絡会