第5回 座・高円寺ドキュメンタリー映画祭
コンペティション部門大賞受賞作品
・・・・夏の終わりに 戦争について 考えませんか・・・・
◆上映情報◆
日 時 9月6日(土)14時半~
会 場 東京・桜美林大学四谷キャンパス地下ホール
(JR・地下鉄「四ツ谷」駅 徒歩3分)
http://www.obirin.ac.jp/access/yotsuya/
資料代 500円
主 催 『祖父の日記帳と私のビデオノート』上映実行委員会
問い合わせ rawa-jp@hotmail.co.jp(rawaと連帯する会)
◆作品情報◆
監督 久保田桂子
制作 2013年・40分
作品解説 百姓だった祖父が話すことはいつも決まっていた。
天気と畑仕事のこと、そして戦時中にいた中国やシベリアのこと。
2000年、私は家から離れた大学で映像を学び始め、祖父に会うのは
年に数回になった。
私は祖父が戦争に行った年齢と同じ20代になり、当時祖父がどんな
思いで生きていたのかに興味を持つようになった。何より、感情的な
話をしない祖父は、私にとって家族の中で最も謎めいた人であった。
2004年から私は帰省する度にビデオカメラで祖父を撮影し、祖父は
農作業の合間に当時のいろいろな話をしてくれた。しかしその話は
断片的で、依然として私は祖父との心の距離を縮められないのを感じ
ていた。
2010年に祖父は認知症により以前のように会話を交わすことが出来
なくなり、その2年後に祖父は亡くなった。私は祖父の写真や
日記、そして自分の撮った映像の断片を用いて私の知る祖父の姿を
形作りたいと思った。
◆久保田監督は、2013年、「RAWAと連帯する会」のメンバーと共に
アフガニスタンとパキスタンを訪問しました。真摯にカメラを構える
姿を見ていた私たちは、久保田さんが翌年2月の大雪の直後、以前
から編集・制作していた本作品で、「座・高円寺ドキュメンタリー
映画祭 コンペティション部門」で大賞を受賞したと聞き、心から
喜びました。今回の上映会では、アフガニスタンとパキスタンで撮影
した映像作品の予告もご紹介します。
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清 水 竹 人
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