テント日誌9月19日…そういうものにならないために

経産省前テントひろば1807日後 

そういうものにならないために… 9月17日(土)

座り込みは12時15分から16時まで。6人座り込み。挨拶に立ち寄り1人。警察車両の常駐無し。

天候薄曇り。蒸し暑い。片足を怪我した鳩は見かけず。

またか・・・箱の中には充電中の携帯電話は別として、あるべきものが全てない。香取線香、缶バッチを入れた箱、第二テントの幟が入っていた。探しまくって装備を集める。来週から11時すぎに来よう。

Kさんと遅れて到着、Iさん、Tさんは既に来ていた(ごめんなさい)。Iさんが1人のときにさっそく機動隊が来て例の誰何をしたとのこと。準備をしていると外務省から4人農水省へ向かうのが見える。2人を農水省脇に残しこちらへ歩いてきた。お互い挨拶のあと「そこに幟などつけますか」とポケットパークを一瞥し明るく尋ねてきたので私も「いいえ」と明るく答えると2人は外務省よりの歩道に移動し立った。いつのまにかもう1人が現れたので「こんにちは」と挨拶する。Kさんに「何時まで?今日は何人?」と聞いたそうで「4時まで、何人かはわからない」と答えたとのこと。

まだ機動隊員3人が目の前の歩道に立っていたが気にしないことにした。ここは歩道、公共の場所。誰でも自由に佇んでいればいい。しばらくすると農水省脇の歩道に立哨1人だけになった。 13時すぎに近くの集会にいくという若い男性が立ち寄って「テントの健在を皆に伝えます」と言ってくれた。13時半に丸の内署の例の車から1人降りてきて「ここに物はおけない」と告げていった。

14時半ごろ若い男性が座り込みに参加してくれた。一時間ほどKさんと話し込んでから「短くて申し訳ない」と帰っていった。

Tさんが「テントが撤去されて今はバーチャルテント」と言った。面白いな。思うにテントは最初から一人一人の頭や心の中にある仮想現実。可視化することでリアリティを与えてきた。そんなものを撤去できるわけがないよね。 今日は風景スケッチもはかどりテントの日常性が戻ってきたと感じる。楽しかった。

16時になり片付けを始めると1人立哨していた若い機動隊員がやってきた。「今日は終わりです」と告げると嬉しそうだった。あまり嬉しそうだったので「お疲れ様でした」と労をねぎらってしまった。Tさんには「家に帰るのですか」と聞いた。戻ってこないか心配だったのかな?

雨にも打たれず
風にも吹かれず
雪の冷たさも夏の暑さも知らず
快適な場所から人に命令する

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そういうものに
わたしはなりたくない

(O・O)

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「やめないよ」と自然につぶやいていた 9月18日(日)

17日の早川邸でのテント洗浄と庭の草刈り手入れで一泊してからの座り込みでした。

東京には11時50分頃到着して、広場前を通り事務所へ座り込み用具一式を取りに行くときには既に女性の方が一人で座り込みをしていました。

用具をF氏の車と私の手押しのカートに分散させて広場まで運び、準備完了まで20分位かかりました。

パイプ椅子当初4脚、後で2脚追加の計6脚を揃えての座り込みです。

雨が降るようで降らない暑くもない座り込み日和でした。

程なく三茶の渡辺さん到着、座り込みを始める。

その頃には私も入れて6人の人が座り込み。

椅子に腰かけて座り込んでいると不思議なことに当然ですが目の前の景色(外務省や財務省)の建物は変わらない、確かにすぐ後ろの景色は変わっているのですが視界には入ってこないのでテントの前でそのまんま座り込んでいるような気がしましたね。

やっていることも変わらないし、テントがあろうがなかろうが余り問題じゃないよね。右翼の街宣車が例の如く難癖を垂れ流しながら5~6台が走り去った。「止めろ」と言われたってあんたらに言われる筋合いないからね。

「やめないよ」と心の中でつぶやく(笑い)

昼過ぎに丸の内署の濃紺のワンボックスに乗ったお巡りさん二人が表敬訪問か? 笑顔で応対の和やかな感じ。

連休中でオープン天井のハトバスが満員の客を乗せて何台も走り去る。

手を振ると応えてくれるのは嬉しいね。

さして変わったこともなく、先週の11集会の影響か座り込みの来客も少ない。16時に撤収作業にかかり、平和な座り込み活動を終えた。(K)

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雨の中、2万3千人が国会前に  9月19日(日)

一年前の9月19日は安保法(戦争法)が成立した日だ。今日はその安保法案を強行採決した安倍政権の暴挙に抗議する日だった。安保法案の実質化をもっとも端的に示すのは自衛隊の訓練の変化である。伝えられるところでも、戦闘を想定しての訓練が解禁された様子だ。海外での戦争(自衛隊の派遣)、それは日本の第二次世界大戦への道がシベリア出兵(第一次世界大戦中のロシア革命後)からはじまったことを想起すれば、極めて由々しき事態にあることはあきらかだろう。台風の暴風が我が列島に吹き荒れ、大雨が続くが、安倍政権の暴走はもっと危険である。原発再稼働と沖縄での基地建設強行、そして海外での戦争という、もう暴走としか言えない事態が目の前にある。

雨にもめげず、今日、国会前には2万3千人が結集して、抗議の声をあげた。

全国では400カ所以上で集会がもたれた。「血を流さなければならない」と叫ぶ防衛長官の下で南スーダンへの自衛隊派遣の危険性極まりない事態への抗議の声が示された。沖縄の高江でのヘリパット建設の強行に抗議は発せられた。この行動は臨時国会が開かれる26日(月)正午からの行動に引き継がれる。(M)

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◆9月26日(月)正午から13:00まで
安倍政権の暴走止めよう!9・26臨時国会開会日行動
場所:衆議院第2議員会館前路上を中心に
主催:総がかり行動実行委員会

9/21(水)四国電力東京支社抗議行動にご参加を!
伊方原発3号機再稼働反対!
日時:9月21日(金)18時30分より19時45分
場所:四国電力東京支社   東京銀行協会ビル前(丸の内1丁目/大手町駅から3分)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

9月22日(祝)「さよなら原発さよなら戦争大集会」開場:代々木公園B地区・ケヤキ並木 11時:ブース開店(たんぽぽ舎と)します

15時15分 デモ出発

9/23(金)抗議行動 経産省抗議行動 17:00より18:00

川内原発テントの集会(9月25日)の案内を添付しました。