経産省前テントひろば1393日商業用原発停止657日
鹿児島のおんなたちのテントが立った 久見崎海岸だ!
川内テントに”鹿児島の女たち”のテントが加わった。アメリカ原住民ナバホ族ゆかりの洒落たテントだ。” 福島の女たち”のテントも近々立つ予定。久見崎海岸を再稼働阻止のテント で埋めつくそう。8月半ばの再稼働強行を迎え撃つ準備を ! 久見崎海岸に集まろう!
薩摩川内市久見崎町久見海岸番外地 脱原発川内テント 問い合わせ先
090-5339-2243 090-320―7897 mail image9@docomo.ne.jp
。。。。。。。。
型的な梅雨時のテントから
いつ降り出すか分からない空模様の上に肌寒い。何か着てと思ったが、何かうっとうしい気持ちもして薄着のままにテントにやってきた。降ったり、やんだりの合間、テント前に座り込む。最近はフエミン系というか、大正時代以降の女性たちの行動や活動、あるいは作品を読むことが多い。日本の女性たちが、やすやすと子供が兵隊に出かけることを容認しなかったら、戦争へという歴史も変わっていたのではと思うことがしばしばであるからだ。逆に、いえば、そこにしか可能性がないということでもある。これは鶴見俊輔の持論なのだが、共感するのである。戦争法案から戦争への事態を想定し、それと抵抗する可能性と道は何処に在るかを考える時、そこへ考えが行ってしまう。そういえば、テントだって『原発いらない女たち』に支えられてきたのだし、今もそうだろう。その意味で九州の久見崎海岸に「原発いらない九州の女たち」のテントができたというのは心強い。「原発いらない福島の女たち」のテントも近いというが、こちらからもエールを送りたい。
そんなこと、こんなことを考えながらテントに座っていると、腹を空かした雀たちが寄ってくる。人を恐れないのは可愛いが、世の中には怖い人もいるんじゃ、と教えたくなる。雨が降ってきた。小雨でけぶるような雨だが、日比谷公園の方は霧がかかっているようだ。≪雨の外苑 夜霧の日比谷>という歌の文句のが、口をついてくる。その小雨の中を歩きまわる。どうして梅雨時が嫌いではないのだろう、こういう小雨に濡れるのが好きなのだろう、と思う。梅雨時の田舎の日々が楽しかったのであろうが、雨が肌を濡らすことに何かこころを躍らすものがあり、これは僕らに内在化してある自然を呼び覚ますところがあるのかもしれない。折口信夫にも中上健次にも「水の女」にまつわる考察や作品があるが、それを連想する。都市では人間は段々と自然に隔てられ、感覚と自然は隔てられていくが、そうした中で、感性と一体化してあるものを梅雨時の小雨は呼び起こすのだろうか。あれやこれを妄想しながら、傘もささずに小雨の中をさまよう。
テントは梅雨時ということもあってどちらかといえば湿っている状態にあるのだろうか。国会の安保審議が中折れ的な事態にあり、周辺での意思表示も次を待つ局面にある。やがては動き出すだろうが、これらも影響して活性的であるといえないのが、テントの状態だと思う。泊りのほうはレギユラーの皆さんががんばっているが、昼間の座り込みの方が手薄の時がある。テントを訪れる人は間違いなく増えているし、いろいろと交流もある。それは日誌でも報告されている通りだが、僕は今一度テントの状態を想像してもらって足を運んでほしいと思う。
梅雨時が好きという人は少ないだろうが、外へ出るのも大変な時期だからこそ、テントに出かけてきてもらいたい。(三上治)
・・・・・・・・・・
ざっくばらんな、テント 梅雨晴れ間の夕べ
7月6日(月)夜7時~9時 第二テントにて
「テントも、ほぼ四年間もちこたえ、この間いろいろの出来事や人の出入りもありました。7月21日(火)の東京高裁控訴審第二回弁論も迫っており、この辺での保守点検や今後への展望なども含めて、有志によるささやかな小宴を兼ねた集いを持ちたいと思います。時間があまりない中での急なご案内で恐縮ですが、趣旨をご理解,賛同いただける皆さんの参集をお願いします。(乱鬼龍)
7月6日(月)7時~9時
ところ:第二テント
会費:「一品持ちより」と500円
連絡 070-6473-1947
7月7日(火)大間原発建設差し止め裁判 第5回口頭弁論案内
14時~東京地裁703号法廷
裁判報告集会 15時~17時 参議院議員会館 講堂
弁護団からの裁判報告等
電源開発本社前
スタンディングデモ(同日お昼12時~13時)
主催:大間原発反対関東の会 賛同 経産省前テントひろば
7月10日(金)(裁判学習会 内藤光博先生を囲む裁判学習会)(裁判検討・討論会)場所は日比谷図書館から→弁護士会館10F1002号室に
変更しました。これは予約制です。前日までにメールに申し込みを。e-ooga(アットマーク)jcom.home.ne.jp
7月13日(月)テントでのお話の会
(森瑞枝さん)19時から、第二テントにおいて。
7月21日(火)テント裁判控訴審第二回弁論
渕上・正清の両氏が証言します。
13時:30分開廷(103号法廷)