私が、フーンさんのインタヴューを聞いて改めて認識せざるを得なかった事があります。それは辛い認識でしたが、国にとっては、国民を守ることよりも東電を守ることの方が大事なのだということです。国が東電に支払うであろう67億ユーロは、税金から出てくるものですから、究極は国民が払っているということになります。国民が被災国民に賠償金を払う!そして東電は名目上は、自分たちが払っているように装うとしているのです。こんなことが許されてよいのでしょうか?
ですから、私は勇気強く立ち上がった福島の女性たちに心からエールを送りたい気持ちです。この女性の静かで力強い運動は 、測り知れない力と可能性を持っていると思います。
もうご存知かもしれませんが、下のリンクは「原発いらない福島の女たちー経産省交渉(10月27日)」というビデオです。私は、終に立ち上がられた、素晴らしい福島の女性たちの姿に心を打たれました。