テント日誌8月25日 経産省前テントひろば715日目 ~ 雨がふりしきる中でテントは…

朝から雨、テント前を車が水しぶきをあげて通り過ぎるのを眺めながら雨の上がるのを待つ。半袖姿では寒いくらいの天気だった。11時近くになってやっと小降りになったので傘をさしての座り込み、そして泊まり開けの人がボツボツ家路に着く頃雨がやんでほっとした。
昨日と今日は原発再稼動阻止全国ネットの集会があったので多くのスタッフがそちらに参加のため女性陣が留守番!会話はやはり福一の汚染水漏れのことや安倍政権のこと。今朝の朝日新聞に「ドイツのブレない脱原発」と言う記事が載っていた。日本が福島の事故の後も「経済性」や「エネルギーの安全保障」を理由に原発に回帰しつつあるのを理解できないとあった。テントを支持してくれる多くの人たちもみんな同じ考えだと思う。

昼休みにテント前を通り過ぎた作業員らしき人、「俺も福島出身なのだ、原発反対、頑張って!」と、またカンパはしたけれど、テントに来たことがないという方、お知らせを受け取って実際を確かめに来たとか。写真を何枚か撮って数分話して帰られた。そのあと全国ネットの集会に参加した福島のKさん、Hさんも寄ってくださった。

天候のせいもあり、今日は訪れる人も少なかったが、少し涼しくなってきたことだし、休日はゆっくりお話も出来るので、もっとたくさんの方が来て下さればよいのにと思う。

5時過ぎて不埒者が現れた。以前にも時々トラメガ抱えて来てテント前で大声を出しわめいていた人だ。今日は「久しぶりに来てやったぞ、汚いテント早く撤去しろ!」「朝鮮人!」などなど罵詈雑言を浴びせて帰りました。やかましいだけで実害はないので、反論せず、みんなでじっと見ていました。最後に平和が乱されてがっかり!  (I.K)