経産省前テントひろば1807日後
「ノーマスク着用」の集会にきた青年と話した 9月22日(火)
今日も一人で座り込みセットの準備をしてからの、事務所出発であった。
一日も早い相方の回復を願うばかりです。そのような中でも、昼食は当番のOさんが差し入れてくれました、「栗おこわ」の何と美味しかったことか(秋の味覚を堪能致しました)皆さん大喜びでした。
14時頃一人の青年が興味深げにテントをジロジロとみているので、椅子にどうぞと言うと、素直に座り込みに参加しました。お話を伺うと、愛知県から来た方で昨日国会正門前で行われた「ノーマスク着用」の集会に来たそうで500名程の参加があったそうです。この青年曰く政府は、新型コロナを利用して新たな利権の獲得に走り、市民の事など何も考えていない、やっているのは「バカのマスク」のような税金の無駄遣いばかりこの新型コロナウイルスはそもそも、人類が自然を破壊し過ぎたその報いが来ているのだと主張(私も個人的に同感)、私が原発の自然破壊・汚染は凄まじいと言うとすんなりと、そうですよねと意気投合した。(Y・R)
いろいろの裁判があった一日 9月23日(水)
朝から小雨が降ったりやんだり。幸い座り込みグッズのセッティングの時雨はやんでいた。ラッキー。今日は関西生コン関係の『週刊実話』の裁判がある。『週刊実話』が関ナマについてウソ八百を書いて、それを看過することは出来ず訴えた裁判。裁判は4時からで、その前に裁判所や警察庁に対する抗議行動もあり、佐藤保さんはそっちで行動。12時過ぎて、乱さんやAさんがまずテントによりそれから裁判所に向かった。
規制委員会の傍聴、抗議活動もあった。規制委員会では柏崎刈羽6、7号機の再稼働は「適格」であることを了承したのだ。なんと!! 原発イケイケである。規制委員会抗議行動をしたヨーカンさんやNさんは、そのあと、福島から千葉への避難者の控訴審が東京高裁であり、それに向かった。ヨーカンさんは抽選に外れたので座り込みのところに戻った。
保っちゃんは、抗議闘争が終わって、テントの遅番に入る。替わってTが裁判の傍聴抽選に向かう。今日は武建一委員長が陳述する。法廷は4時から。傍聴者できる人数は7名。ひどい。50名からの人が並ぶ。裁判の報告会が5時から弁護士会館である。座り込みの人は少なく、当番とレジェンド斎藤とサポーターのKさん。雨はしとしと。(T)
「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったものだ 9月24日(木)
今日も事務所出発は一人、でも経産省前に到着すれば二人の女性当番者が待っていてくれまして、何とも心強い。セッティングが終わるやいなや、若い男性がカンパをしてくれまして幸先良いスタート。心配していた台風の影響も当初はあまり無く、吹く風も心地良い感じでした。
12時半頃、瓦せんべいを差し入れて下さるKさんを訪ねて、日の丸・君が代処分反対の裁判闘争を闘っている代表者のKさんが来られて、カンパをして頂き次には丸の内警察署テント担当の責任者の公安が来て21日(月)に横断幕の件で、内の若い者が出動したようですが、と言って来たので経産省の対応が凄く悪かったようで、若干のやり取りがあったように聞いておりますと返答すると、すぐに納得して帰って行った、帰り際に今朝の朝日新聞にこのテントの事が掲載されていますよと言うと、帰ったら直ぐに見てみますと言っていました(どうせその記事を読んでから来たくせに?)
