テント日誌8月27日…障害者雇用の水増し、本当の官庁は腐っている

経産省前テントひろば1807日後

川内テントのNさんがあらわれた 8月19日(日)

暑さも感じない座り込み日和だ。銀輪部隊のEさんは来なかったがKさんは来て、藤原節男さんと二人で座り込みのセッティングを終わらせていた。サッシーとワッシーが来なくなってしまって合唱隊がなくなってしまったのが寂しい。珍しく横須賀のMさんが来てくれて最後まですわりこんでくれた。鹿児島の川内テントの通称社長がみかんと饅頭の差し入れを持ってひょっこり現れ、しばし談笑の後帰られた。三上さんが差し入れをもってきて遠慮なく頂戴する。斎藤美智子さんもお元気だ。いつも日曜日は誰かが差し入れをしてくれるので楽しみだ。4時の撤収作業は、皆で協力してあっという間に終了。恒例の事務所でのコーヒーを戴いて帰宅した。SK

障害者雇用の水増し、本当の官庁は腐っている 8月22日(水)

暑さがぶり返し、ものすごく暑い。
座り込みグッズをセットし始めてちょっとしたら、経産省から大声を出しながら(何を言っているのかは聞き取れず)出てくる男性がいた。その後ろから、経産省の警備が3~4人追い出しのためについてきた。警備会社の警備員でなく、白シャツに黒ズボンの人たち。

こちらは、「経産省に文句を言ってくる人は、ほとんどその人の方が正しいよ。経産省はほんとに悪い役所だ。障害者の水増し採用だって、経産省はかなりやっているでしょ。ウソつき! ウソがばれたら謝ればいいってもんじゃないんだ。最初からウソを承知でやっている! 官庁はみんな腐っている」と叫ぶと、男性を追い出し、戻っていた警備がまた出てきた。
経産省は本当に悪質だ!
座り込みは淡々と行う。プラタナスの葉陰のところはやっぱり涼しい。
K爺が12時過ぎに来て、1時ころまで座り込み。
Oさんが当番で来た。Oさんは翁長知事がなくなられたこと、安倍がひどいことなどをいろいろしゃべった。
時々座り込みに参加してくれる病院勤務の女性が小一時間座り込み。
保っちゃんがパンをもって登場。保っちゃのパンはこの頃はふわっとしている。保っちゃんは今日は男性用に、レーズンが入っているパンもつくってきてくれた。Tは風邪が治らず、せき込むので、はやく帰ってよいということで、3時前に帰る。(T)

キツネのお嫁入り、これ懐かしいね 8月23日(木)

12時少し前、Yさん・ヨーカンさんと3人でセッティング。
幟旗の破れに気づいたがそのまま使う。
後でYさんが修理してくれるそうだ。
事務所の雑事からすべてを引き受けているYさんに感謝です。

ミンミンゼミのやかましい声が聞かれなくなったのでそろそろ秋?と思うがやはりまだ暑い。
晴れ時々曇りで陽が隠れた時はほっとするが、陽が照ると耐えられない暑さだ。
台風のせいか時折強い風が吹いて椅子に座っていないとパラソルや幟が飛んでしまう。

12時半ごろ日の丸君が代の裁判のときに必ず寄って下さるKさんが来ていつもの美味しい瓦煎餅を差し入れて下さった。
今朝も都庁前でチラシまきをしてきたそうだ。
まもなくわかち愛さんも来てくれた。

2時頃空いていた椅子にちょこんと老婦人が二人座ったので仲間かな?と思ったらただ休憩していたらしい。
立ち上がったときチラシをお渡ししようとしたが拒否されてしまった。
でもちょっとの間座ってくれただけで良いか。

少しして太陽ギラギラなのに雨が落ちてきた。
ヨーカンさんとこんな雨のこと昔キツネの嫁入りと言ったよねと懐かしむ。
しかし雨はほんの一時的で助かった。

2時半前にたんぽぽ舎のボランティアOさんそして間もなくTさんも現れたので私は家路につく(I・K)

ここでは鳩に餌をやるのは止めた方がいいかもしれない 8月24日(金)

