経産省前テントひろば1807日後
今日は大きなイベントがあった 9月22日(日)
この日は私たちにとっての大きなイベントが重なりました。
一つはイットク・フェス、国会を取り囲んで11個ものステージを作り、様々なジャンルの音楽で物申す集まりでした。テントからも椅子やパラソルを貸し出し、F原さんは大型テレビを、日曜グループからはタープ(屋根だけテント)を貸しました。それからたんぽぽ舎の30周年記念行事。これに行った人もテント内に多かったはずです。
そういうわけでやや人出が少なかったか日曜座り込み、しかしイットク・フェスの出番が終了してコンビニに向かって歩いている人をゲット、一緒におしゃべりしました。この日のスター(?) はしばらくぶりに登場の、我が日曜の「顔役」K村さん。深々と椅子に寄りかかり、いろいろある若者たちをしっかりお説教していました。大人しくお説教されている若者たちの姿もある意味、日曜名物?
もう一人の「顔役」F原さんはゴミ拾い手伝わせながら若者にお説教。これもまた味のあるおじさんっぷりです。(はしゆき)
小泉進次郎の発言にあきれている人多し 9月25日(水)
今日はいい天気。暑い。風が強くて、途中でバナー1枚をはずす。勝爺が来てくれた。Oさんも元気に当番。小泉進次郎の調子いい発言にあきれていた。テレビでさえ指摘していたけれど、無内容な言葉をいったり、何を言っていいのかわからないらしく、押し黙っていて、笑ってごまかしていた。
蚊がいてIさんもTも刺される。保っちゃんは今日は遅番。パンを持ってきてくれる。今日来た人たちで分ける。Nさんはいつものように自分のケイタイマイクで演説。9.19東電刑事裁判の批判もする。今日は厚労省前で、「9.25緊急アクション『ゲノム編集食品はいらない!』ヒューマンチェーン」が「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」の主催で行われ、それに参加した人がテントひろばに寄ってくれた。
また、千葉から来られたYさんは、テントニュースを撒いてくれた。とる人は少ないが全ての通行人がとらないわけではないので、ニューは撒いた方がいいと思った。経産省にバスで来た人たちがいて、こちらを物珍しそうに見ていた。アジア系の人に思えたので、「原発反対」「NO NUKES」と叫んだらわかってくれたようだった。
あと、今日は月の最後の水曜日で、原発反対の裏門行動(正門・本館に対して裏門・分館があり、分館の方に原子力行政にかかわるセクションがある)が行われる日で消費者連盟の富山さんが少し早いのでと言って、座り込みに参加してくださった。冨山さんもレジェンド斎藤さんと同じくらいのお歳なので90歳を越える。お元気でいつもいろいろの行動に参加しておられる。すごい。
暗くなってきたので5時30分で座り込みを終えた。(T・I)
消費税値上げ日近づく、何でこんなに複雑なの 9月26日(木)
家を出た時は日差しが強かったが、経産省前に着いたら曇りで少し涼しかった。パラソルはやめて椅子を並べ幟とバナーを取り付けてメンバー4人で座り込む。
座り込みながら『NONUKE SVOIS』(雑誌)の原発事故によって自殺に追い込まれた三人の「心象風景」を読んで原発事故のもたらした悲劇を改めて思う。
原発は本当に必要だったのか?これからも必要なのか?関係者は良く考えて欲しいと思う。勿論私たちは必要ないと思っているのだけれど…
そして会話はもうじき始まる消費税増税のこと。ポイント還元だの軽減税率だのよく判らないことばかり。生協で買う食品は8%? 外食についてはテレビでもやっているけれど・・・何でこうすべてを複雑にしてしまうのだろう。もっと単純に出来ないのかなあ!(I・K)
JKS(日本祈祷団)が原子力むらを糺す 9月27日(金)
