アメリカの奴隷制に支えられた純粋資本主義、笑わせるな!には、共感しました。つねづね、プロイセンの「再販農奴制」が18世紀の西ヨーロッパのイギリス中心の商業社会を支えてきたので。問題は資本の本源的蓄積を労働力の商品化に還元する宇野・小幡の限界です。つまり純粋資本主義の成立根拠は、労働力商品化ではないです。文字どおり、資本の蓄積にあり、意味するところは、国際競争力に耐えぬく、それ相当の労働生産力を提供しうる固定資本の形成にあるのです。この固定資本の提供に困難が伴うその程度に応じて、労働階級にさまざまな実質剰余労働を搾取する機構が成立するのです。それでも純粋化は進むので、問題は純粋資本主義の想定ではなく、その内容の問題になるのです。ひとこと。
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