その後一瀬弁護士さんもお寄りになり座り込んでいると、故淵上さんのお連れ合いさんから、今朝の新聞をみて淵上の名前や、座り込み継続の事を見てとてもなつかしくなり、思わず涙が出てしまいましたと涙声で、電話がありました、暫く電話をした後一瀬弁護士さんに交替しましたがまた暫くお話をされておりました。
14時半頃から小雨が降りだして、かなり肌寒くなりレジェンド斉藤さんはセーターを着込んでおりました。「暑さ寒さも彼岸までとは」良く言ったものですね(納得)。 (Y・R)
季節の変わり目は体に気をつけよう、コロナは収ってない 9月25日(金)
季節の変わり目のこのような時、身体を冷やすと思わぬことになる。私は度々、腰を冷やして腰痛に苦しんだので、家を出るときから真冬のヤッケを着てきた。事務所で椅子やテーブルの運び出しをしていて少し汗ばんだが用心のために防寒対策をきちんとした。 台風は去ったというのに天気が良くない。今日は一日雨模様だという。事務所からカッパを着こんで出かけた。12時ジャストに座り込み開始だ。
霧雨のような雨が降り続く。風もやや強く旗やバナーを取り付けた椅子には人が座っていないと、吹き飛ばされてしまう。人数が少なくなるとピンチである。目の前を通る経産省はじめ他の省庁の官僚の人数も少なめだ。雨の中濡れながら座り込みをしていると、身体が冷えてくる。厚着をしてきて良かったと思う。
暫くしてからレジェンドSさんがやって来る。今日はSさんもセーターの上にレインコートを着て寒さ対策は完璧のようだ。機動隊の沖縄派遣に対する訴訟が 地裁で 開かれるので、傍聴に行くとYaさんが出かけて行った。しかし、じきに戻ってきた。抽選にはずれたとのことだった。
今日の座り込みメンバーでの話題は昨日の朝日新聞の西村記者による「座り込み10年」の記事についてだ。テントの闘いについて好意的に取り扱ってくれたことやこれでまた、テントに対して世の人々の関心が戻って来るかしらという期待も込めたものとなった。日本の原発政策が変わらない限り座り込みを続ける。頑張ろう。(S・S)
原発は安定していない、不安定だ 9月25日(金)
ぽつぽつと雨が降ったり止んだり、でも椅子に座ると雨水が沁みてくる。暑くも寒くもないが何だか鬱陶しい座り込み。チラシまきも雨ゆえ断念。4時過ぎに文科省前に行くと久しぶりに朝鮮学校の高校生数人が来て元気に怒りのアピール。何度聞いてもこんな日本にしてしまって申し訳ないと思う。
5時から経産省前の抗議行動。原発についての嘘(安全、安い、無いと電気足りない、クリーン、準国産)に、9.11の鎌田慧さんのお話から教えられた「不安定」を付け加えた。確かに今月も頻繁に原発のトラブルが報じられていて(大飯3号機配管に傷、大間工事2年延期、玄海原発3号機出火、…)、今稼働している原発は3基のみ。
柏﨑刈羽6,7号の保安規定合格批判、イチエフ放射能汚染水放出反対、竹中平蔵7万円発言批判、安倍・菅政権の情報隠蔽・メディア支配・官僚支配批判、日航機123便墜落の新事実本などなど、毎週車で立ち寄ってカンパしてくださる方の発言も入り、「座り込め…」「真実…」の歌を挟んで、更に来週9月28日が沖縄辺野古埋立変更承認申請の意見募集の締切で是非どんどん出そう、9月30日はJCO事故後21年目ゆえ朝10時から経産省別館前で抗議行動などの告知とともに盛り上がった中で、約40名の抗議行動を終わった。
片付けは、今週もNaさんHYさんが応援してくれ早々に終わった。(K.M)
続けて行けば見ている人も繋がっている人もいる 9月26日(土)
朝からの雨はやみそうになかった。垂れこめた雨雲が「一日中雨」と宣言していた。今日も雨宿りをしないカラスがいた。いつものように交差点の信号機.の上でじっとしている。私たちを真似て座り込みをしているわけではないだろうね。
朝日新聞にテントの記事が掲載された影響なのか、土曜日休日しかも雨だというのに4人も訪れてくれた。OBさんを尋ねて四国からいらしたという方は座り込みが終わるまで彼女と熱心に話し込んでいた。
脚がご不自由な女性と寄り添う男性のご夫婦からカンパを頂いた。「ご苦労様です」と声をかけてくれた方からもカンパを頂いた。続けていれば、繋いでゆけば誰かが見ているし誰かが知っている。(O・O)
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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その150
トリチウム等放射能汚染水を海に流しては絶対にいけない!~梶山経産相よ、「早期に処分方針を決定する」なら「タンク保管を決定」せよ~
2020年9月26日 木村雅英(経産省前テントひろば)
120万㎥を超えるトリチウム等放射能汚染水を海洋投棄してはいけない。その理由は例えば次だ。