だいぶ過ごしやすくなった。この陽気がしばらく続くとよいのだが。経産省前まで来て荷物を降ろし幟旗やバナーや椅子、テーブルを準備し座り込む今日はイロハネットの4人の女性と目黒の自転車の君と私の6人でスタート。すぐにYさんが加わり7人で座り込み開始。
若い警察官がやってきて、今日は何時まで座っているのか尋ねてきた。Yさんが、交代しながら6時までですよと答える。(本当は峠の茶屋が閉まるのが9時ぐらいだからもっと遅いのだが…)聞いたことを一生懸命に記録に取っていた。ついでに所属を聞いたら、第7機動隊とのことだった。
暫くしてから、女性がやって来た。デモ情報を頼りにやって来たそうだ。なんでも長野県からやってきたそうで反原発運動だけではなく沖縄や南西諸島に展開する自衛隊に対する反基地闘争など様々な運動にもかかわっているそうだ。暫く一緒に座り込んでもらった。
2時をまわってからJKSのメンバーがやってくる。今日は月1回の日本祈祷団四十七士(JKS)による月例祈祷会だ。三時ちょうどに開始する。黒い装束を身にまとい太鼓と打ち鳴らし経産省をはじめ政財界の愚かさを正していくという、テントひろばを支援してくれる友好団体であり、そして、大口のカンパをしてくれる団体である。最後にテントを代表して三上さんが挨拶をする。朝鮮半島の歴史に向き合い,現代の慰安婦問題や徴用問題工に真摯に向き合わねばならない,と訴える。 (S・S)
腐った関電原子力マネー、汚れた水は東電2Fに 9月27日(金)
昼に新橋駅に出て駅前AP新橋ビルに入り、12時半からエネ庁「第14回多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」を傍聴。会場には多数のテレビカメラと記者が会議席と傍聴席との間に入り、委員の顔が見えない。2時間半の会議では、タンクを増設するにはイチエフの敷地が2022年夏に一杯になると東電が説明。2F(東電福島第二原発)に持っていけばいいのではないか? 予測報道に反して、委員からの異論も多く、小委員会は何も結論を出さなかった。
遅れて経産省前に着き文科省の朝鮮学校差別の抗議に少しだけ参加した後、経産省抗議行動を開始。関電会長らが3億円も高浜兆元助役から受け取っていた報道を伝えた、どちらが金を受け取ったのかを間違えないように注意して。腐った原子力マネーがまたまた明らかになった。
前々日の武藤類子さんのお話の報告を受けて「福島原発刑事訴訟支援団」からの署名に協力、さらに前述のトリチウム汚染水対策の小委員会報告。
終了後、沢山の方々に手伝ってもらって椅子や横断幕を整理。事務所への搬入はS・Sさん他がしてくれた。感謝!
私は、第4金曜日ゆえ首相官邸「裏」に回って、「安倍はやめろ」「菅もやめろ」「麻生もやめろ」「萩生田もやめろ」と叫んだ。長野からの女性も大声で「安倍政治を許さない」「消費税を上げるな」を訴え、鬱憤を晴らして帰った。(K.M)
関西電力、原発利権ってやつか 9月28日(土)
今日は曇りで涼しいと思いきや青空と陽ざし。それは夏の残り火のような熱さだった。すでに蝉の声は聞こえなかった。夕方近くにはやっと涼しくなったが蚊が出てきた。
〇関西電力
高浜町の元助役から1億8千万円改め3億2千万円。それってキックバックというやつかな。こういうのをWin-Winというのだろう。ちなみに安倍の場合はLose- Win、もしくはbowwow(わんわん)だろう。
(O・O)
脱原発青空テント川柳句会が開催 9月29日(日)
選者は乱鬼龍氏、席題は「金(カネ)」「道」13時開始で15時25分投句締切、15時40分より入選者の発表、披講となりました。
秋らしく屋外に居るのが嬉しくなるような良いお天気で、爽やかな秋風も吹いていました。
今回の参加者は9名、選者より入選句が読み上げられ、入選者へお茶や果物やクリアファイル、雑誌などの景品が手渡されました。
入選句は以下の通りです。(S.E.)