座り込みの準備を完了して、座り込みを開始してからすぐに、地下鉄方面から懐かしい顔が見えた。テントがあったころ泊当番をしていたNさんだ。一緒に郡山に行ったり、浪江の希望の牧場に出かけた人である。今日はK高校の不当解雇に係る裁判があったので傍聴にきたとのこと。暫く、一緒に座り込みをしながら近況報告をしていると、孫の世話が忙しくなかなかこちらの方面に来られないとの事だった。

彼が去っていくと、今度は自転車に乗り、顔をマスクで覆った女性が声を掛けてきた。我々が座っている前で自転車を止め「鳩に餌をやるのは止めてほしい。交通の妨げになるから。」隣のMさんが「やっていないから。」と言うと「「じゃあなんでこんなに沢山鳩が寄ってくるの?」

「知らない。鳩に聞いてよ」と言って押し返すが、ここで鳩に餌をあげるのは止めた方がいいかもしれない。(S・S)

チラシまきと経産省抗議行動 8月24日(金)

3時前に到着、夏休みで2週来られなかったYさんが低血圧でとちょっと心配。多くの方からもろもろの菓子を頂きながら座り込み。通行人にはどう見えるかな。9.11チラシの裏に核分裂「湯沸し装置」文を印刷したものとテントニュース145号のセットを、声を出してチラシまき。あまり受取りが良くないが、意外にも経産省に出入りする人が受け取る、計30セット配布。続いて、文科省前抗議行動(朝鮮学校を差別するな)に参加。
5時から経産省抗議行動。ひとしきりのコールのあと、まず渕上さんからの報告メールを皆で共有した。続いて、「座りこめここへ」の歌やコールを挟んで次々アピール:「可能な限り原発依存度を低減する」はずの第5次「エネルギー基本計画」や、東電の日本原電支援問題などで、経産省と原子力規制委員会とでぱちぱち茶番劇。トリチウム汚染水に基準値超の放射性物質を検出(特に半減期が長い他の放射性物質が除去しきれないまま残留)。原発事故の賠償引き上げ見送り(パブコメ募集中、9月10日まで)。高浜原発4号機でまたも蒸気漏れで再稼働延期、あきらめるべきなのに。老朽・被災原発東海第二の運転延長・再稼働は絶対に許せない。経産省も安倍政権も愚かな原発推進政策を直ちに止めるべき。被曝の為に緑内障になって失明した福島の友の悲しみ。

何としても脱原発を実現せねば。大間反対集会、東海第二反対集会、告訴団裁判(9月)などの告知も。(K.M)

明日は一段と暑くなるらしい 8月25日(土)

雲は空に僅かに浮かんでいるだけで遮るもののない大気を我が物顔に太陽光が降り注ぎ背中を容赦なく焙った。光がそこら中に乱反射して眩しかった。

風が止まると日陰でも暑かった。というより熱かった。後で調べたら最高気温35.4度。でも湿度は24%だったので救われた。

夏だというのに秋晴れのように雲が無かった。大きく、長くなった影も秋を感じさせたが気温だけが裏切っていた。Iさんが冬になったら・・・という話題を出したが今はここで凍えながら座り込むなんて想像できなかった。明日は一段と暑くなるらしい。(O・O)

8月26日(日)午後1時より脱原発青空テント川柳句会    

選者は乱鬼龍氏、席題は「自由」「伝える」3時投句締切、3時半過ぎより入選者の発表、披講となりました。                                          

残暑厳しい猛暑日でしたが、風があったので日陰に集まり1日を過ごしました。今回の参加者は8名、入選句の発表後、選者より入選者へお菓子などの景品が手渡されました。

入選句は以下の通りです。(S.E.)

「自由」

特選
◆ まっさらな自由求めて座り込み     –  落葉

秀句

  • その昔自由民権となえられ  乾草
  • 自由なし党名崩壊党首選  芒野
  • 報道の自由制限するばかり –  言奈地蔵                                     
  • 正直と公正の語が悪になり   草地                                   
  • アベ政治自由に言えるはウソばかり   原子力ドンキホーテ

「伝える」
特選

◆この国の崖っぷち感伝わらず   –   草地 

秀句                      

  • 伝えたい戦争惨禍子供らに -   乾草
  • 伝わるかカルトのような安倍政治 - 藤康
  • 伝えようフクシマ3号核爆発 - 原子力ドンキホーテ
  • 何でだろう安倍の酷さが伝わらぬ - 水蓮仏  
  • 原発のこわさ伝える座り込み - 芒

