経産省前テントひろば1807日後
怒りのマグマ 6月5日(月)
週半ばには梅雨入りが予報されているが、今日も夏日の晴れで湿度もなく快適な座り込みになる。だが、先週使用した茶色のパラソルが見当たらない。強風でこわれてしまったのか?日除けが少ないのは残念。9条改憲阻止の会の共謀罪抗議・議員会館前座り込みが本日から16時~19時半となり、おなじみの面々が次々に集まってきた。どうやら時間変更が徹底されていなかったようだが来週が正念場、国会会期末に向けて法案審議の強行採決は絶対に許さない!本日前半までの座り込みは女性陣がこなかったが12人が参加。
一方で5/17の高浜4号機再稼働に続き、明6日に高浜3号機の再稼働が準備され、抗議行動で現地ゲート前に12時集合、デモ行進を経て申し入れや座り込みとなる。夕方6時過ぎにJRで帰る慌ただしい参加となる。全国の幟旗が集結する。テントの幟旗を現地で掲げることにした。安全性を無視した関電の相次ぐ再稼働を絶対に許さない!
国会通りにベトナムとラオスの国旗が掲出された。ラオス旗は調べて確認したのだが来日の詳細は不明。50年前、アメリカの北爆を契機にベトナム反戦運動は全世界に拡がった。アベ政権許さない!怒りのマグマは溜まり続けている。あの日、あの頃のエネルギーをたぎらせて再稼働と共謀罪法案成立阻止に結集する。(I・M)
今日も共謀罪廃案集会に参加した人が寄ってくれた。6月6日(火)
セッティングが終わり、ふっと気がつくといつもの所に「のぼり旗」がポールに巻き付いた時に、巻き戻すケヤキの棒がない、散々探しても見つからない、よく見てみると雑草取りをした跡があった。おそらくその時に、片付けられてものと思われる。
早速経産省周りの植え込みに落ちている、ケヤキの枯れ枝を探すと手頃な物が見つかったので一安心。今日も丸の内警察署のワンボックスカーが来た。
先週にわか雨の時には、降りて来ないので「この横着者め」と報告したせいか、降りて来て歩道なので動いて下さいとか言って、さっさと帰って行った。(こちとら連結された椅子に座っているので動けるか)本日も、共謀罪廃案の集会に参加された方々が、行き帰りに沢山寄って下さりました。(Y・R)
今日はしのぎやすい気温。Bさんは座り込みグッズをセットした後、仕事でテントをあとにされた。1時前に、全国公害訴訟団のデモがあった。午後に、年次総会もあるとのことでそのデモに参加した人が座り込み場所に立ち寄ってくれた。
また、午前中に、TPP締結差止・違憲訴訟の地裁判決があり、「却下」。3分で終わったそうだ。
大洗センターの事故のことを話した 6月7日(水)
この裁判に参加した人の一人であるシロタマさんが寄ってくれた。しばし歓談。元気に埼玉県でいろいろの活動をやっておられる。
田中一郎さんも立ち寄られた。田中さんとは二つのことを話した。①6月6日の「クローズアップ現代+」でやっていた「原発事故6年の新事実 発見された放射性粒子(非水溶性物質)」というもの。②は「日本原子力研究開発機構・大洗センター」で起こった事故。報道では「ビニールの袋が破けて、放射性物質がまき散らされた。作業員の鼻の中は27ベクレルだった」というもの。わけがわかんない。6月8日の報道では「肺にプルトニュウム2.2万ベクレル」となっていた。想像を超えた内容だ。台湾に続きリトアニアも原発をやめることにしたというのに。
座り込みでは、安倍のこと、安倍昭恵のことが話されていた。一体何なんだ、こんな安倍や菅や文科省のウソをまかり通らせていること自体情けない。
それにしても経産省向かいの文科省、物議を醸し出している割には静かだ。誰も文句言いに来てない。
警官が来て、「いつまでやるんですか」というので、「そっちが知らないなんておかしい」というと、「夕方までですか」と聞く。要するに、みんなの連日の座り込みが存在感を保っているということ。S.Mさんが作った食パンをみんなで食べた。イースト菌の匂いがしてとてもいい感じでうまかった。(T・I)
人工知能なら原発コストをどのように計算する 6月7日(水)
「スリーマイル島原発 採算悪化で閉鎖」の記事をA3×2の大きさに拡大してボードに貼り付けたものを経産省に向けて持ち座り込む。これを官僚や関係者が読んで少しは考えて貰いたいのだ。成り立たない計算をもっともらしくやってみせる経産省に対して人工知能ならどんな数値を示してくれるだろうか?
