ナタリア・トレド、メキシコ文化省副長官講演

詩人で文化活動家であったマカリオ・マトゥスが亡くなって10年たった。彼の周りに集まっていた青年たちは『マカリオ・マトゥス文化センター』をトラテロルコ広場の脇に作り、10年間の活動を経てさらに継続している。その青年たちのリーダー格の一人ナタリア・トレドNatalia Toledoは現在のメキシコ連邦政府の文化省副長官《文化の多様性担当》として、メキシコ全体のインディヘナ文化の都市文化との平衡化を目指している。ほぼ、9年ぶりにメキシコ国立自治大学での講演をする。前回同様http://zapotecosdelmundo.ning.com/events/homenaje-al-poeta-zapoteco、Noe Yamahataがコメンテーターをつとめ、今回は座談形式で『インディヘナ社会とメキシコ』というテーマでフチタン市の発展、ベロニカ・ベンホルトの『サブシステンス論』、インディヘナの都市生活論などを展開する。背景には現政権のテワンテペック地峡開発計画があるが、これには直接触れないことになっている。開催地はメキシコ国立自治大学アカトラン校、FES Acatlan UNAM、Auditorio de Posgrado, メキシコ市から北方のナウカルパン地域にある。開催日時は来る9月11日夕方5時からである。