○これ以上、地球を汚してはいけない長期に渡って大量の放射能汚染水を海に流すことは、地球上の総ての生き物に対する冒涜である。○福島の多くの個人・団体から強い反対の声が上がっている。○エネ庁「ご意見を伺う場」でも大多数が「風評被害」など海洋放出に懸念を示している。○「海洋投棄」で国際法秩序を破るなロンドン条約、海洋の国際法秩序と国連海洋法条約、原子力委員会の1993年の「放射性物質を海洋投棄しない」との発表を遵守するべきだ。「海洋放出」と呼ぶ「海洋投棄」は許されない!○大量の汚染水(処理水)が基準超えALPS処理水にはトリチウムのみならずヨウ素129、ルテニウム、テクネチウムなど他核種が基準値を超えている。2次処理すると言うがどれだけ基準値超えを低減できるか未確認だ。○トリチウムは人体に危険人体内での被ばくは長期化する、細胞の核内のDNAに取り込まれる、低濃度でも染色体異常を起こす、トリチウムを大量放出するカナダのCANDU原子炉の稼働後に小児白血病やダウン症や新生児死亡が増加した。○イチエフ廃炉対策は全く先が見えない経産省はイチエフの廃炉ロードマップ(30年~40年)を口実にトリチウム等放射能汚染水を海洋投棄しようとしているが、ニエフの廃炉計画44年が示すようにイチエフの廃炉は百年以上かかる。東電のイチエフ・ニエフ敷地内にタンクを増設することは廃炉対策の障害にならない。………
ところが、梶山経産相は9月18日の記者会見で「双葉町・楢葉町・大熊町といった自治体からも処分方法を早期に決定することの意見書をいただいた」ことを口実に、「そのご意見をしっかり受け止めた上で政府として責任を持って処分方法について結論を出していく」と回答した。
私たちの「9.11経産省前テントひろば10年目大集会~トリチウム等放射能汚染水を海に流すな~」の抗議にどう答えるのか? 「韓国、福島第一原発の処理水の海洋放出に懸念…IAEA総会で」(読売9月23日、https://www.yomiuri.co.jp/world/20200923-OYT1T50142/)に真摯に対応せよ! 「丁寧にご意見を伺う」気があるならきちんと公聴会を開くべきだ! 何よりも「今だけ金だけ自分だけ」の勝手な決定で 「これ以上、海を汚すな!」
9/30(水)東海村JCO臨界事故から、21年
事故の教訓を生かせない政府に抗議を!
放射線被ばく事故の原点から、考えよう!
臨界事故に怒る、臨界事故を忘れない
東海第二原発の20年運転延長反対、再稼働を阻止しよう!
日 時:9月30日(水)午前10時から11時
場 所:経産省別館前(飯野ビル側:経産省前テントの反対側)
内 容:経過説明、抗議アピール
もくとう(事故発生時10:35より)
よびかけ・連絡先:たんぽぽ舎
献花-追悼の花を用意します。(実費200円の負担をお願いします)
※喪章等をお持ちください。
「新型コロナウイルス」対策を致します。
・マスク、フェイスシールドなどを着用して下さい。
・現場に手指消毒用ボトルを用意します。
・「密集」しないように参加者同士の間隔を空けて抗議します。
・参加される方は、ご自宅で検温の上、ご参加ください。
・体調に不安のある方は、無理をせず参加をお控え下さい。
【JKS47 9月祈祷会】
日時:2020年9月30日(水)
会場:経産省前反原発テントひろば
進行:13:30 喫茶店集合(事前会議)
※エクセルシオール・カフェ虎ノ門店「喫煙ルーム」
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13086537/dtlmap/
14:30 会場集合、準備
15:00 芸能の時間
15:30 月例祈祷会
16:30 終了、懇親会
有馬さんと末井さんが仕事で欠席となります。
芸能の時間ですが、上杉さんが有馬さんの曲をアレンジして唄うとのことです。
またカラオケ音源を用意しますので、三上さんには「アカシアの雨のやむとき」を再度お願いします。
三田さん、「花」の歌詞を用意します。大久保さん、また「時は行く行く」をお願いします。
福島さんは何を唄いますか? 野中さん、伴奏と歌を宜しくお願いいたします。
また黒薔薇さんの尺八が聴けるかわかりませんが、飛び入り大歓迎です。
では、天気は晴れですから皆さま宜しくお願いいたします!
合掌 JKS47事務局 澁澤
10月2日(金)経産省前抗議集会(毎週金曜日)
時間:17時~18時 経産省前テントひろば
原発いらない福島カレンダー2021年版
1部1000円+送料(10部以上は一部800円、送料無料)
090-9424―7478(黒田) 070-5559-2512(青山)
脱原発川柳 乱鬼龍
9月26日
- 伝承館なにを伝承するという
- 語れない批判できない伝承館
- 伝承館また民衆をだます気か
- 福島を見捨てコロナでまた見捨て
- 福島のこの十年のこの悲惨
- 冬迫る福島の声聞こえるか
- 原発であきれコロナでまたあきれ
- 放射能コロナ文明問い続け
- 福島を見捨て困民なお見捨て
- 十年目フレコンパック何思う
- 百年の計千年の計福島よ
- 十年目テントゆるがずたじろがず
- 十年目テントの意志はなお続く
- 権力の牙城テント旗キラリ