テント日誌8月3日

経産省前テントひろば1807日後

農業問題で経産省に抗議するグループがあった。7月29日(月)

空は雲ひとつない晴天なのに、所によっては午後からゲリラ豪雨があるというので、こうもり傘を多く持って経産省前に出掛けた。経産省前は蒸し暑く、風も強かったので準備に少し手間取ったが昼前には終えることができた。持ってきた温湿度計を見てみると気温は36度だったが湿度が50%だったので風が吹いていたので大きなパラソルの下で定期的に氷水を飲んでいたので元気に座り込みをやることができた。

今日は7月末なので裁判の傍聴も院内集会も無かったのか経産省前は静かに時間が過ぎていきました。2時半過ぎにけたたましい大音量と共に一台の右翼の街宣車が経産省前にやってきて韓国に対するアベ政権の輸出規制を大いに誉めちぎり、もっともっと断固としてやり抜け❗世耕くん君たちの後ろには70%から80%の日本国民が支持している❗と。この支持率には疑問だ。日本会議が組織的に電話やファックスを集中したゆえではないか?一部の人間を除いて何が起きているのか判らないのが大部分であろうから。

今日の最後の座り込みはレジェンド・Sさん御一考だった。ただし、何時もと違っていたのはレジェンド・Sさんがイヤに元気だったことだ。何時もなら4時半頃、腰が痛いと言って、やっと辿り着いたという程疲れているが、今日は4時10分過ぎに元気よく来られた。疲れなど微塵も感じさせなかった。着くなりお昼のお弁当だと言って弁当箱を出して間もなく平らげた。これくらい食べられるなら当分元気で居られるな❗と思いました。

五時半頃、一団が我々の隣にやってきて経産省への抗議行動を始めた。埼玉のHさんの説明によると火炎ビン鉄さんのお仲間だそうである。我々は途中で引き揚げてきたが、経産省が農業団体を株式会社化して大企業による農業支配を企んでいることを理論的に糾弾していた。今日は懸念していたゲリラ豪雨もなくやり遂げることが出来ました。明日も暑いですが頑張ってください(保)

あぶらゼミとミンミンゼミの合唱に夏を感じて7月30日(火)

今日は、よんどころのない用事があってセッティングは相方のOさんにお願いをしました。梅雨明けの猛暑日で、熱中症対策で用意した氷水は殆ど空になった。経産省前は、アブラゼミ、ミンミンゼミの大合唱で本当に夏が来たアーと感じる。この猛暑を、先日27日に行われた「7・27渕上太郎、正清太一を偲ぶ集い」で先人の意思を継ぐべく「経産省前テントひろば」の座り込みを継続して行く事で、吹っ飛ばしたいと思います。

また今日は、プラタナスの木陰で座り込んでいるうちに、つい眠り込んでしまいその姿を勝爺に撮られてしまい、勝爺は大いに喜んでいました。

日陰用パラソルの破損がこのところ激しいので、開く時と閉じる時には、ゆっくりと丁寧に取り扱いをするようにお願い致します(強風対策にはキノコにならない様な工夫をして下さい)(Y・R)

猛暑という他ない日だ。座り込みは大変きついなぁ 7月31日(水)

経産省前に着くと、「あぶくま会裁判」の午前中の傍聴を終えたMさんが待っていてくれた。それで、Mさんも手伝ってくれてセッティング。それからひたすら座り込みに入る。天気予報では、「格別の用事のない人は外に出歩かないでください」などと注意を喚起しているからか、テントに寄ってくれる人はいない。もう一人「あぶくま会の裁判」を傍聴する人が、播磨屋のせんべいを差し入れてくれた。

その人と、Mさん、そして当番の沖さんが午後の傍聴に行かれると、当番の2人になる。でも、通りすがりの人が「暑いから頑張って」とカンパをしてくれる。その後、レジェンド斎藤が登場して、座り込みは3人。17時30分に終了。今日は6人だった。あと、今日予期せぬできごとがあった。NHKのチコちゃんの番組(ぼおーと生きてんじゃねぇよ!) に 登場する鳥のキョエちゃんが「経済産業省」の石の「看板」のところに撮影にきた。キョエちゃんの実物を見たのでこちらも写真に撮ったのだが、撮影のスタッフの人が「放送はずっと先ですから写真は個人で見るにとどめ、公開しないでください」という。「ハイわかりました」と応えた。ついでなので、私たちは経産省前で何をしているかという説明をその人たちにして、資料を渡した。向こうも「わかりました。暑いから気をつけてください」と言ってくれた。

あぶくま会の裁判の傍聴報告(沖)

裁判長の声が聞き取りにくく、証人の名前がわかりませんでした。

証人(男性)は現在88歳11ヶ月。1991年(H3)に警察職員を定年退職し妻の「静かな所で暮らしたい」の願いもあり、1993年に都路に土地を購入、家を建てた。以前から住んでいた埼玉県川口市に住民票を残したまま2軒の家を往き来する生活を続ける。東北大震災発生時は川口に滞在中。避難指示発令中の都路に戻ってみたが、家は屋根瓦が崩れ、室内は天井、壁、床は水浸し、畳は腐食していた。家具類は放射線に汚染しているからと一切持ち出せなかった。

ご本人の言葉「希望を抱いて安住の地を求めたが、全てを失った。建て替えることも出来ず、取り壊す資金もなく、崩壊するのをただ待つのはやるせない。」と。

被告側代理人の尋問は、2軒の家を”往き来する暮らし”に焦点が当てられ、具体的に一年の内何日都路に滞在したのかに関して年毎の日数を問われ、証人は「失念した」「わからない」を繰り返した。また本人と妻の病気の内容(病名、入院、通院日数)を問われ、言葉を詰まらせながら答えられた辛そうな姿が印象に残りました。