次回の脱原発青空テント川柳句会は9月9日(日)午後1時から予定です。

きょうはいつもと違って立ち寄ってくれた人が多かった。8月27日(月)
一人目は仙台の女性。11時頃に事務所に着くと携帯電話が点滅していた。30分前に掛かってきていたので誰だろうと思って電話してみた。相手は仙台の人で、9月に東京へ行くので一度テントひろばに行ってみたいと思い電話してみたので朝早くから電話が通じると思い電話してきたとのことであった。テント撤去されたあと12時から6時までやっていることを伝えてお会い出来ることを約束して電話を切った。

二人目は川内テントに常駐しているはずのKさん。座り込みの準備をしていたとき声をかけられた。お互い久しぶりなので再会出来て嬉しかった。午後に江田さんと会うことになっているが事務所に行ったことがないというので簡単な地図を書いて渡した。

三人目は在日のKさん。私に資料を渡すついでに神奈川のSさんと待ち合わせをしているとのこと。2時頃Sさんが来て二人でコーヒーを飲みに行った。
五人目は金曜担当のSさん。お盆の期間中は来てもいいと言ったはずが毎週ということになってしまったとのこと。私から見れば腰痛持ちでよく風邪を引いたりしているのであまり無理をさせられないと思っているのでその旨伝えた。

六人目は原子力市民委員会事務局のSさん。31日に行われるトリチウム汚染水の取り扱いに係わる説明・公聴会についての直前!緊急事前学習会のビラを持参してのお誘いであった。私は水曜日もテント当番なので残念ながら参加できません。皆さん宜しく御願いします。8月29日水曜日、12時から2時半まで、文京シビックセンター会議室A+B。
最後は国会前抗議行動に参加されて来られたレジェンド・Sさん御一行です。途中雨が降ってきたのでこっちに来ないで帰って貰うため電話したが通じなかった、しかし間もなく御一行は歩いて来られた。お付きの人は帰ろうとしたがレジェンド・Sさんはテントひろばへ行くと主張して来られたとのこと。レジェンド・Sさんらしいとしか言えない。雨はたいしたことなく済んだので涼しさを感じなから座り込みを終えることができた。(保)

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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その89
トリチウム汚染水の海洋放出に反対する7つの理由
~資源エネルギー庁「多核種除去設備等処理水の取扱い」への意見~
木村雅英(経産省前テントひろば)

資源エネルギー庁が8月30日(富岡町)と31日(郡山、東京)に「多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会」を開催する。私も東京で傍聴する。書面での意見を募集しているので、先ほど次の意見を提出した(締切は31日)。少々長いですがご参考に。

私がトリチウム汚染水の海洋放出に反対する7つの理由
1 トリチウムをどこにも放出するべきでない
 人類は、産業革命以来一人でできること以上の過大な力を得て、地球上のすべての命に多大な被害を及ぼしている。中でも核兵器はその破壊力とともに発生する放射性物質も厖大で、核実験により地球を放射能汚染し続けている。更に、核分裂反応によってお湯を沸かす装置である原子力発電が地球上に400基以上もあり、放射能汚染し膨大な核のゴミを製造し続けている。
このようなことは許されない。人類は可能な限り核のゴミを地球上にまき散らさないようにするべきだ。トリチウム汚染水についても可能な限り地球に放射能被害を与えないように処理するべきだ。
半減期が12.3年のトリチウムについては、長らく人工のタンクなどに保管しておき放射能が減少するのを待てば良い。タンクに貯まった汚染水もイチエフからこれから生ずる汚染水も、自然災害などに耐えられるようにして長期に亘って保管するべきだ。

2 タスクフォースも小委員会も信用できない
「安全」を主張し続けてイチエフ事故を起こした経産省と東京電力は事故の責任をとらず、今また原発を推進し、柏崎刈羽や東海第二の再稼働を後押ししている。こんな組織は全く信用できない。
その経産省・資源エネルギー庁が「国民」の意向を無視して自分たちで好き勝手に選んだ委員を使って実施してきたタスクフォースも小委員会も全く信用できない。 英、仏、加、印、日など世界中で多くのトリチウム汚染による被害が報告されているのに、タスクフォースではそれらの調査・分析をしていない。小委員会では、科学的(生態学・医学など)安全性確認を無視して、社会的影響(風評被害)のみを論じており、全く不十分である。