梅雨入りとあってやや肌寒い。雨が降らないだけまし、と「天」に感謝。
学生の一団が通る。どちらから?の問いに岐阜から、と言うので、リニアで大変ね!と話すと自分たちのところは離れているから大丈夫の答え。「離れていても環境破壊が凄いでしょうに」というと、「環境を壊す事は問題だ」と言いながら行ってしまった。テントニュースを渡すのが精一杯だった。
同じ世代のOさんと「こうして座り込みが出来る健康と時間が保てる日々に感謝」などと話していたら何時もの彼女の帰宅時間が過ぎてしまった。
今日は第一水曜日で毎月の関西電力前、東京電力前抗議があるので座り込みは5時半で終了した。(K.T)
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テントニュース112号を添付しました。
テントひろばからの案内 院内ヒアリング集会「日米原子力協定について」
経産省前テントひろば
以下の日程で「院内ヒアリング集会」を開催します。
よろしければご参加を!
テーマ:「日米原子力協定について」
日時: 2017年6月9日(金)13時半~15時半 (13時15分から通行証配布)
13時半~14時 :事前打合せ
14時 ~15時 :ヒアリング(経産省、外務省が出席予定)
15時 ~15時半:事後確認打合せ、今後について意見交換
場所: 参議院議員会館B107会議室(地下一階)
質問項目:
1 日米原子力協定の変遷と内容確認
2 政府の検討と対米対応
3 米政府の再処理計画継続とプルトニウム保有問題に対する懸念
4 核兵器について
5 脱原発について
参加予定:参議院福島みずほ議員、議員秘書、経産省前テントひろば他の市民
※インターネット中継や撮影は、担当者の顔を写さない方式で行います。
担当者の顔を絶対に写さない方式でお願いします。
昨年6月から本年3月までの経産省との院内ヒアリング集会「使用済み核燃料を問う」において、私たちは使用済み核燃料についての理解を深めるとともにそれらについての疑問を訴えてきました。
すなわち、日本には使用済み核燃料が約18000トンもあり更に川内・伊方の再稼働で増加していること、低レベル放射性廃棄物や放射能汚染水も存在(詳細未回答)すること、「もんじゅ」廃炉が決定され高速増殖炉計画が破綻し核燃料サイクルも破綻と言われている中で「高速炉開発の方針」が閣議決定されたこと、最終処分地選定のための「科学的有望地」の提示が大幅に遅れていること、などの事実を確認しました。
一方、原子力の平和利用と核不拡散を目的とされている「原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定(日米原子力協定)」は2018年7月に30年の満期を迎え日米政府のいずれかによる通告で協定を終了させることができますが、この「日米原子力協定」についての日本政府の意向や取組みの現状は全くあきらかになっていません。
今回は、使用済み核燃料の問題を見据えながら、この「日米原子力協定」について経産省と外務省にヒアリングをします。
多くの方々にご参加いただきたく、ご案内します。
≪経産省前テントひろば≫
住所:〒105-0003港区西新橋1-21-8新虎ビル2F
電話:070-6473-1947、メール:
tentohiroba@gmail.com
http://tentohiroba.tumblr.com/
国会前では連日、共謀罪法反対行動あり
参院では共謀罪法案の審議が山場を迎えています。政府与党は会期延長も含めて共謀罪法案の参院での強行採決を狙ってくるのでしよう。国会周辺では連日多くの人が抗議に詰めかけています。6月5日~9日は様々の抗議行動があります。9条改憲阻止の会は午後4時から7時半まで座り込みをやります。ただし、7日(水)は国会正門前。6月10日(土)は「とめよう!辺野古埋め立て 共謀罪法案は廃案に」6・10国会大包囲 14時国会周辺。6月13日(火)共謀罪廃案!安倍内閣は退陣せよ 日比谷野音集会&デモ。18時30分~。議院会館前行動は12時
6月9日(金)5時~6時経産省前抗議行動 官邸前抗議行動は6時30分~
6月13日(火)15時~ 月例祈祷会 経産省前
呪殺祈祷僧侶団の月例祈祷会
福島原発告訴団からのお知らせ
◆初公判決定!6月30日
福島原発告訴団が2012年6月に告訴してから5年。
とうとう東電元会長ら幹部の刑事責任を問う裁判が始まります!
原発事故の責任をうやむやにはさせない新たなたたかいの一歩です!
6月30日(金)
タイムスケジュール
9:00 東京地裁前 福島バス到着予定
【傍聴者】
10:00開廷~17:00閉廷(開廷より前に抽選あり)
*裁判は傍聴希望者が殺到し、高倍率の抽選となることが予想されます。抽選で外れた方は、参議院議員会館での集会にご参加ください
【傍聴しない方(抽選で外れた方)】
院内集会(参議院議員会館 講堂に移動)
11:00~12:00 第1部 リレートーク等
13:00~16:40 第2部 「東電テレビ会議49時間の記録」上映(途中休憩有)
17:45~18:35 第3部 弁護士による裁判報告会
19:00 参議院議員会館前 バス出発
■福島発バスのご案内(帰りの出発を19時発に変更しました)
行 4:00 福島駅西口発 ~5:00 郡山教組会館発
帰 19:00 参議院議員会館前発
料金1,500円
*福島から来られる方で、浜通り方面等バスをご利用になれない方は、高速バス代相当の交通費補助をいたします
お問い合わせ:福島原発刑事訴訟支援団
電話:080-5739-7279 メール:info@shien-dan.org
福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1(支援団・告訴団事務局)