※「あぶくま会」の裁判は、他所(主に県外)から都路村に終の棲家を求めて、移住して来られた方たちの損害賠償請求裁判だそうだ。今までの生活(財産)を整理して越して来られ、穏やかな生活をしていたのに、原発事故で一切を失ってしまった人たちの裁判という特徴をもった裁判だそうだ。

今日で証人尋問が終わった。原告の皆さんたちは関係者だけで総括集会をされた。(T・I)

「れいわ新選組」の二人の登院の応援にでかけた 8月1日(木)

7月の参議院選挙で「れいわ新選組」より当選された、船後康彦さん、木村英子さんの初登院を激励するために、国会正門前に行きました。

国会正門前は、多くの報道陣とお二人を応援する人達でごった返していた。

このお二人の当選は、日本中に漂う閉塞感と、ダラケタ国会に対し確実に風穴を明けた。今後のご活躍を大いに期待するものです。

その後、事務所に戻り経産省前に座り込みの準備が完了すると、数人の人が国会正門前に行った帰りですと、座り込みに参加してくれました。

この日も猛暑で、経産省の警備員さんは、いつもは門扉のすぐ近くに立っているのですが玄関のヒサシのある場所に避難して立っていた。

16時頃にガリガリ君を座り込んでいた6人で食べたのですが、この暑さでガリガリと音がしたのは、ほんの最初だけで、後はシャリシャリそのうちにはポトリポトリと溶け落ちる始末でした。この猛暑を、熱中症にかからないように充分な水分をとって乗り切って行きましょう。(Y・R)

安倍政権の韓国バッシングはいつかきた道 8月2日(金)

霞が関の駅を降りた時から、高温多湿のむわっーとする空気に襲われる。今日も暑さとの闘いだ。事務所では久しぶりにYaさんが朝から参加。先週は夜勤明けなので来られなかったが、働きながらの座り込み活動、頭が下がる。

経産省前の広場で座っているとアスファルトの照り返しで顔が火照ってくる。今日も35℃越えか?風がないので幟旗もバナーも強風の煽られることはないのだが、その分だけ熱中症が心配だ。水分補給を十分にとらないといけない。

座り込みでの話題は”れいわ”と韓国への半導体素材の輸出規制やホワイト国からの除外が話題になった。金曜日のメンバーは”れいわ”のサポーターが多いのか、昨夜の山本太郎の報告会の話が続いた。また、韓国問題では、徴用工問題に関する大法院での判決以降続いている安倍政権による韓国バッシング。その影響でこの夏の観光地での観光客の減少、航空客の減少、サッカー交流や韓国修学旅行の中止といった民間交流使節での影響等々が出始めている。日本会議やネトウヨなどの安倍応援団は留飲を下げているかもしれないが、日本の未来に暗い影を落としているのではないか。

3時頃から韓国のテレビ放送局の取材でテレビカメラが回っていた。景気の冷え込みにも影響を及ぼしかねない事態があらわれている。等々安倍政治による日本破壊政策が進行している。一刻も早く、安倍打倒を実現しよう!原発再稼働反対!福島は終わっていないぞ!最後まで頑張ろう!!(S・S)

韓国に喧嘩を売る経産省に怒りが充満 8月2日(金)

文科省抗議の声に続いて今度は経産省前で抗議行動。Hiさんが「偲ぶ集い」の報告、Saさんがいつまで経産省は原発に固執するのか、Hoさんが気候マーチ紹介、KiとHoさんが韓国への輸出規制・ホワイト国はずし愚策指摘、Miさんが慰安婦・徴用工・強制連行の歴史を振り返り現政権の愚策糾弾、Kaさんが双葉町の家に帰って見た怒り、Asさんが福島でがんや白血病や心筋梗塞などの疾病の多発と避難者10万人への憂い、「座り込め、ここへ」の歌、Kuさんから電力容量による原発保有会社救済への怒り、川崎の仲間から反原発とヘイトスピーチ非難、Ogさんから「真実は隠せない~有罪判決を求める 東電刑事裁判 判決直前大集会」(9月8日)の紹介、……、と経産省・安倍政権への怒りが充満した。

片づけは、Raさんの応援も得て楽に終了、おまけに峠の茶屋のトウモロコシやジャガイモを美味しく頂く。(K.M)

座り込みのあと全員でアルタに向かった 8月3日(土)

いったい気温はどの位だろうか。余計暑くなるだけだから今は知りたくない。猛暑にかかわらず蝉だけは大喜びのようでそこら中で歓喜のコーラスが。そして強い風が体温上昇を防いでくれた。蝉の声と涼風の夏のシャワー。

今日は「アベ政治を許さない」定例行動の日。参加した方が5人ほど立ち寄ってくれてカンパやお菓子の差し入れを頂いた。初めて食べる和三盆という砂糖は話に聞くとおりしたが涼しぃなる甘さだった。その中の女性は自宅に戻って夕食の支度をしてから新宿アルタ前での東海第二原発再稼働反対集会に行かれるという。

座り込みの後、土曜日のメンバーは全員アルタ前に向かった。

(O・O)

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8/7(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

   日本原電本店抗議行動

日 時:8月7日(水)17:00より17:45

場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

銀座線末広町駅4番出口より4分

共 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

 

2.「第71回東電本店合同抗議」

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

  日 時:8月7日(水)18:30より19:45

場 所:東京電力本店前

呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

賛 同:東電株主代表訴訟ほか134団体

8月9日(金)経産省前抗議行動 17時~18時 官邸前抗議行動(首都圏反原連) 18時30分