平和のための情報を発信するシンクタンクを目指すNPOピースデポ(事務局・横浜市)は今年度も「脱軍縮・平和基礎講座を開く。テーマは「戦争をとめる、戦争をしない」だが、講座開講にあたってピースデポは次のような一文を発表している。
「3年目に突入したロシア・ウクライナ戦争はいまだに停戦の見通しが立っていません。また、2023年10月のハマスの奇襲攻撃に端を発したイスラエルのガザ攻撃による犠牲者は3万人を超えました(2024年3月1日現在)。一方で東アジアに目を転じると、朝鮮半島や台湾海峡をめぐって日米韓と中ロ朝がそれぞれ軍事力強化を続けています。こした中、私たちの喫緊の課題は『戦争をとめる、戦争をしない』ことでしょう。4年目となる基礎講座は、こうした問題意識から戦争と平和をめぐる問題をみなさんとともに学び、考えていきたいと思います」
◆講座の期間:5月25日(土)~12月21日(土)
◆回数: 8回(各月1回、原則として第4土曜日の午後)
◆形式:オンライン(Z00m配信) 。対面併用の場合は別途連絡する
◆資料代:全8回4000円、1回1000円、学生・大学院生無料
◆問い合わせ先:watanabeyosuke@peacedepot.org
電話:045-633-1796(担当:渡辺)
◆現在決まっている講座のテーマと講師
∇5/25(土) 安全保障を根源的にとらえ直す(君島東彦・立命館大学教授)
∇6/29(土) 戦争準備を進める日本(青井未帆・学習院大学教授)
∇7/27(土) 対話を試みる被爆者たちの訪米ツアー(山口雪乃・国際基督教大学教養学部
2年生)
∇10/26(土) 台湾有事と在日米軍(川奈晋史・東京工業大学教授)
∇11/24(日) ウクライナ、まず停戦を!(羽場久美子・青山学院大学名誉教授)
∇12/21(土) 実体化する日米間韓安保協力体制(石坂浩一・立教大学兼任講師)