「金(カネ)」 特選 ・亡霊になっても悪貨身にまとい - 草地
秀句 ・問題の原発不正帳簿外 - 原子力ガリレオ
・東電は金をおしんで事故おこし - 乾草
・原発は汚れた水金垂れ流し - 水蓮仏
・絞るだけ絞り切ろうと棄民国 - 芒野
・受信料ダシにN国丸もうけ - 無位史膳
「道」 特選 ・戦争の放棄変えさせ民放棄 - 芒野
秀句 ・夜も日も平和憲法道遠し - 落葉
・禅の道経産省前座り込み - 原子力ガリレオ
・極道が原発カジノ生きる道 - 水蓮仏
・人の道外れた人の国づくり - 草地
・安全の責任問わぬ法の道 - 無位史膳
次回の脱原発青空テント川柳句会は2019年10月13日(日)13時より開催いたします。皆さま是非ご参加ください。
::::::
原子力ロビーによる放射線被曝の押付けを拒否しよう! その22
福島の小児甲状腺がん多発を否定し、県民健康調査結果を歪曲する復興庁担当
~「放射線のホント」・「放射線副読本」による「放射線リスク隠し」を許すな!~
2019年09月30日 木村雅英
去る8月29日に「地球救出アクション97」ほかが参議院議員会館に復興庁を呼んで、「放射線副読本」撤回を求める署名を提出するとともに、事前質問に対する回答を求めた。その折に復興庁担当からとんでもない回答が出た。
A 福島で小児甲状腺がんは(全国と比べて)多発していない
B 県民健康調査で小児甲状腺がんは放射能による影響でないと確認した
これはどちらも全くの出鱈目であり大嘘だ。
Aは日本中で誰だって知っている間違いだ。既に小児甲状腺がんが270例以上であることが判明しており、全国の小児甲状腺がんの発生は百万人に1~3人(国立がん研究センターによれば)だ。明らかに福島県(人口約185万)で小児甲状腺がんが多発している。すぐに私が間違いを指摘したら、復興庁職員は黙ってしまった。
復興庁の担当が間違った「放射線のホント」や間違った「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」を読んで、この様な嘘を述べていることが恐ろしい。
Bは、本シリーズの前回「その21 ICRPがドラフト文書を公開、いよいよ福島の被曝影響隠しの総仕上げか~牧野淳一郎さんが指摘する県民健康調査と東大・福島県立医大とICRPの大問題~」で書いたとおり、原子力ロビーたちの目論む嘘だ。
多くの「国民」が騙されそうだが、県民健康調査が放射線による影響が有意な差が出ないように統計をとっただけで、放射能の影響でないと証明された訳では全くなく、結論は今後の調査待ちだ。
一方で、ICRPの勧告ドラフト文にも、小児甲状腺がんの原因が放射線の影響ではなさそうだとの間違った記述が挿入されており、ICRPパブコメで多くの人が指摘している(10月25日締切、意見を公表中:http://www.icrp.org/consultation.asp?id=D57C344D-A250-49AE-957A-AA7EFB6BA164)。更に他の方もぜひ意見を出してもらいたい。
この復興庁との交渉で、文科省「放射線副読本」に復興予算が使われていることも確認された。
それにしても、安倍政権の復興庁も文科省も他の省庁も、とんでもない真実隠しをし、それを国の内外に発信している。「放射線のホント」も「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」も「放射線副読本」も「放射線リスクに関する基礎的情報」(10省庁)も、安倍政権による「放射線リスク隠し」である。
しっかり監視し、厳しく糾弾しなければならない。
福島原発刑事訴訟支援団からの願いです。
9月19日、東京地裁は東電元経営陣に無罪判決を下しました。 結論も内容も、酷い判決です。 福島原発刑事訴訟支援団では、検察官役の指定弁護士の皆さんに、控訴のお願いをする緊急署名をはじめました。 ▼【緊急署名】東電刑事裁判元経営陣「無罪」判決に控訴してください! http://chng.it/7gHfXnFkK7 控訴期間は2週間です。 短期間のため、ネット署名のみでお許し下さい。 SNSでの拡散、MLへの転送、各自最大限の波状アクションをお願いします。
2019年9月19日、東京地方裁判所は、東京電力の元経営陣3名の福島原発事故における業務上過失致死傷の罪について「被告人らは、いずれも無罪とする」という判決を下しました。 この判決は、原発が過酷事故を起こさないための徹底的な安全確保は必要ないという、国の原子力政策と電力会社に忖度した誤ったメッセージであり、司法の堕落であるばかりか、次の過酷事故を招きかねない危険な判断です。 2016年2月29日の強制起訴から、検察官役として指定された5人の弁護士のみなさまは、この重大事故の責任を問うために大変なご苦労をされてきたということを、公判の傍聴を通じて感じており、心から感謝しております。裁判所が配布した判決要旨を読むにつけ、裁判所がこの原発事故の被害のあり方、被告人らの行いに対し、正当な評価をしたとは到底思えません。 私たちは、この判決では到底納得できず、あきらめることはできません。 どうか、指定弁護士のみなさまに、控訴をして頂いて、引き続き裁判を担当して頂きたくお願い申し上げます。 多大な仕事量とそのお働きに見合わない報酬しか、国からは支払われないと聞き及んでいるところを心苦しくはありますが、正当公平な裁判で未曾有の被害を引き起こした者たちの責任がきちんと問われるよう、再び検察官席にお立ち頂けますようお願い申し上げます。 福島原発刑事訴訟支援団 https://shien-dan.org/
10月2日(水)とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働阻止
東京原電本店前行動 17時~17時45分 銀座線末広駅4番出口4分
10月2日(水)第73回東電本店合同抗議
東電本店前抗議行動 18時30分~19時30分 三田線内幸町駅下車
10月3日(木)は「アベ政治を許さない」を一斉に掲げる日
国会正門前 13時~
10月6日(金) 経産省前抗議行動 17時~18時
検定前抗議行動 18時30分