3 風評被害がなぜ起こるか?
 風評被害がなぜ起こるかあなた方は考えたことがありますか?
前述の長らくの嘘と無責任とともに、経産省が後押しする安倍政権が、「国民」に嘘をつき続け、官僚の記憶を無くさせ記録を捨てさせ改竄させ、国民主権をないがしろにする政策を実施しているからだ。あなた方に風評被害を論じる資格はない。それでも、小委員会で検討をし続けるのであれば、福島県の地元の反対の声をしっかりと受け止め海洋放出を断念するべきだ。

4 「安全性の確保」は濃度規制でなく総量規制で
 タスクフォースの概要として「安全性を確保した上で」海洋放出したり水蒸気放出したり水素放出するとあるが、どのようにして「安全性を確保」するのか? 危険な核物質を「放出」することは地球上の総ての生き物から許されない。濃度規制でなく総量規制により、そして科学的に安全性を確認するために十分な時間をかけて「安全性の確保」を図るべきだ。

5 他核種も処理できていないアルプス
本年8月に次の報道があった。
<トリチウム汚染水(処理済み水)には他の放射性物質が除去しきれないまま残留していて、一部で排水の法令基準値を上回っており、放射性物質の量が半分になる半減期が約1570万年の長寿命のものも含まれている。トリチウム以外の放射性物質の存在についてはほとんど議論されていない。>
3系統あるアルプスの機能を再確認し「処理水」の各核種放射能を測定し直すととともに、過去7年間の放射能汚染水の発生・流出・貯留・海洋投棄のそれぞれの量を明らかにして、再度タスクフォースに遡って委員を選び直して議論をするべきだ。

6 エリア確保必要は海洋放出の口実
 イチエフ「廃炉の進捗及びリスク低減のためのエリア確保等の必要性」の説明がある。確かに多数の汚染水タンクが廃炉作業の障害になりかつ新たな災害の原因になりうるかも知れない。しかしながら、本当にエリアが必要ならば別の場所にタンク貯蔵場所を確保しそこに移してしっかり管理すればよい。まわりに放射能汚染され除染もできない山野が一杯あるではないか。
専門家もエリア確保は海洋放出の口実であると認めている。

7 トリチウム汚染水が安全というなら経産省ビルと東電ビルで飲め
 トリチウム汚染水は安全なのに「風評被害」があって海洋放出できないと皆さんが主張しているが、本当に安全ならば東京に運び経産省と東京電力のビルの水道水として使ったらどうか?
24回も完成を延期された六ヶ所再処理工場が稼働し出したら、大量のそして高濃度のトリチウム汚染水が出てくる。これらもアルプスで処理すればふんだんに皆さんの飲み水が供給できるぞ!

  •  8月30日(木) 月例祈祷会  日本祈祷団47士

15時~ 経産省前ひろば

8月31日(金) 5時~産省前抗議行動(テントひろば)

官邸前抗議行動は18時30分 官邸前も国会正門前も

主催: 首都圏反原発連合

9月1日(土)東海第二原発再稼働阻止茨城県大集会

時間:13時30分~15時 15時30分~16時10分デモ

場所:駿優教育会館(8F音楽ホール) 水戸市三の丸

(水戸駅北口3分)

9月5日(水) 福島原発刑事訴訟「第24回公判」

104号法廷(10時―17時)9月7日(金)、19日(水)、21日(金)予

9月5日(水)止めよう東海第二原発17時~17時45分

日本原電本店前行動(都営新宿線小川町駅B6出口2分)

9月5日(火)「第60回東電本店前合同抗議」(18時30分~

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  •  9月11日(火) 18時~経産省前記念集会を開きます

(小雨決行)

~福島は終わっていない!原発は終わりだ!~

18時 音楽演奏・歌

18時・30分 メイン集会

ゲスト発言 木内みどり・鎌田慧・吉原毅その他

20時30分 音楽演奏・歌

21時 終了